職人のまちに滞在しながら木曽漆器について学んでみませんか? ~木曽平沢・日々別荘にて夏季インターンシップ募集!~
募集終了
働く・住む
公開日:2022/03/25
終了日:2022/09/30

職人のまちに滞在しながら木曽漆器について学んでみませんか? ~木曽平沢・日々別荘にて夏季インターンシップ募集!~

木曽平沢は、長野県塩尻市南部の山あいの小さなまち。 
新宿から塩尻まで、特急あずさで揺られて2時間半。
そこからローカル鉄道に乗って30分。

400有余年の伝統を誇る木曽漆器の中心産地で、今でも沢山の漆器店が軒を連ね、この地ならではの伝統技術が息づいています。

ここ木曽平沢にある築90年の和洋折衷の建物を改装した宿泊・コミュニティー施設「日々別荘」にて、夏休みの短期インターンシップを募集します。

1週間の滞在期間中は、「日々別荘」のお手伝いをしながら、職人さんのお話を聞いたり、工房や文化財見学などを通じて漆器産業について学び、体験することができます。

・木曽漆器に興味があり、将来技能を身に付けたいと考えている方
・木曽漆器について深く学んでみたい方
・伝統産業振興や地域の魅力発掘に関心がある方
・自然豊かな美しいまちなみに滞在しながら地域の人と触れ合いたい方

こんな学生さん、社会人の方のご参加をお待ちしています!

漆のまち木曽平沢と「日々別荘」

◆漆のまち木曽平沢
木曽平沢は塩尻市の南部、木曽谷を通る中山道(京都と江戸を繋いだ五街道の一つ)の北の入り口近くにあり人口は1,100人程度。
木曽11宿のうち奈良井宿から分出した集落として位置付けられ、奈良井川という大きな川が町に沿って流れていて川魚も生息しているくらい清んでいます。

日用品やお土産として使い始められた「漆器」は明治初期には産業としての基盤が確立し、木曽平沢は日本有数の漆工町として発展をしてきました。

通りには漆器屋が並び、敷地奥の工房では職人さんたちが日々手作業で漆器づくりを行っています。漆器屋が並ぶ通りでは、はじめてお越し頂いた方は店舗の暖簾をくぐるのに、敷居の高さを感じてしまい少し勇気がいるかもしれません。
それでも一歩踏み出せば店主の方が快く迎え入れて下さり、作業工程を見せて頂けることもあります。

「暮らしも仕事もできるだけ自分の手でつくる」という考えから、山菜をはじめとした食のほか、家も作業場もご自身で工夫して手作りしている方がほとんどです。
自然豊かな歴史的町並みのなか、ものづくりを生業とする人々と触れ合いながらゆっくりとした時間の流れを過ごしていると、消費活動にあふれる生活で見失っていた大切なものが見えてくるような気がします。

まちには後継者育成のための長野県の指定職業訓練校である塩尻市木曽漆芸学院があり、周辺地域から漆芸を学びたい人々が通っています。
だんだん後継者が減っている漆器業界の中でも、次世代を担う30代から40代の若手から成る「木曽漆器青年部」をはじめとする職人たちが、伝統を継承しながらも新しいスタイルのものづくりに挑戦しています。

◆日々別荘について
日々別荘は、この木曽平沢に、昭和6年(1931年)夏場の避暑のための別荘として建てられ、地域の方々が和歌や茶道などを学ぶ文化拠点としても利用されていました。

少し特別な記憶の残るこの場所が2020年に改装され、「日々別荘」として生まれ変わりました。一棟貸切、最大8名まで泊まれる宿泊施設としてのほか、月に1度程度、地域のお店が出店するイベントやクラフトのワークショップなどが行われ、地域内外の人が集うスペースとなっています。

▼日々別荘
https://hibi-besso.jp/

▼宿泊予約について
https://www.airbnb.jp/rooms/49554954?guests=1&adults=1&s=67&unique_share_id=96d1a680-ebb3-4be5-80ce-9bc2e22602b2

※直接のお問い合わせにも対応させていただいておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ーーー
インターンシップは、日々別荘のお手伝いをしながら木曽平沢の暮らしを体験するとともに、漆器工房をめぐって職人さんのお話を聞いたり資料館や漆芸学院を見学し、木曽漆器についてじっくりと知り、学ぶ1週間となります。

ご興味のある方は”興味ある””応募したい”ボタンをクリックのうえ、メッセージにてご連絡ください。

木曽平沢の街並み

木曽平沢の街並み

漆器工房見学の様子

漆器工房見学の様子

募集概要

◆期間:7月下旬~9月上旬の月曜から土曜の6日間(時期は個別に相談)
※数泊の短縮バージョンも相談可

◆体験内容
・日々別荘お手伝い(滞在期間中6~10時間)
・資料館見学
・木曽平沢街歩き
・工房見学、職人に話をきく
・文化財、漆芸学院見学
・ほか、興味のあることを伺い実現のお手伝いができます

◆募集人数:各週1名(合計5名)

◆費用:交通費+食費など現地での生活費

◆滞在場所:木曽平沢内のシェアハウス
※木曽平沢には食事ができる施設がありませんので、滞在中の食事は自炊が基本となります。

◆応募について: 4月中旬募集開始

※SMOUTの”興味ある””応募したい”ボタンをクリックいただいた方に、募集が開始されましたらメッセージにて個別にご連絡させていただきます。

※zoomでの個別相談も受け付けています。ご希望の方はメッセージをお送りください。

日々別荘の家守をつとめる地域おこし協力隊の近藤さん

日々別荘の家守をつとめる地域おこし協力隊の近藤さん

日々別荘広間

日々別荘広間

プロジェクトの経過レポート
2022/03/31

今後のご案内について、登録フォームのご記入をお願いします!

8037

たくさんの方に塩尻市・木曽平沢「日々別荘」夏季インターンシップにご関心をもっていただき、とても嬉しくおもっています!

今後のお知らせについては、こちらの連絡先登録フォームに登録いただいたメールアドレスに、担当者よりご案内させていただきます。

ご案内を希望の方は、申し込みフォームのご記入をよろしくお願いいたします。
(※SMOUTの”興味ある”ボタンのクリックもあわせてよろしくお願いします!)

https://forms.gle/ctX8Uveau2tgFMjV8

登録しよう!

にユーザー登録して もっと活用しよう!無料

  • 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
  • あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
塩尻市
上田直子が紹介する塩尻市ってこんなところ!

<「知の交流と創造」のまち 塩尻市>

塩尻は主要街道の結節点として市内に6つの宿場町を有し、古くより交通の要衝としてたくさんの人が集い、津々浦々の産品や情報が交わされてきたまちです。そうした歴史的背景から、『よそ者』歓迎のおおらかな風土、未知へのチャレンジを許容する文化が育まれてきました。

その血は現代にも受け継がれ、都市部の企業の社員と行政職員が一緒になってまちの課題解決を目指す官民協働プログラムや、行政や民間、市内外を問わず自ら地域や社会の課題を解決を目指す人が集うシビック・イノベーション拠点『スナバ』の開設などをすすめてきました。

上田直子
塩尻市・地域おこし協力隊

2021年7月に大阪より移住してきました。
関係人口創出コーディネーターとして、塩尻に関心を持ってくださる方と地域をつなぐお手伝いをしています。

98
※興味あるを押したあと、一言コメントを追加できます。
icon
美大卒で以前から芸術に興味があり、特に伝統工芸職人のお仕事を将来の職として検討しているので気になっています…!
訪問しました!
移住決定しました!