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- 食で町の魅力を発信 小さくはじめる特産品プロデューサー
越知町の食材を活かして特産品開発に取り組む地域おこし協力隊を募集します。
みなさん「特産品開発」と聞くと、どんなイメージをお持ちになりますか?
大きな売上や多くのメディアでの反響といったイメージをお持ちになる方も多いのではないでしょうか。
越知町が求めている特産品開発とは、小さく始めて改善を繰り返し、地域内外のファンを広げながら特産品として成長させていく取り組みです。
越知町は人口4900人ほどの小さな町です。協力隊の活動期間である最長3年間のなかで、急激に大きな変化を生み出そうとすると、限られた食材や設備では持続可能な商品づくりに無理が生じると考えます。
売上も反響も大事ですが、四季折々の地域の食材を把握し、作り手の想いに耳を傾けながら、越知町だからこそできる特産品開発があると考えています。私たちと一緒に、特産品を通じたまちの魅力発信に取り組んでいきましょう。
観光には欠かせない「食」の要素
清流仁淀川をはじめとした魅力的な自然環境を活かし、近年は「アウトドアな町にするぜよ!」宣言を行い、スノーピーク運営のキャンプ場整備をはじめ、滞在型観光を促す取り組みを進めています。
そのような取り組みを更に加速させるには「食」の要素が不可欠です。
旅行をすると、ついついその土地の食材を使った料理やお土産を買いたくなりませんか?
このミッションを通じ、地域食材を活かした「美味しいもの」や「お土産品」を増やすことができれば、越知町に来る方々の満足度が更に高まると考えています。
では、越知町にはどんな食材があるのでしょう。
決して収量は多くありませんが、四季折々の新鮮な野菜や山菜、文旦や小夏といった果物、清流仁淀川で育った鮎などがあります。
また、全国第2位の生産量を誇る山椒は、柑橘系の香りと舌に残るピリっとしたしびれが特長で、実だけではなく葉も花も食べられる食材です。
加えて、現在は一部の農家でしか作られていない「大平カブ」という伝統野菜は、あざやかな紫色で、甘みが強く感じられるのが特長的です。
協力隊着任後は、“食材ハンター”と周囲から呼ばれるほど、四季折々の食材を知ってもらうための活動を行っていただきたいと考えています。
3年間の取り組む内容やレベル感は、着任される方の考える目標や経験/スキル、開発する商品によって変わってきますが、私たちがイメージする3年間の動きをざっくりと整理しました。着任後は、あなたの想いを組み込みながら、一緒に活動計画を立てていきましょう!
左上から時計回りに、山椒、大平カブ、小夏、茶畑、鮎
着任後、一緒に計画づくりを進めましょう。
任期終了後を見据えた取り組みを支援します
特産品開発の手法としては、以下の2点を想定しています。
ひとつは、自分自身の手で商品を開発する取り組み。市場ニーズを踏まえた商品企画を立案し、地域素材の探索、仕入~製造、販売までを自らが行う活動です。
もうひとつは、町内外の加工会社と連携した商品開発。商品企画に基づき、最適な技術や設備を保有する加工会社に製造を委託する活動です。
協力隊の任期終了後には、活動期間に開発した商品を用い、食に関連した事業を展開していただきたいと考えています。
とは言っても、初めての土地で、初めての仕事となると、やはり不安はつきものです。そして、任期終了後に起業を考えている方にとっては、尚更不安があるのではないでしょうか。
越知町では、そのような不安を少しでも払拭するため、いくつかのサポートを準備しています。このミッションでの経験を通じ、応募者の方が目指す目標の後押しになればと考えています。
\ サポート① / 食に関する専門知識習得と人脈づくり
高知県の産学官が連携して食品に関する専門教育プログラムを実施する、土佐フードビジネスクリエイター(土佐FBC)の受講ができます。食品学からマーケティングまで、食品ビジネスを効果的に行う上で必要となる基礎知識・技術力を学べるほか、卒業生を含めて県内で食に関わる方々との人脈形成が可能です。
土佐フードビジネスクリエイター https://tosa-fbc.jp/learning-program/
\ サポート② / 協力隊活動や起業に向けた伴走支援
越知町協力隊OBでもあり、高知県内の協力隊を支援するネットワーク組織「とさのね」のサポートリーダーを務める廣瀬さんが、メンターとして定期的に面談などを行います。協力隊の想いに耳を傾けながら、商品企画をはじめとした計画づくりのサポートや、起業に向けたアドバイスを行います。
高知県地域おこし協力隊ネットワーク とさのね https://tosanone.com/
\ サポート③ / チャレンジショップ
町内には、加工設備を備えたチャレンジショップがあります(利用は最大1年間)。公募制のため、チャレンジショップの利用が約束できる訳ではありませんが、初期の設備投資を抑えながら、事業活動の検証や新規顧客の獲得につなげることができます。
地域おこし協力隊としての3年間は、応募者が任期後に目指す「やってみたい」という目標に向けた準備期間です。
\ 担当職員からひとこと /
企画課所属の西川です。私は生まれも育ちも越知町で、子どもの頃から町内で働くことが夢でした。みんなが家族のように接してくれる越知町のことが大好きで、町の振興に携わりたいと思い、越知町の職員となりました。
職員としての経験はまだまだ少ないですが、協力隊の方々とのコミュニケーションを大事にしながら、みなさんが何を想い、どんなことをしているかを理解するよう心掛けています。
着任後は、地域の方々と関わりながら、その人なりに見つけた町の魅力を発信していただきたいと思います。
越知町のシンボル横倉山をバックに (左)担当職員の西川 (右)メンターの廣瀬さん
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\高知県越知町企画課が紹介する越知町ってこんなところ!/
高知県の中西部に位置する越知町は、高知市内から車で1時間程度の場所にあります。
仁淀ブルーとして知られる清流日本一の仁淀川が町を流れ、横倉山をはじめとした緑豊かな山々に囲まれた自然豊かな町です。
これまで、越知町で地域おこし協力隊として活動したOB・OGのうち、15名の方が現在も町内で活動をしています(R6年時点)。飲食業や宿泊業、農業、菓子製造業で起業された方や、行政職員となった方など、さまざま先輩がいますので、着任後はきっと相談にも乗ってくれると思います。
主に、越知町地域おこし協力隊の募集に関する情報を提供いたします。
気になったら、まずは電話かメールでご相談いただき、応募していただく前に、面談を実施いたします。(面談は、基本オンラインで行います。)
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