【第3段】瀬戸内海に浮かぶ島で、「100年生きたら、おもしろかった」と誰もが言える世界を共につくる看護師を募集!
募集終了
働く・住む
公開日:2021/04/07
終了日:2022/12/31

【第3段】瀬戸内海に浮かぶ島で、「100年生きたら、おもしろかった」と誰もが言える世界を共につくる看護師を募集!

Nurse and Craft は、2019年8月に瀬戸内海の大崎下島に設立され、医療・介護・ヘルスケアに企業ドメインを置き、「『100年生きたら、おもしろかった』と誰もが言える世界の実現」をビジョンに掲げているベンチャー企業です。

私たちが拠点とする安芸灘地域では、医療資源不足や交通の不便、産業の衰退など地域独自の問題がありますが、医療介護人材の不足や空き家問題、社会保障費の増大など全国的に通底する問題も抱えています。しかしながら、従来のやり方ではもうこれらは解決することができません。

そこで私たちは、これからの日本には「新しい暮らし方」をつくる必要があると考えています。「新しい暮らし方」とは、つまり、病気の予防と健康増進で、高齢者の健康状態をできる限り維持し、住み慣れた自宅でいつも笑顔で過ごしながら介護期間をできる限り短くするというものです。

また一方で、医療事故への不安や責任の重さ、変則的で不規則な勤務体制、出産・育児によるブランクなど、高齢者を支える側である医療介護従事者における問題も解決したいと考えています。私たちは、人を支える側も健康でいられる社会でなくてはならないと考え、これらの問題を「新しい働き方」によって解決を図ろうと考えています。

一言でいうならば、私たちは「新しい暮らし方」と「新しい働き方」で良い未来をつくろうとしています。

人生100年時代の新しい暮らし方をつくり、それを支えるナースの精神を調整する

本プロジェクトは2019年1月から始まりました。私たちは、まず島しょ部における医療・介護問題から課題を明確にし、過疎地でも地域医療が成り立つ4つの部門からなる事業構想を打ち立てました。

①まちぐるみの介護部門
②クラフト部門
③ビジネス開発部門
④ツーリズム部門

★★★ まちぐるみの介護部門 ★★★
2020年1月より3名の看護師と1名の作業療法士で始まった訪問看護事業は、基盤事業としてここまで順調に進んでいます。従来の訪問看護ステーションと異なる点は、顔の見えるコミュニティづくりを行っていることです。まちに点在する医療介護従事者が、日常的に住民と交流し、人々が病気にならないように健康を見守っていくことを目的としています。

★★★ クラフト部門 ★★★
この部門では、「できることを増やしていくためのものづくり」を行います。利用者さんの身体状況と住環境をよく知る作業療法士が、3Dプリンターや木工CNCルーターなどを使い、本人にカスタマイズされた自助具や装具、家具等を作ります。2020年5月に、古民家をリノベーションした「デジタルクラフト工房」が現地に誕生し、2名の作業療法士によって運営が開始します。

★★★ ビジネス開発部門 ★★★
島しょ部は、ヒト・モノ・カネなどのリソースが慢性的に不足しています。私たちは、これらの課題に対し、テクノロジーで対処していくことを考えています。この部門では、外部との連携によるテクノロジー開発を進めています。現在は、IoTによる見守りサービスやAR(拡張現実)アプリによる運動・リハビリサービスを開発をするため、実証実験を進めている段階です。

★★★ ツーリズム部門 ★★★
皆さんは瀬戸内の素晴らしい景色に出会ったことはあるでしょうか。私たちは、島しょ部の課題解決とあわせ、地域の財産を有効活用したいと考えています。ここでは、過疎地における地域医療の“学び”と瀬戸内の豊な“自然”、そして、島ならではの“文化”が味わえる「研修ツーリズム」を全国の医療介護職のために提供します。現時点では、宿泊所にするための古民家をロケーションの良い場所で探しているところです。

私たちは、これらの事業を通して、「100年生きたら、おもしろかった」と誰もが言える世界を実現し、多くの医療介護従事者が訪れる場所にしたいと考えています。

日常的な交流も私たちの仕事です

日常的な交流も私たちの仕事です

3Dプリンターで自助具の製作

3Dプリンターで自助具の製作

パラレルワーカーとして働きたい看護師を求めています!

Nurse and Craftでの働き方は、従来の企業や病院などとは大きく異なります。最も大きな点はパラレルワークが前提にあることです。それは仕事を複数持つことで気持ちを切り替え、医療介護業務に係る精神的負担を和らげることが目的だからです。

ここでは、訪問看護をベースとして働きながら、パラレルワークとして他の部門へコミットしたり、カフェやレモン農家として起業することもできます。あなたらしく生きて、自己実現を図ることができるのです。

現時点においては、以下の2名の方と出会いたいと考えています。

①訪問看護×ビジネス開発をやりたい看護師
・訪問看護を通して地域医療を学びたい!
・IoTやARなどの最新のテクノロジーでサービス開発をやってみたい!
・島に移住して自然を満喫したい!

②訪問看護ステーション管理者候補の看護師
・地域医療にじっくりと関わりたい!
・島でレモンや野菜を栽培してみたい!
・瀬戸内の自然の中で暮らしていきたい!

テクノロジーの知識やサービス開発の経験、管理者経験は問いません。「やってみたい」と言う気持ちさえあれば大丈夫です。

レモンやみかんなどの柑橘が至るところで見ることができる

レモンやみかんなどの柑橘が至るところで見ることができる

美しい景色が疲れた精神を良い状態にチューニングしてくれる

美しい景色が疲れた精神を良い状態にチューニングしてくれる

パラレルワーカーとして働きたい看護師を求めています!

これからの時代において、いわゆる「指示待ち人間」は大変に厳しい状況になるのではと危惧しています。自身の成長を望むことがない方、リスクばかりが気になり一歩も動けない方も同様です。

私たちは一緒に働く仲間として、「自分で考え、自ら提案し、皆の理解を得て、率先して実行できる方」を求めています。性別や年齢、国籍は関係ありません。当社の考えに共感を抱き、挑戦を楽しめる方に来ていただきたく、私たちはそのような方を楽しみに待っています。

①訪問看護×ビジネス開発をやりたい看護師
②訪問看護ステーション管理者候補の看護師

①②いずれも以下の条件です。
■雇用形態:正社員
■資格:正看護師 ※訪問看護の経験は問いません
■給与:月給25万円
■待遇:雇用保険、健康保険、厚生年金、労災保険、交通費支給
■勤務体制:週4日勤務 シフト制
■その他:移住が前提です。当社が保有するシェアハウスにも住むことができます。

大崎下島に多くの仲間が集い始めています

大崎下島に多くの仲間が集い始めています

良い未来をつくるお仕事です

良い未来をつくるお仕事です

プロジェクトの経過レポート
2021/09/13

「Micro Challenge Program」

5368

当社のビジョンや活動に共感し入社したいという希望があっても、移住と入社が同時に起こることが不安という方もいらっしゃいます。

そこで当社では、「Micro Challenge Program(マイクロ チャレンジ プログラム)」を設けています。

本プログラムでは、始めに正社員として雇用契約はせずに、パートタイマーとして勤めていただくことが可能です。

1カ月単位で契約を更新して、島の生活や職場環境、仕事に慣れて、「これなら続けられる」と思った段階で、正社員として雇用契約を結びます。

新しい環境に慣れるまで時間はかかってしまうものです。まずは、小さな一歩から始めてはいかがでしょうか?

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

登録しよう!

にユーザー登録して もっと活用しよう!無料

  • 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
  • あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
呉市
深澤裕之が紹介する呉市ってこんなところ!

豊町には約1,700人(2019年12月末現在)が住んでおり、大長・御手洗・久比・沖友の4つの集落により形成されています。この島には、柑橘類が実る段々畑と波が穏やかな瀬戸内海がすぐ近くにあります。私たちの事務所は、久比にあります。基幹産業はみかん栽培で、「大長みかん」が有名です。国産レモンの発祥地でもあり、栽培の歴史は100年以上です。久比に住む方の多くは、みかんやレモンを栽培する農家さんたちです。

その久比から車で東に10分ほど走ると御手洗地区に到着します。江戸時代に「風待ち・潮待ち」の港町として形成された御手洗地区は、昭和初期に至るまで、瀬戸内海交通の中継港として栄えました。江戸時代から昭和初期に建てられた伝統的な形式をとどめる民家が数多く残っており、1994年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

さらに、大崎下島の北には、面積0.78km²ほどの小さな有人島「三角島」があります。久比港から小型フェリーに乗船し、約10分ほどで到着します。島の就業者のほとんどは、柑橘栽培と造船業に従事しており、観光や宿泊施設はありませんが、日帰りでの魚釣りが目的で訪れる人が多くいます。

呉市街地から陸路での行き方は、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島の島々を渡ると久比のある大崎下島にたどり着きます。車で約1時間ほどの場所で、これら主要四島を「安芸灘地域」と呼びます。この瀬戸内海に浮かぶ島々を、庭園をわたる飛石にたとえ「安芸灘とびしま海道」とも呼ばれ、多くのサイクリストが集まり、海沿いの開放的な風景や古い町並みを思う存分楽しんでいます。

深澤裕之
Nurse and Craft株式会社

ソーシャルアントレプレナー|Nurse and Craft株式会社 代表取締役

父親の在宅介護をきっかに介護業界に転身。福祉用具専門相談員として介護の現場で介護制度や流通への理解を深め、人的ネットワークも構築。その後、アクティブシニアを対象としたフリーペーパーの発行や全国の介護施設が定期購読する専門雑誌でディレクションを行う。その後、社会課題解決のために、2019年に大崎下島でNurse and Craft を設立。

43
※興味あるを押したあと、一言コメントを追加できます。
訪問しました!
移住決定しました!