【体験できます】作り続けて50年。温州みかん農家のお仕事体験体験を募集!|西岡農園
開催日程:
1 ~
最新情報
「興味ある」が押されました!
2025/01/17「興味ある」が押されました!
2025/01/10四季を通して温暖な気候で、美しい海岸沿いにある和歌山県海南市。伝統的な街並みが保存されている一方、2020年にカフェ併設の図書館が新設されるなど、歴史と新しい風の共存する町です。
ここで50年以上みかん農家を営む西岡照高さん。20歳で農業大学を卒業、家業の西岡農園を継ぎました。朗らかで、何でも教えてくれる西岡さん。経験に裏打ちされた知識に溢れていて、「ほぉ、なるほど。」とうなづいてしまうことばかりです。
そんな西岡さんも順風満帆なことばかりではありませんでした。
「農業を始めたとき、みかんの物価がすごく下がったんだよね。今の1/10くらいに。違うもの作ろうにも、平地が少ないからみかんしかなかった。」
世の中のニーズに振り回されることも多く、伊予柑やネーブルを作っていた時期もあったそう。
そんな苦しい中でもみかんに向き合い続け、今では温州みかんが売上の8割を支えています。
50年間、同じ土地で1つのことやり続けることは並大抵のことではありません。この体験ではみかん農業のノウハウはもちろん、どんな変化の中でも続ける大切さを学べるはずです。
全国でも珍しい”蔵出しみかん”のお手伝いも体験できます
今回のしごとくらし体験では、みかんの収穫だけではなく、時期によっては貯蔵のお手伝いもしていただきます。
西岡農園では収穫したみかんをすぐ出荷するのではなく、一度貯蔵庫に保管します。2ヶ月ほど寝かせることで、酸っぱさが落ち着き、甘さとのバランスが絶妙に取れるんだとか。これが全国でも珍しい”蔵出しみかん”です。
「人間の味覚は、甘さより酸のほうが感じやすい。だから蔵に保管して、酸を抜いてやることが大事なんだよ。」
どんな行動の裏にも論理がある西岡さん。経験則だけではないからこそ、学ぶことが非常に多いです。
今回の滞在中には、そんな西岡さんと一緒に食事をする時間もあります。みかんの育て方、農業を始める上で大事なこと、地方に住む心得。あなたの疑問をぶつけてみてください。広大な海を見たときのように、ハッと視界がひらける答えがあるはずです。
「農業のリアルを知りたい、体験したい」という方は、ぜひ訪れてみませんか?
みかん農業の酸いも甘いも知っている西岡さん。これから農業を始めるなら、兼業がいいのでは、と言います。
「農業一本で生活を成り立たせるのは本当に難しい。技術はいくらでも教えられる。けど、場所によっては不作になる可能性も高いし、ものによって時期も決まっている。」
昼は農業、夜はバイトをしている方もいるそうです。
「実は、僕もみかんだけでなく、花をハウスで作っているんですよ。」と西岡さんは笑います。
1つのことを続けるためには、しなやかな発想が必要かもしれないですね。
農業のリアルを知りたいという方はもちろん、1つのことを続けられないと悩んでいる人にも、この体験で得られることは多いと思います。置かれた場所で美しく咲き続ける、みかん農園を訪れてみませんか?
募集要項
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主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
このプロジェクトの地域
海南市
人口 4.84万人
わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する海南市ってこんなところ!
・四季を通し温暖で、みかん・びわ・桃などの栽培が盛んです。 ・シラスや鱧、ワカメなどの海の幸にも恵まれています。 ・「紀州漆器」の産地として知られています。 ・熊野古道や4つの国宝建造物など、多くの文化財に恵まれています。 ・大崎地区(移住推進地域)は、海と山の幸に恵まれており、美しい海と夕日が自慢です。 ・海南駅には全ての特急列車が停車し、高速道路のICも3つあるなど都会へのアクセスが良好です。
このプロジェクトの作成者
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。