
【仕事体験】農業は、「ものづくり」。エンジニアに学ぶ、ゼロからのいちごづくり
いちごの生産量日本一の栃木県。鹿沼市は県内で3番目のいちごの作付面積を有しています。
その地でいちご作りに取り組むのがBerryz Funの代表の鈴木康介さん。栃木生まれの品種を中心に9種類ものいちごが食べ比べできるいちご狩りはとても人気です。
「はじめは、スカイベリーという品種をつくって販売したいと思って栽培を始めたのですが、苗が病気にでダメになってしまって。手に入る他品種の苗をかき集めて栽培ししたのをきっかけにいちご狩りも始めました。多品種をつくる苦労もありますが、お客さまが楽しみにしてくださっているので、もうやめるわけにはいかないですね。」と笑う鈴木さん。
多品種をつくることで、それぞれの品種の特性にも気づくことができたそう。Berryz Funでは試行錯誤を重ね、いちごの栽培・管理・出荷に加えて、旬の時期にはいちご狩りの開催を行なっています。
ー 体験先情報(Berryz Fun)ー イチゴの生産地日本一の栃木県にあるイチゴ農園です。減農薬や水、環境にもこだわっていて、最新の機械を使って美味しいイチゴを育てています。高設栽培で作る「スカイベリー」を是非味わってみてください。
農業もエンジニアも『ものづくり』という本質は一緒
実は鈴木さんはエンジニアの出身で、企業で半導体の開発などに携わっていたこともあるそう。ものづくりは好きだったものの、直接お客さまの声を聞く機会が少なかったため、もっと、その声の聞こえるところで仕事をしたいと考えていました。
「その時、エンジニアのお仕事と性質は異なるものの、農業も『ものづくり』という本質は一緒だ、ということに気づいたんです。」そうして鈴木さんは2015年に、この鹿沼市にやってきてゼロからいちご作りを始めました。
この体験では、いちご栽培の管理のお手伝いや出荷作業、さらにはいちご狩りにいらっしゃるお客さまのご案内などをすることによって、栽培したいちごがお客さまに届くまでの過程を知ることができます。お客さまの声を直接聞き、次のいちごづくりへ活かしていく鈴木さんのスタイルが体感できるでしょう


新しいことを始めてみたいかたにオススメ
いちごづくりをすると決めた時、あちこち農地を探してまわった鈴木さん。初めて行く土地では、初対面の自分に土地を貸してくれる人はなかなかいませんでした。熱心な鈴木さんの思いに耳を傾けて、農地を貸してくれたのが鹿沼市の方だったそう。
「鹿沼の人は、常にみんな自然体で、いいものを作ろうという空気があるなと思いました。新しく何かを始めようという方にはぴったりかもしれません。」
ものづくりをやってみたいと考えている方も農業という選択肢を視野にいれてみてはどうでしょうか。また、何か新しいことを始めてみたいけど、勇気が持てないという方もチャレンジを続ける鈴木さんの姿に力をもらえるでしょう。
毎日すごく楽しいし風景に癒されています、本当にいいですよ。そう笑う鈴木さんは、とても生き生きとした目をしておられました。


募集要項
〜
2泊3日程度 ※ご都合に合わせて調整可能
無料(宿泊費補助あり)
栃木県鹿沼市亀和田町1109−1
・最小催行人数:1名 ・解散場所:栃木県鹿沼市亀和田町1109−1 ・スケジュール: 1日目(13:00~16:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2.仕事の説明 3.仕事のお手伝い ・いちご管理の手伝い(葉とり、摘果作業など) 4.今日の感想、質疑応答
2日目(9:00~16:00) 1.仕事のお手伝い ・いちご出荷の手伝い 2.今日の感想、質疑応答
3日目(9:00~16:00) 1.仕事のお手伝い ・いちご狩りの手伝い(お客様のご案内、簡単な説明) 2.最後のまとめ ・体験の感想、質疑応答
このプロジェクトの地域

鹿沼市
人口 8.96万人

鹿沼移住プロジェクトが紹介する鹿沼市ってこんなところ!
そこそこ便利で、ほどよく田舎。 清流がせせらぎ、森が香り、かつて人が行き交った宿場町。 東京から1時間ちょっとの距離にありながら、自然が豊かなものづくりの街。 それが鹿沼市です。
この体験では、鹿沼市の魅力的な仕事場を訪問し 仕事体験や地域の方との交流を通じて、 鹿沼をより深く知っていただくことができます。
仕事と暮らしのバランスが”ちょうどいい”ーー
鹿沼で自分らしい働き方、暮らし方を探してみませんか。