【尾鷲市地域おこし協力隊募集】港町とともに生きる「市民」をひろげていくしごと
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/08/11「興味ある」が押されました!
2026/08/11あなたにとって、ふるさとと呼べる場所は、いくつあるでしょうか。
三重県南部の港町、尾鷲市は、もともと一つのまちではありませんでした。1954年、尾鷲町と須賀利村、九鬼村、北輪内村、南輪内村が合併して誕生しました。当時の人口は、合わせて3万3千人あまり。それぞれの地域はさらにいくつもの集落に分かれ、それぞれの伝統や暮らしを受け継いできました。「尾鷲市民」という枠組みは、はじめから、いくつもの土地の暮らしを一つの名前のもとに結び合わせてきたのです。そして今、尾鷲をふるさとと思う人は、市内だけにいるわけではありません。
進学や就職で尾鷲を離れても、毎年、祭りの日には帰ってくる人。何十年も市外で暮らしながら、自分のよりどころは尾鷲にあると考えている人。熊野古道を歩いたことをきっかけに、何度も通うようになった人。仕事で数年暮らしただけなのに、いまも尾鷲の名前を聞くと、つい身を乗り出してしまう人。そんな人たちが、世界のあちこちにいるはずです。
ただ、その人たちが何人いて、尾鷲とどのようにつながっているのかを、私たちはまだ知りません。
市制施行から七十年あまり。尾鷲市の人口は、現在およそ1万4千人です。今後二十年ほどで、さらに半分近くまで減るという推計もあります。移住者を増やす努力は、これからも必要です。ただ、それだけで人口減少を止めることはできません。だからこそ、尾鷲に暮らす人だけでなく、離れていてもこの土地に関わり、役割を持ち、ときどき帰ってくる人たちと一緒に、これからのまちを考えていきたいと思っています。
国も、住所地以外の地域と継続的につながる人を登録する「ふるさと住民登録制度」の創設を進めています。関心のある地域とつながる「ベーシック登録」と、地域が指定する活動に継続的に参加する「プレミアム登録」の二段階が想定されています。 今回募集するのは、この制度を活用しながら、尾鷲市外に暮らす人が年間を通じて地域とつながる場をつくり、港町とともに生きる新しい「尾鷲市民」をひろげていく地域おこし協力隊です。
一年を通じて、尾鷲とつながる場をつくる
尾鷲には、市外に住む方々が地域と関われる場面は、季節ごとにいろいろあります。
甘夏みかんなど農産物の収穫や草刈りの手伝い。市街地で開催される大規模イベントのスタッフや、各集落の祭りの準備や当日の運営。空き家の片づけや集落の共同作業。 それぞれの地域や団体、事業者は、自分たちがいつ、どんなことで困るのかを知っていますが、どのような形で市外の人が関われるのかは、まだ十分に整理されていません。 このミッションの隊員にまず取り組んでほしいのは、尾鷲に数多ある「困りごと」を発掘し、地域への「関わりしろ」として市内外の人にも見える形にしていくことです。 そうして集めた「関わりしろ」をもとに、多様な人材が参加できる活動やプロジェクトとして編集し、情報発信とマッチングに取り組んでほしいと考えています。 例えば、季節ごとの「尾鷲との関わりしろ」がひと目で分かるような「カレンダー」にまとめ、発信していくことも一案です。未経験でも参加できるのか。どんな準備が必要か。当日は誰が受け入れるのか。地域の人と話せる時間をどうつくるか。遠方から来る人の滞在先をどうするか。 地域にある関わりしろを見つけ、市外の人が安心して参加できる機会へ整え、実際の出会いにつなげていく。そこまでが、このミッションの担い手に求められることです。 単に新しい出会いやつながりをつくるのではなく、年間を通じて尾鷲と関われる入口をつくり、何度も戻ってこられる流れをつくる。ふるさと住民登録制度を、単なる登録者名簿ではなく、人と地域が出会い、関係を育てていく仕組みとして動かしていく仕事です。
つないだあとを、気にかけていられる人
「つながり」ができたあとの関係を、気にかけていられる人に来てほしいと思っています。
前に会ったときの話を覚えていて、別の場面でその人を思い出せる。「これは、あの人に声をかけてみよう」と動ける。参加する人の不安と、受け入れる地域の不安を、どちらも想像できる。 連絡、確認、日程調整、事前の説明、終わったあとのお礼や報告。そうした細かな往復を面倒がらず、人と人のあいだを行き来することを楽しめる。そんな振る舞いの積み重ねが、このミッションの中身です。 一度来て終わる百人より、毎年戻ってくる十人のほうが、このまちにとって確かな力になることがあるはずです。
制度が動きはじめれば、市外の人と尾鷲をつなぐ役割は、任期後も必要になるはずです。三年間の活動をどう仕事として続けていくのか。行政からの事業受託や、地域団体・事業者との連携なども含め、任期の途中から一緒に考えていきます。
人が減っていくことは、もう当たり前のこととなっています。そのうえで、この港町とともに生きる「市民」を、どこまでひろげられるか。
まずは、このページの「応募したい」から。 尾鷲に来たことがなくてもかまいません。あなたがこれまで関わってきたまちのことや、これからどんな人と、どんな関係を築いていきたいのかを、教えてください。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
尾鷲市地域おこし協力隊として委嘱し、以下の内容の業務を行ってもらいます。 ①尾鷲市のイベント、事業と連動した関係人口の拡大推進 ②ふるさと住民登録制度の運用準備及び周知・広報 ③ふるさと住民登録制度ベーシック登録者の新規獲得 ④ふるさと住民登録制度プレミアム登録を見据えた、地域の担い手の現状把握並びに担い手活動とのマッチング制度の構築及び支援 ⑤関係人口と地域をつなぐ仕組みづくり及び地域の受け入れ体制の強化
・都市地域から尾鷲市に移住し、且つ住民票を尾鷲市に移動できる方 ※地域おこし協力隊地域要件に該当する方 ・普通自動車免許を取得している方(着任までに取得予定の方) ・一般的なパソコン操作ができる方
給与/月額 291,000円(報償費として支給)
協力隊活動費/年間 最大2,000,000円 ※活動支援として、活動に必要な経費に対し補助金を交付
起業支援補助金/最大1,000,000円 ※起業支援として任期後地域に定着し起業する場合は起業支援補助金を交付
・賞与無 ・保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)は自身で対応 ・住居費は協力隊活動費にて(光熱水費など実費は除く)
活動時間/概ね9:00~18:00(休憩時間12:00~13:00)※活動内容により変わる場合あり
活動日数/1カ月で20日以上
住所
連絡先
書類選考及び面接を行い、採用を行う予定です。 (取得した個人情報は、採用選考のみ使用します。履歴書の返却はいたしません。また、不採用についてのお問い合わせについてはお答えできませんのでご了承ください。)
【応募期間】 令和8年8月17日(月)必着
【応募に必要な書類等】 履歴書(指定書式あり) ※「応募したい」を押していただきましたら、メッセージにて様式をと提出先に関するご案内を送付いたします。
【選考スケジュール】 事前面談(オンラインでも随時対応) ↓ 8月17日 応募締切 ↓ 8月中旬~下旬 書類選考 (応募者が多数の場合は書類選考を実施します。) ↓ 8月下旬 面接(書類選考後日程を決定します。) ↓ 令和8年10月着任(10月1日を予定していますが、着任日は相談のうえ決定します。)
※選考プロセスは変更となる場合があります。
尾鷲市 市長公室
このプロジェクトの地域
尾鷲市
人口 1.40万人
NPO法人おわせ暮らしサポートセンターが紹介する尾鷲市ってこんなところ!
東京から半日。名古屋・大阪からは3時間。 紀伊半島の東側に位置する尾鷲市は、海と山に囲まれた人口約14000人の港町です。
古くから漁業と林業で栄え、高度経済成長期の電力供給を支えた火力発電所のお膝元として、最盛期には35000人にも達した人口は今は半分以下。 20年後には、さらに半分にまで減ろうかという、この頃です。
ついに発電所も撤退したいま、この街では、尾鷲の人々が受け継いできた資産を活かした、新たなまちづくりの取り組みが始まっています。
農山漁村のすべてがある、地方創生の課題先進地。港町のこれからを知りたい、関わりたい、つくりたい方のご来訪をお待ちしています。
このプロジェクトの作成者
紀伊半島東側の港町、尾鷲市で移住・多拠点居住の推進や空き家の利活用プロジェクトを推進しています!ここ数年、大きな変革期にはいった尾鷲市では新しいまちづくりがジワジワと動き出しています!都会の暮らしに不自由を感じはじめた方も、地方に活動の場を広げたい方も、海と山に囲まれた港町の暮らしに飛び込みたい方も、ぜひ一度、尾鷲にお越しください。