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- あつまれ どうぶつの島 ~見島牛と共に過ごすくらし~
山口県萩市沖に浮かぶ見島では、日本で唯一の牛の国指定天然記念物である見島牛が約90頭飼育されています。しかし、飼育農家の高齢化と後継者不足により、見島牛の将来が危ぶまれています。この日本のおたからである見島牛を一緒に未来につなげていきませんか。
見島牛を次代につなげるために
見島牛は西洋種と交雑していない日本在来牛として価値づけられ、昭和3年に天然記念物に指定されています。昭和30年代には300頭を超えていた飼育頭数も、昭和50年には33頭まで激減しました。その後、島内の農家で作る見島牛保存会を中心に増頭につとめていますが、近年は横ばいの状況であり、目標となる島内での雌牛100頭には到達できていません。
離島という立地的な要因に加え、畜産を行うための牛舎が必要なこと、繁殖雌牛の初期導入の困難さから、新規の飼育者の確保は困難な状況でした。また、見島牛は文化財としての保護を受ける一方で、島外への雌牛の搬出が制限されるなど、経済牛としての活用への制約があることも、その要因となっていました。
しかしながら、市が設置した共同牛舎の活用や農家の協力により、平成31年3月から地域おこし協力隊員が新たな飼育者として赴任し、先輩農家の指導を受けながら飼育を行っています。毎日のエサやりや牛舎の清掃はもちろん、人工授精師の資格を取得したり、各種研修を受けて飼育に必要なスキルを磨いています。先輩の隊員とチームを組み飼育を行うことで、飼育の負担軽減や効率化を図ることができ、目標とする飼育頭数の確保が見込まれます。
子牛はかわいいです
共同牛舎の様子
牛や見島に対する愛情がある方を待っています
見島牛保存会の多田会長は「まず、何よりも牛(動物)が好きな人に来てほしいです。そして離島である見島で活動することになるので、島のことを好きになってくれる人。朝、夕の世話や牛の状態の確認は毎日続く作業ですし、大きな動物なので扱いを間違えるとけがの恐れもある仕事でもありますが、それでも挑戦してみたいという方をお待ちしています。」と話しています。
現役隊員活動中
共同牛舎の牛さん
萩市地域おこし協力隊として着任していただける方を募集しています!
■任用形態及び期間
①形態:会計年度任用職員(パートタイム)
②期間:任用日から翌年3月31日まで
※任用期間は、活動に取り組む姿勢・成果等を勘案して年度単位で更新、最長で委嘱日から3年まで延長できます。
■給与等
日額10,360円 (月17日勤務の場合176,120円、毎月変動有)
期末手当(6月、12月)2回規定により支給
■待遇・福利厚生
①住居は、萩市で用意します。
(引越し費用、光熱水費、生活用品等生活する上で必要なものは自己負担)
②社会保険、厚生年金、雇用保険は市が加入します。
③活動に必要な車両、物品等は市が準備します。
萩市地域おこし協力隊HP
http://www.city.hagi.lg.jp/site/hagitiikiokoshi/
見島には現役協力隊が2名暮らしています
一緒に活動する花田隊員
見島協力隊活動紹介動画です。
見島の魅力がいっぱいです。ぜひ、ご覧ください。
https://www.facebook.com/229344201172538/posts/846754336098185/?vh=e
一度、萩に来て見ませんか?
(宿泊費・交通費助成あります)
https://www.ymg-tunagaru.jp/archives/project/proj201018hagi
LIVE!SMOUT開催
令和2年10月20日(火)19時~20時30分
少し不便でも大きく豊か。
島暮らしのリアルをお届けする「みしまのじかん」
イベントページ https://www.facebook.com/events/267061911192030/
現役の協力隊出演しますのでお時間ありましたらご視聴ください。
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見島は萩市沖北北西45キロの距離にあり、人口は約700人で、主な産業は漁業や農業といった一次産業です。また、航空自衛隊見島分屯基地があり、隊員やその家族などが居住しています。
・先輩隊員
現在、島内では男性1人が同様のミッションで活動しています。
・アクセス
1日2便(夏季は3便)の高速船で本土まで70分
・ネット
一部光回線がつながっています。
・買い物
コンビニの他、個人商店があります。
・医療
診療所、歯科があります。
・保育、教育について
保育園、小中学校があります。高校は島内にないため、本土で学校に通うことになります。
・レジャー
釣りなどのマリンレジャーやバードウォッチングを楽しむ観光客が訪れています。
夏みかんちゃんの中の人↓
①堀(ほり):萩出身。夫、子(小2、小4いずれも男子)の4人暮らし。子どもたちは年中菊ヶ浜で磯遊びを楽しみ、城下町の石垣でトカゲ探し。自然豊かな萩を一家で満喫中。
②秋月(ヅッキー):萩出身。夫、ムスメ2人、ばぁばとミックス犬の5人と1匹暮らし。美味しい産物と、のんびりな時間の流れ、健やかかつコンパクトで住みやすい萩をオススメします!
③蛭子(えびちゃん):福岡県出身。令和2年に萩市へ移住。夫、子(一才)の3人暮らし。萩の好きなところは、菊ケ浜、美味しい魚、野菜、ゴミが落ちていないきれいなまち、広い空!優しい人、見ていてワクワクする人が多いところ。
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