宿毛市の「やさしさ」を感じて移住!北海道の移住担当職員が高知のいちご農家に転身!
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2024/12/18「興味ある」が押されました!
2024/12/17元々、北海道の網走市役所に勤務されていた新井田さん。2020年に高知県宿毛市へ移住し、地域おこし協力隊として活動。現在は「一般社団法人スタートアグリカルチャーすくも」の職員として市内の新規就農者の確保や育成に従事されています。 今回は、そんな新井田さんが宿毛市に移住されたきっかけや地域おこし協力隊任期中のお話をご紹介します!
■プロフィール ・お名前 :新井田 篤志さん ・移住時期:2020年6月 ・出身地 :北海道札幌市
\宿毛市地域おこし協力隊OBの新井田さんにお話を伺いました/
■移住前はどのようなお仕事をされていたのですか? 13年間、北海道網走市役所の職員として勤務していました。はじめは農業関連の部署に配属され、その後さまざまな部署を異動し、最後は移住担当部署に所属していました。そこでは、移住フェアへの出展や、地域おこし協力隊や移住を検討されている方の相談対応などを担当していました。
■そこから移住を考え始めたきっかけは何だったのですか? もともと自然や土いじりが好きだったこともあり、高校卒業後は東京農業大学に進学し、農業経済学を学んでいました。大学のキャンパスが網走市にあったことから、同市の生活が気に入り、新卒で網走市役所に就職することになったわけですが、「いつかは温暖な場所で農業をしたい」という気持ちをずっと抱いていたんです。
■温暖なところもたくさんあるなかで、高知県宿毛市の決めた理由を教えてください! 最終的な決め手は「移住担当職員からの真心こもった直筆の手紙」です。 私自身、網走市役所で移住や地域おこし協力隊を担当していたので、移住先の探し方や移住までのステップなどは理解していました。そのなかで、温暖かつ農業ができる地域を調べていたところ、たまたま農業ミッションの地域おこし協力隊を募集している宿毛市に出会いました。当時、他の地域も検討していたため、いろいろな自治体の移住担当職員とやり取りをしていたのですが、唯一直筆の手紙をくれたのが宿毛市でした。そこには、担当者の熱い思いが綴られていて、同じ移住担当職員を経験している立場で考えたときに、「自分ならここまでのことができただろうか…」と真心こもった対応に心を打たれたのを覚えています。これが、宿毛市へ移住する決め手となりました。当時もらった手紙は、今でも大切に保管しています。
■移住後、地域おこし協力隊としてどのような活動をされていましたか? 2020年6月に宿毛市地域おこし協力隊に着任し、「いちご栽培の勉強」「市の特産品のPR」「農業担い手の確保」の3つのミッションに取り組みました。1年目は、週3日は役場で特産品や農業研修生のPR業務を行い、週2日はハウスでいちご栽培の実地研修を受けていました。1年目からガッツリ農業!という訳ではなく、並行して特産品のPRなどに取り組んでいたため、序盤に宿毛市のことを幅広く知ることができた点が特に良かったですね。PR業務を通して、地域との出会いや関係性が生まれました。 2年目以降は、ハウスでの作業がメインになり、本格的にいちご栽培を学んでいきました。あわせて、新たな品目の産地化に向けて、新規特産柑橘であるフィンガーライムの試験栽培も進めていました。 宿毛市の場合は、周辺にいちご農家さんもいますし、何より農業研修を実施している農業公社の事務長さんが側にいるので、何かあったらすぐに相談できる体制が整っています。 海、山、川といった豊かな自然に囲まれた宿毛市ですが、ここで暮らす人のやさしさがこのまちの一番の魅力だと感じています。皆さん、宿毛市の「やさしさ」を感じに、ぜひ一度お越しください!
\新井田さんの小話/
宿毛市に来るきっかけは市の職員の方からの手紙でした。たったイベントで一回会っただけなのに「来てほしい」という熱意が伝わり、こんなところで仕事がしたいと思いました。その後も、来るまでに何度もメールのやりとりが出来たので、安心して移住が出来ました。宿毛市が特別だとは思いますが、自分自身が市町村職員だったこともあり、ここまでしてもらえるのかという気持ちで胸が熱くなったことを今でも覚えています。
ただ、来てみると南国だからなのか、みんな早口です(笑) 北海道では寒いこともあり、ゆっくり話すのが普通な僕からすると何を言っているか分からず、何度も聞き返していました。幡多弁という方言なのか、会う人は「ざまに」や「ひょっと」などを多用していて面白いです。その他にも「多分」や「一応」などの言葉もよく使うので南国ならではなのかな?と思います。また、語尾に「にゃー」をよく使っているのも特徴ですが、なかなか真似できないのでいつか使ってみたいです。
宿毛市に来てからもたくさんの楽しい思い出があります。 私の趣味は登山と温泉巡りです。高知県宿毛市と愛媛県との県境にある「篠山」近くには、日本一名前の長い小学校があります。ちなみに「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町 篠山小学校」です。篠山にはアケボノツツジがあり、北海道育ちの僕には初めて見た西日本の山でした。景色としても海まで見え感動的なのはもちろん、かつては修験道が鍛錬を積んだ霊峰となっていて、登っていると宿毛に来たと神秘的な気持ちになります。 また、温泉巡りでは、情報サイトに出ている四国の温泉は全て行きました。そのなかでも、露天風呂は「椰子の湯」が一番でした。こんな近場に四国一があるんです!! 他にも、祓川温泉は研修施設から30分の篠山周辺にあり、四国では珍しい硫黄泉(単純硫黄冷鉱泉)でとても良い泉質です。僕の温泉ランキングでは上位に入ります!
\新井田さんの話をもう少し聞きたい!宿毛市の農業や協力隊が気になるという方へ/
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宿毛市
このプロジェクトの地域
宿毛市
人口 1.90万人
宿毛市が紹介する宿毛市ってこんなところ!
宿毛市は、人口約18,000人。 四国の西南地域に位置し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、一年を通じてとても暮らしやすいところです!市の主な産業である農業は、この立地条件や気候を生かして、オクラやブロッコリーなどの露地栽培、土佐文旦や小夏などの特産果樹を展開してきました。 さらに近年は、ミョウガ、イチゴなどの施設園芸等の導入も推進しています。また、森林率84%を誇る市の山林は、銘木と名高い土佐ヒノキの一大産地であり、宿毛湾の沖合に浮かぶ沖の島の周辺には国内有数のダイビングスポットがあります!