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- 島のスポーツクラブを法人化して健康を持続可能に!スポーツアドミニストレーター募集
九州南西部、奄美群島のひとつ、リーフ(サンゴ礁)で囲まれ、春には花が咲き誇る沖永良部(おきのえらぶ)島。実はここ、スポーツ好きな人々が多いのです。
子供たちはスポーツ少年団に、高校生の多くがスポーツ関連の部活に所属し、また年に一度はジョギング大会、町民体育大会、県民体育大会大島地区大会(通称「郡体」)といったスポーツ行事が目白押し!(今年はコロナ禍で一部中止)
そんな島のスポーツを支えるひとつが、「元気!わどまりクラブ」。和泊町の総合型地域スポーツクラブ(文部科学省が推進する地域密着型スポーツクラブ)で、2002年からほぼ20年に渡り町のスポーツ推進に貢献してきました。
しかし、現状の任意団体は制約が多く、一人の職員の熱意で成り立っている状態。そこで持続可能な組織づくりを目指して、法人化のサポートと、その後の事業展開をともに考えられる、スポーツビジネスの知見に長けた「スポーツアドミニストレーター」を募集します!
法人化で、人を雇う基盤をつくりたい。
平日の夕方、町内の体育館の前に立つと、軽快な音楽とともに「いいよ!」「できるできる!」という声がする。覗き込むと、館内めいっぱいに走り回る子供たち。その一角で声をかけながら、跳び箱に向かって飛ぶ子供たちをサポートする男性がいました。
名前は、中野譲(ゆずる)さん。「元気!わどまりクラブ」唯一の職員です。
「できなかったことができた瞬間の表情がいいんですよ、くだけた笑顔っていうんですか。日々ドラマが尽きません。活発すぎて授業中は注意ばかりされていた子がみんなのお手本になって、保護者の方から『良い面が見えてうれしい』と言われるとやりがいを感じますね」
中野さんは島出身。島で保育士として働く中で、島外の研修会などで得た知識を考え方の違いから現場で活かせない状況にもどかしさを感じていました。そうして7年後、「島の保育を発展させたい」と先を見据えて体育講師に転職して東京へ。3年間保育園やこども園などで運動遊び(幼児向けの体を使った遊び)を教え回ったあと、今年春にUターンしました。
今回、なぜ法人化が必要なのか?聞きました。
「人を雇う基盤をつくることと、対象を町民から島民に広げるためです。町から補助を受けた任意団体だと対象は町民のみ。法人なら外部からのスポーツ研修の受入れや、他の事業者との連携も行える。人が増えれば、私も前職の会社からの依頼を事業として受けられます」
総合型地域スポーツクラブの特徴は「広い世代の人々が、各自の興味関心・競技レベルに合わせて参加できる」こと。クラブでは中野さんが教える児童向けプログラムのほか、より上の子供向けの教室や大人向けのサークルもある。保護者から「親子で体を動かす場がほしい」という声が上がるが、中野さん一人だと手が回らず新しいプログラムをつくれない。
NPO法人や社団法人になったスポーツクラブは、スポーツ以外の事業展開を行ったり、運動施設や公民館の指定管理者となり比較的安定した運営をできているケースも多いという。
「わらんちゃ(方言で「子供たち」の意味)スポーツクラブ」で中野さんが指導する様子
指導後の中野さん
「土台作りを楽しめる人」に来てほしい
どんな人と出会いたいか、中野さんとクラブ会長、また参加児童の保護者に聞きました。
中野さん:
「土台づくりを楽しめる人、過程を楽しめる人に来てほしいですね。また、私はスポーツ保育が専門ですが、より幅広い世代にアプローチするために、スポーツという部分は共通しながらも違う畑の人だとなおよいです」
平山さん(元気!わどまりクラブ会長):
「高校や大学で厳しいスポーツ環境を経験した人がいいかなと思います。そういう人達は横のつながりがあるので、島外からいろんな人を呼ぶことを期待します」
スポーツクラブ参加児童のお母さん:
「すごく良いのに、外から来た人には『わらんちゃスポーツクラブ』という名前だと内容が伝わりづらい。分かりやすく発信できる人が来たらいいなと思います」
まとめるとこのような内容です。
・スポーツ好きの方
・土台づくりを楽しめる方
・スポーツ指導経験のある方
・中野さんとタッグを組みたい方
・スポーツクラブなどの立ち上げや運営に携わられた方
・NPO法人や社団法人などの立ち上げや運営に携わられた方
・大学などでスポーツ学(とくにスポーツ経営学)を学ばれた方
「元気!わどまりクラブ」会長の平山さん
わらんちゃスポーツクラブにお子さんを通わせている、山下さん(左)と川添さん(右)。
応募要件
(1)応募時点で条件不利地域(過疎法、山村振興法、離島振興法等の指定地域)を除く都市地域等から生活拠点を和泊町内に移すとともに和泊町に住民票を異動できる方。
(2) 地方公務員法第16条に規定する職員の欠格条項に該当しない方
(3) 原則、20歳以上の方
(4) 心身ともに健康で、誠実に職務を行うことができる方
(5) 普通自動車運転免許を有している方
(6) パソコン(Word・Excel、SNS等)の操作ができる方
(7) 協調性がありコミュニケーション能力が高い方
(8) 協力隊任期終了後、和泊町に定住する意志のある方
(9)体を動かすことが好きで、各教室や各種プログラム実施に関する現場の支援(理想は指導)が出来る方
申請関係書類はこちらから↓↓↓↓↓
https://www.town.wadomari.lg.jp/kyouiku/genkiwadomari.html
スポーツが盛んな和泊町では、年に一度ジョギング大会が開催される
中野さんとクラブの子どもたち
所要時間:
費用:
定員:1 人
集合場所:
解散場所:
募集締切:令和4年1月4日(火)*郵送必着
第1次選考:書類審査 1月中旬予定
※応募書類をもとに書類選考を行います。選考結果は応募者全員に文書で通知します。
第2次選考:オンライン面接(第1次選考合格者のみ) 2月上旬予定
※第1次選考合格者対象にオンライン面接を行います。
※日時等は第1次選考結果通知の際にお知らせします。
最終選考結果の通知 2月中旬から下旬 着任希望:令和4年4月
※第2次選考後、面接者に選考結果を文書で通知します。
※和泊町への住民票の移動は、必ず任用日以降に行ってください
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奄美群島の中のひとつで、鹿児島市から南へ552km、沖縄から北へ188Kmの北緯27度線上に浮かぶ周囲55.8km、面積93.8km2の隆起サンゴ礁の島沖永良部島に位置する人口6,246人の町です。年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲き、エラブユリ、スプレー菊などの栽培も盛んです。
和泊町移住情報サイト http://www.kurasu-wadomari.info/
和泊町公式サイト http://www.town.wadomari.lg.jp/
おきのえらぶ島観光協会サイト http://www.okinoerabujima.info/
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私が住んでいる沖永良部島は、奄美群島の中のひとつで、鹿児島市から南へ552km、沖縄から北へ188Kmの北緯27度線上に浮かぶ周囲55.8km、面積93.8km2の隆起サンゴ礁の島でハブがいません。
人口は、和泊町、知名町の2町合わせて1万2千人あまり。年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲き、エラブユリ、スプレー菊などの栽培も盛んです。大小300を超える洞窟があり「洞窟の聖地」と言われ、メディア等で紹介されることが増え、絶景を目指して国内外の旅行者が訪れるようになりました。
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