
地域資源の持続可能な栽培に取り組む“山ぶどう栽培サポーター”募集!
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/11/29「興味ある」が押されました!
2024/11/09岩手県の山あいにある葛巻町は、持続可能な山村のモデルとなる地域づくりを進めています。「食料」「環境」「エネルギー」など地球規模の課題に正面から向き合い、大きく貢献できる地域となることで、町の未来を担う子どもたちが「夢」と「誇り」を持ち、「住み続けたい」と思える地域を後世につないでいくことを目指しています。 そんな葛巻町に自生する日本の在来種である「山ぶどう」は、冷涼な東北北部の気候に適した地域資源です。山ぶどう生産や山ぶどうのファンづくりを通じて、持続可能な地域づくりの担い手として葛巻の自然の中で“山ぶどう栽培サポーター”として活動してみませんか? ワインの原料として山ぶどうを必要とする地元企業の連携のもと、地域おこし協力隊任期後もスムーズな就農が可能です。
冷涼な気候で育つ山ぶどう その担い手として現場を知り、ファンを増やす
日本在来種で葛巻の山々に自生する山ぶどう。 その主要な産地は北東北で、生産量の7割を占めています。 町の第三セクターの岩手くずまきワインは、天然資源の有効活用を掲げて、冷涼な気候に適した山ぶどうの栽培に取り組み、ワインやジュース、ジャムといった製品を製造しています。 製品の評価が高まり、年々出荷量が増える一方で、地球温暖化の影響や生産者の高齢化によって山ぶどうの生産量が不足していることから、効率的で安定した栽培技術の確立や現在の葛巻の気候に適した新品種の開発といった課題も浮かび上がってきました。 豊かな自然環境の中に身を置きながら、気候変動という課題と向き合う取り組み、その活動を発信することで葛巻や山ぶどうのファンを増やすーー。生産者としての技術を磨きながら、これまで培ってきた経験を活かすことのできる活動です。 地域おこし協力隊として、さまざまな研修や地域行事に参加する機会も用意されているので、地方移住に不安のある方でもスムーズに協力隊活動や地域コミュニティになじむことができます。


募集概要
◆業務の概要 1年を通じて圃場での山ぶどうの栽培や管理を担いながら、山ぶどうについての理解を深めましょう。 安定的な収穫量の確保に適した品種の検討、葛巻の気候にあった栽培技術の確立、担い手確保など、持続可能な山ぶどうの生産体制づくりに取り組みます。 また、それらの取り組みをSNSなどで発信し、葛巻での取り組みに共感してくれる山ぶどうファンを増やすことも重要です。 着任時には栽培知識がなくても心配ありません。作業に携わるための研修を通じて、より良い原料の育成方法を学びながら、製品造りについての知識を深めていきます。
◆活動内容 ・山ぶどう生産者として必要なノウハウを取得するための活動 ・山ぶどうの生産に関わる活動 ・山ぶどうを安定的に生産していくための活動(品種や栽培技術に関する検討) ・山ぶどう生産を持続可能な産業としてつなげていくための活動(PRやイベント参加・企画など) ・SNS、「くずまきライフビジョン」、メーリングリスト等を活用した情報発信 ・山ぶどうや葛巻ワインのファンを増やすための活動
*山ぶどう生産者としての作業例* 《春》剪定枝の処分、苗木生産、整枝、芽かき、巻きひげ切り、新梢枝の誘引、防除、降霜対策、草刈り 《夏》摘芯、防除、草刈り 《秋》防除、収穫、草刈り、製造仕込み 《冬》剪定


働き方や待遇、任期終了に向けた支援について
◆募集人数 葛巻町地域おこし協力隊/山ぶどう栽培サポーター 1名
◆募集対象者 (1)令和6年4月1日現在、20歳以上、45歳未満の方 (2)現在三大都市圏又は地方都市等に居住し、着任後に住民票を葛巻町に異動し、着任できる方等 ※募集対象者については、募集要項をご確認ください。 募集要項 https://www.town.kuzumaki.lg.jp/docs/2018072000017/
◆主な活動場所 いわて葛巻ワイン、町内圃場
◆任用形態・活動期間 (1)町と協力隊員との間に雇用関係はありません。町と業務委託契約を締結し、契約に基づいて業務を実施。 (2)業務の委託期間(協力隊任期)は着任から最大3年間です。
◆活動時間 (1)1日6時間、週5日、週30時間を原則とする。 (2)勤務は午前8時~午後10時の間のうち6時間を原則とする。 ※業務の内容によっては、土日・祝日対応があります。
◆休日・休暇 (1)週休2日 (2)業務委託のため、有給休暇、病気休暇その他の休暇制度はありません。
◆委託料の額 月額220,000円 上記の他、活動に係る経費(※)は別途支給します。 ※活動に必要な消耗品、燃料費、出張旅費、事務用品、研修参加費などの経費については、隊員と協議の上、予算の範囲内 で町が負担。
◆待遇・福利厚生 (1)保険等 町とは雇用関係はありません。 町国民健康保険、国民年金にご自身で加入手続きをし、保険料を負担する必要があります。 (2)住居 活動期間中の住居は、町が所有する住宅のほか、民間賃貸住宅等を町が紹介することも可能です。(家賃は自己負担、助 成あり) 町で整備している若者定住支援住宅は、築年数が浅いオール電化の住宅で、家賃は月額最大3万円(年齢等の要件によ り減額もあり)です。 どのエリアの住宅でも町中心部まで車で15分程度です。 ※空き状況によっては民間の賃貸住宅を紹介します (3)研修 県内外で行われる協力隊員向けの研修会や、セミナーに参加することができます。 (4)その他 引越しに必要な経費については各自の負担となります。 45歳未満の方で、定住の意志がある方は、「定住奨励金」を申請することができます。(移住後6か月経過後)
◆副業 協力隊員としての活動に影響がないことを前提として、副業に制限はありません。 既に個人で事業を行っている方、サイドビジネスを検討している方も応募することが可能です。
◆その他の地域活動 隊員は、地域活性化に資する人材として、次に掲げる地域活動等へ、可能な範囲で積極的に関わるものとします。 (1)ブログやX、Facebook、instagramなどによる地域活動の情報発信 (2)自治会活動その他コミュニティ活動への参加 (3)その他、地域活性化のために必要な活動
詳しくは、葛巻町役場のホームページに掲載されている募集要項をご覧ください。 https://www.town.kuzumaki.lg.jp/docs/2018072000017/


募集要項
2024/10/01 〜
19時~
無料
オンライン開催(お申込みの方にZoomミーティングURLをご案内します)
・定員:15名 ・スケジュール: 18:45 受付開始 19:00 はじめに、地域おこし協力隊制度の説明など 19:13 担当者による募集概要や業務内容の説明 19:36 ゲスト地域おこし協力隊とのトークセッション ※質疑応答を含む 19:55 アンケートのお願い、終わりに 20:00 個別相談会(希望者のみ)
参加申込はこちらのリンク先からお願いします。 https://forms.gle/Ndrs6gX9RGdD2Nmf8 ※参加申込の際は、ぜひ「興味ある」または「応募する」ボタンを押して下さい。
葛巻町いらっしゃい葛巻推進課
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

葛巻町
人口 0.49万人

葛巻町地域おこし協力隊募集支援事務局が紹介する葛巻町ってこんなところ!
葛巻町は岩手県北部に位置し、北欧を思わせる高原の風景が広がる「北緯40度 ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」です。 乳牛の頭数、牛乳生産量は東北一! 酪農が基幹産業となっているほか、特産の山ぶどうを活用したワインやジュースの生産もさかんで、その品質は高い評価を受けています。 また、地域資源を活用したエネルギー自給に取り組み、風力発電、太陽光発電、バイオガス発電などのクリーンエネルギーをいち早く導入してきました。 自然を守り、自然を生かす、「自然との共生」を目指したまちづくりを進めています。 また、町の人口は、令和6年4月1日現在で5,356人。ほかの中山間地域と同様に人口減少が課題ですが、町では医療・教育・福祉などの充実を図り、山村のモデルとなるまちづくりに挑戦を続けています。
このプロジェクトの作成者
岩手県内で地域おこし協力隊や復興支援員として活動していた6名のメンバーによって設立した組織です。私たちは「いわての協力隊が活動しやすい環境を作り、それぞれの隊員が幸せに生きる道を見つける」をビジョンに掲げ活動しております。主な業務は岩手県内の地域おこし協力隊同士のつながりの創出や活動支援、相談できる場づくり、市町村への支援などです。