
田舎のごちそう「ふきのとう味噌」— 春を告げる味とまいばら暮らし vol.4
公開日:2025/03/14 00:37
最新情報
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2025/03/31「興味ある」が押されました!
2025/03/22ふきのとうは雪解けとともに芽吹く、春の象徴。 今年初めから何度か積雪のあった米原ですが梅の蕾が膨らみ始めるこの時期に、野菜売り場や畑の隅でふきのとうをチラホラ見かけるようになりました。 独特のほろ苦さが魅力で、天ぷらで食べるのが一般的ですが、滋賀県の北部地域では味噌と練り上げる「ふきのとう味噌」としても親しまれています。 ふきのとう味噌にゆず味噌、サバ味噌、唐辛子味噌など、まいばらは味噌文化も豊かなんですよ😄
私はまいばらに移住して初めてふきのとう味噌を食べたのですが、その味にすっかり虜に! 春が来るたびに「ふきのとう味噌が食べられる!」とワクワクするようになりました。 今回は、以前地域の方に教わったレシピを思い出しながら、自宅で作ってみることにしました。
ふきのとう味噌づくりに挑戦!
材料は、ふきのとう・味噌・砂糖・みりん。 サッと茹でてアク抜きしたふきのとうをすり鉢ですり潰し、味噌・砂糖・みりんと練り上げます。
調理中からふきのとうのほろ苦い香りが漂って、食欲をそそります。 作り方は至ってシンプルですが、アク抜きにかかる時間はなんと2時間! 水にさらしておくだけとはいえ、普段時短レシピに慣れているとびっくりする長さです。 田舎のごちそうは味付けや見た目こそ華やかではないものの、手間と時間がたっぷりかかっているのです。
まいばらの私の自宅近くでは夜に外食できるお店が少なく、移住後は自然と自炊が増えました。街中で気軽に食べていたガツンとした味が恋しくなることもありますが、こういった手間や時間がかかっている中身の詰まった味の方をより好ましく感じるようになりました。とは言っても、車で30分掛けて都会の味を楽しみに行く時もありますけどね。


できた!ふきのとう味噌を味わう
いつもはご飯に乗せますが、今回は味噌焼きおにぎり風にしてみました! 冬に自宅で漬けた大根のお漬物と頂きます。
私の知っているふきのとう味噌の味に仕上がりました。甘辛い味噌にアク抜きをしっかりしたふきのとうのちょうどいい苦味。これはぜひ食べてほしいです!
季節の食材を使った料理を楽しめるのも、まいばら暮らしの醍醐味です。 冬の間米原は冬の間はモノトーンの景色が広がりますが、今蕾が膨らんできている梅が終わったら桜が咲き、桜が散ったら本格的に春到来と言わんばかりに色とりどりの花が道端やご近所さんのお庭で一斉に咲き出します。そして、その頃には伊吹山の頂上の雪もすっかり消えています。 こんなふうに身近な自然から季節を肌で感じられるのが移住して本当に嬉しかったことです。 都会に住んでいた頃は、スーパーの店頭POPの「春野菜フェア」を見て季節を感じるくらいでしたから笑 今、都会に住んでいる人も、意外とそんな感じじゃないでしょうか?
いい季節になってきますので、米原市に季節の移ろいを感じに来てくださいね😄🌸 お問い合わせ頂ければ、移住を考えている方向けにまいばらセミオーダーツアーや田舎のごちそうが販売されている場所もご案内できます!


このプロジェクトの地域

米原市
人口 3.57万人

星子ちゃんが紹介する米原市ってこんなところ!
米原暮らしの楽しみ方は人それぞれ。1時間を近いと感じるか遠いと感じるかによって楽しみ方が変わってきます。 四季折々の何気ない写真を撮るのもよし、仕事終わりにラーメン屋を巡るのもよし、休みの日にケーキ屋を巡って自分だけのとっておきを見つけるのもよし、友達とカフェやパン屋を巡るのもよし、思い立った時に琵琶湖や海に行くのもよし、楽しみ方や楽しむ方法は自由、全てを米原市だけで完結させる必要はありません。″自分流の暮らしができるまち”が米原市だと思っていただければ結構かと思っています。
このプロジェクトの作成者
2022年、家族で愛知県から滋賀県米原市に移住。 住んでみてまいばらが大好きになった移住者 星子ちゃんが出会ったまいばらの魅力をお伝えします。