
萩市で4つもゲットできる!「伝建デジタルdeスタンプラリー」に参加しよう♪
開催日程:
12024/08/06 15:00 ~ 2026/01/25 14:59
最新情報
経過レポートが追加されました!「「浜崎伝建おたから博物館」5月18日(日)開催!!」
2025/05/17「興味ある」が押されました!
2025/05/16こんにちは! 萩市ローカルエディターの三枝です。 皆さんはいま、全国の伝統的建造物群保存地区で『伝建デジタルdeスタンプラリー』が開催されていることをご存知でしたか?
「なんじゃ、それ?」と思った方、いますか? それでは簡単にご説明しますネ!
戦後、日本は高度経済成長に伴う都市開発によって、伝統的な建物が急速に姿を消していきました。このままでは日本らしい景観までが失われていってしまうという危機感から、昭和50(1975)年の文化財保護法改正によって「伝統的建造物群保存地区制度」が発足。 これによって城下町、宿場町、門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになりました。
そして制度の創設から50年を記念して、スマホで簡単に参加できるスタンプラリーが、2024年8月7日〜2026年1月25日まで開催されているんです! しかもスタンプを集めて応募すると豪華景品も当たっちゃうんですョ! 去年はご紹介だけに留まりましたが、ウレシイことに長い期間開催されているので、今年は参加しちゃう!! だって萩市には、、、、4つも「重要伝統的建造物群保存地区※」が存在するんだもーーーん♪ 一度に4つゲットできちゃうなんて、お得だと思いませんか!?
登録方法は、カメラ機能でQRコードを読み込むとブラウザが開いて参加登録画面が出てくるので、そこに性別・年代・住んでいる地域・ニックネーム・パスワードを打ち込むだけ!めんどくさがりやの私でも楽勝で登録できちゃいました!!(アプリは使いません)
では、さっそくスタンプを集める旅に行ってみよーー!!
※ 市町村では、都市計画または条例に基づいて伝統的建造物群保存地区(伝建地区)を決定して保護に取り組み、国はその中から価値の高いものを「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)」に選定し、市町村に対して財政的支援や技術的指導を行っています。
「萩らしさ」の原点はココ!全国で最初に選定された重伝建地区
【堀内地区】 毛利輝元が慶長13(1608)年に指月山に城を築いて町割をおこなったことに始まり、石垣や土塀に囲まれた広大な武家屋敷跡が見どころ。全国で最初に選定された重伝建地区で、堀内のほぼ全域が保存地区となっています。
私が感じた堀内の魅力は、とにかく全体のスケールが大きいということ!萩藩主毛利一門や永代家老など上級武士の居住エリアであったというだけあって、長〜い土塀、当時としては広い道幅、行けども行けども武家屋敷跡で、まるで時代劇のテーマパークに来たみたい。 それでいて萩博物館や学校、病院、萩焼のお店などもあって、中高生が普通に自転車で登下校してたりもするんです。まち全体を屋根のない博物館として捉え、自然や文化、歴史を保存・継承・活用するまちづくり「萩まちじゅう博物館」への取組みが本当によく感じていただけるエリアだと思います。
【平安古地区】 こちらも堀内地区と並んで全国で最初に選定された歴史ある重伝建地区。平安古と書いて、「ひやこ」と読みます(私が萩で最初に読めなかった地名です 笑)。 旧萩城三の丸(現在の堀内地区)を囲む外堀の南にあり、現在でも武家屋敷の主屋、長屋門、長屋、土蔵が、鍵曲(かいまがり)を構成する長い土塀とともに残り、藩政期の姿を感じることができます。
おすすめは「旧田中別邸」と「かんきつ公園」。旧田中別邸は、第26代内閣総理大臣・田中義一が大正〜昭和期に所有していた建物ですが、明治期には萩藩士で、新政府の要職を歴任した小幡高政(おばた・たかまさ)という人が住んでいました。 高政は明治維新後、禄を失い生活に困窮する士族を救済するため、廃屋同然となった侍屋敷に種を蒔いて苗木を育て士族たちに配り、自らの屋敷も畑として夏みかんの栽培を奨励しました。最初は冷ややかな目で見る人もいましたが、高政の熱心な働きかけと地道な努力の甲斐あって、夏みかんは萩の一大産業へと発展。 萩のまちに定着している「土塀と夏みかん」の風景の原点がここにあるんです。
「萩と夏みかんの歴史」https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1100167
旧田中別邸の隣には、約10種類約380本の柑橘類が植えられている「かんきつ公園」があり、毎年夏みかんの花咲く5月中旬頃、「萩・夏みかんまつり」が開催されています。


長閑な山里から北前船の寄港地までバラエティ豊かな萩の伝建地区
【佐々並市】 佐々並市と書いて「ささなみいち」と読むこのまちは、萩城下町と三田尻(防府市)を結ぶ萩往還の中間点にあり、参勤交代の際などに藩主が休息する御茶屋を中心とした宿駅機能を有する集落として栄えました。 長い年月をかけて地域の自然と共に育んできた美しい山里で、茅葺民家や石州赤瓦の町並みが周囲の棚田などと一体となって、宿場町の雰囲気をよく伝えています。また特産の「佐々並豆腐」は200年以上の歴史があり、伊藤博文も好んで食したと伝わっています。
私は、佐々並市の情緒ある建物や神社が歩いていけるちょうどよい距離感でまとまっているところが好きで、とくに市全体を見渡すことができる丘の上からの景色が大好きです。 このプロジェクトの最後にある地域紹介のところに写真を載せておきますので、皆さんもぜひ行ってみてくださいね!!
【浜崎地区】 江戸時代には北前船の寄港地として、大正から昭和にかけてはイリコなどの水産加工業や夏みかん等の積み出し港として栄えたまち、浜崎。現在でも江戸時代以来の街路や敷地割を残し、町家や土蔵など伝統的建造物に特定された建築物が138棟もあるんですよ。 また、「浜崎しっちょる会」を始めとする地元有志たちの努力もあって、毎年12月には「浜崎朝市」、5月には浜崎のまち全体を屋根のない博物館に見立てた「浜崎伝建おたから博物館」が開催され、毎年多くの人で賑わいます。 また、長州藩武具方御用達商人「梅谷七兵衛」旧宅を、萩市がお試し暮らし住宅として活用している「#梅ちゃんち(愛称)」も浜崎にありますので、ぜひ予約してご利用ください。
さぁ、これでスタンプが4つそろいました!! 次はどのまちに行こうかな!? 皆さんも「伝建デジタルdeスタンプラリー」、楽しんでみてくださいね!
参加してみたいという方は「興味ある」「応募したい」ボタンでお気軽にお問い合わせください。お申込方法をご案内します。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
日本全国の歴史の町並を巡ろう! 伝建デジタルdeスタンプラリー
2024/08/06 15:00 〜 2026/01/25 14:59
期間中、お一人様何回でも応募が可能!
基本的に無料です (通信費がかかる場合は、参加者の負担となります)
全国にある伝建地区のどこからでもスタート!
・スケジュール: 《内容・参加方法》 実施期間中に、全国129カ所の伝建地区を巡ると、デジタルスタンプを獲得できます ※要スマートフォン
スタンプを5個以上獲得したら、応募のチャンス! 伝建地区を持つ市町村の名産品が当たる抽選に応募できます
《賞品》 A賞:スタンプ10個で応募可能 全国各地の伝建地区所在市町村の名産品 5,000円分相当
B賞:スタンプ5個で応募可能 全国各地の伝建地区所在市町村の名産品 3,000円分相当
《主催》全国伝統的建造物群保存地区協議会 《後援》文化庁
全国伝統的建造物群保存地区協議会(伝建スタンプラリー担当) 萩市文化財保護課
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

萩市
人口 4.11万人

三枝英恵が紹介する萩市ってこんなところ!
いま、全国のあちこちでオーバーツーリズムが問題になる中、観光地でありながら比較的ゆっくりと見てまわることができ、静かに暮らすことができる数少ない場所、萩市。 日本で唯一「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」といわれるほどの城下町の町並みを残し、自然も豊かで、その中に人々の暮らしがあります。 歴史好きな方はもちろん、日本らしい昔からの風景が好きな方、新鮮な海の幸・山の幸が好きな方にもぜひ訪れて欲しい。また来たくなって行き来するうちに、移住する方が続出してしまう“クセになるまち”です。
(写真は佐々並市伝統的建造物群保存地区)
このプロジェクトの作成者
こんにちは!萩市ローカルエディターの三枝です。萩・明倫学舎4号館「はぎポルト」から、地域で輝く人や楽しいイベントなどを紹介しています。わたし自身も東京からの移住者ですので、これからも移住者としての視点も大切にしながら、皆さんのお役に立てる情報をお伝えして行きたいと思っています。
【はぎポルト 開館時間】 毎週火曜日~土曜日 9:00AM~6:00PM 地域のディープな情報や空き家の提供や空き家バンクのご相談、定住相談の窓口として、どなたでも自由にお越し頂ける開放的なスペースです。キッズコーナーもありますので、お気軽にお立ち寄りください。