オーストラリア&日本人カップル リノベしながら暮らす古民家<先輩移住者にインタビュー⑨>
公開日:2024/12/23 00:22
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2024/12/25「興味ある」が押されました!
2024/12/25海外からの移住者も増えています。古民家をリノベーションしながら暮らすオーストラリア&日本人夫婦のケースは? ご近所とのつきあい方に学ぶものがあります。
☆☆Craig Dunphy(クレイグ ダンフィー)さん 久保田径菜(みちな)さん夫妻☆☆ 2021年に神戸市から長浜市へ移住。クレイグさん(46)はオーストラリア出身、30歳頃に日本企業に就職し、以来日本で生活。径菜さん(41)は大阪府出身。クレイグさんとの結婚は2019年。
20軒以上物件を見学
(クレイグ)長浜で手に入れた住まいは、築60年の古民家。長浜市のなかでも雪が多い地域のため太い柱が使われるなど造りがしっかりしています。この日本の伝統的な建て方と、山々に囲まれた景色や敷地の広さ、隠居があることなどが購入の決め手になりました。
(径菜)大阪で生まれ育ったから田舎暮らしは初めて。若干の不安はありましたね。
(クレイグ)父が日本の自動車メーカー勤務だったこともあって、小学校の頃から日本語や日本の文化に触れ、留学もたびたび経験。免疫系の研究をし、30歳のときメディカルサイエンス(健康維持、病気の予防や治療を扱う科学)の分野で日本企業に勤めることに。以来日本で暮らしています。キャンプやスキー、温泉が好きで、日本各地をたびたび旅行し、滋賀にもよく遊びに来ていたんです。なので移住の候補地の一つとして物件探しをしてきました。物件は20軒以上は見て回りましたね。
(径菜)いちばん心配していたのが、ご近所づきあい。集落への初めての移住者であり、かつ外国人ということもあって。けれどまったくの取り越し苦労でした。みなさんほんとうに親切で、私たちの暮らしを気にかけてくださいます。季節のお野菜のおすそわけもたっぷりで(笑)
生活をオープンに
(クレイグ)この家を購入して2年ほどは、オーストラリアでの仕事があったため長く家を空けてしまっていたのですが、あちらでの仕事を片付けてきたのでこれからは落ち着いて長浜で生活ができます。電気や水回りは専門の業者さんにお願いしましたが、他はすべて夫婦でリノベーションしています。今の仕事は完全リモートなので昼間を大工仕事に当て、仕事は夜にしています。
(径菜)ご近所のみなさんには、私たちの暮らしをオープンにしています。オーストラリアから帰ったらいちばんに挨拶に行くようにしていましたし、家にはどなたが来てくださっても大歓迎です。こちらがまず心を開くことで安心してもらえるのかなと思います。 この周囲には移住者さんも多く、移住者ネットワークみたいなものもあってすっかり仲良くなっています。ご近所さんもみんな誘ってバーベキューパーティーなどを開くこともしばしばです。
(クレイグ)自分たちの住まいの方のリノベが終わったら隠居に着手予定です。ゲストハウスにして、外国人旅行客に利用してもらいたいと考えているんですよ。日本の田舎もとても良いよ!と伝えたいんです。 移住を考える人は、なるべく多くの物件を見て目を養い、家の造りがしっかりしたものをおすすめします。
このプロジェクトの地域
長浜市
人口 11.36万人
いざない湖北 が紹介する長浜市ってこんなところ!
■人の繋がりが強い! 人との交流を大事にしながら生活(仕事・暮らし)したい人にとってはピッタリの地域。移住者を温かく迎え入れる文化もあり、移住後に活躍している先輩方がたくさんいます。
■自然豊か! 琵琶湖や余呉湖、伊吹山など、少し車を走らせたところに広がる豊かな自然。子育てもしやすいエリアです。
このプロジェクトの作成者
びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。 羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。 豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか? 移住だけでなく、リモートワークや起業、副業・兼業と新しい働き方も支援します。