本市の中心市街地の発展は、１３６０年頃守護大名大内弘世がその居館を山口に移し、京都に模したまちづくりを行ったことに始まっています。戦災をまぬがれたことから昔のたたずまいが残る町並みや、御局小路、銭湯小路といった通り名にも残っている名称から大内氏によるまちづくりを現在も窺うことができます。このような歴史ある商店街の魅力を多くの方に発信したいという思いで企画しました。

★今回お届けする店舗やお土産の魅力を紹介
〇山陰堂『名菓舌鼓』
維新の世になり武家を返上して和菓子製造を始めた初代店主。当初「武家の商売」で苦労苦心を重ねていたところ、茶道に深い奥方が「お茶席でのお菓子」をイメージして作り上げたというのが『名菓舌鼓』。これが明治の世に大ヒット。当初は「舌鼓」のみの名前だったのが、時の総理大臣、寺内正毅が「これほどの味なら『名菓』と名乗ればよい」といったことで現在の名前になったとか。あくまでも柔らかくきめ細やかな求肥が包むのは、極上のまろやかな白餡。口に入れるとすぐさまふわっと溶けていく軽さと上品な甘さ。発売当初から老若男女のハートをわしづかみにしたのも納得。しかも通常は山口に来なければ手に入らないとあって、今も昔も「山口に舌鼓あり」と評判の逸品です。

〇LOG COFFEE ROASTERS
「１杯のコーヒーで小さな幸せを」、好みのコーヒーに出会えるスペシャルティコーヒー専門店
フルーツ、チョコレート、ナッツetc…コーヒーにはいろんなものをイメージさせてくれる味わいがあります。常時１０種類前後のラインナップから、好みのコーヒーに出会える自家焙煎のコーヒーショップです。今回お土産にお届けするのは、店主が「名菓舌鼓」に合うようチョイスしたこだわりのコーヒーです。

★こんな方はぜひご参加を！

山口市に興味がある方
山口県立美術館の庵野秀明展に行く予定のある方
夜の美術館に興味のある方
家で旅気分を味わいたい方
本格的なドリップコーヒーを淹れたい方
和菓子×COFFEEの異文化セットが気になる方