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- 蘇りの道、世界遺産を語り部さんと歩く熊野古道ウォーク
全国に3,000以上ある熊野神社の総本山である熊野三山。「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の三山にとそこに向かう道、そしてそこに存在する文化が世界遺産に登録されています。
中世以降は「蟻の熊野詣」と言われるほど人々が行列をなし、熊野三山に向かいました。肉や魚などを経ち、どんなに寒い空の下でも水垢離を行い、険しい道を歩きます。道半ばで行き倒れる人も少なくなかったと言われます。
それほどまでして人々が熊野へ向かったその理由は、信じる人も、女性も、貧しい人も、病気の人も、全ての人を受け入れる熊野だったから。人々は困難な道を歩き、行きながらにして新しい自分に生まれ変わるために、熊野に詣でました。
そんな熊野古道を、歴史や文化、また草木などに詳しい語り部さんの話を聴きながら歩むプログラムです。伏拝王子から本宮大社までの初心者でも安心のコース。短時間と言えど、本宮大社に近くにつれ、神聖になっていく空気に、きっと新しい自分を発見できることと思います。
古代から続く歴史・文化・自然を歩きながら体感してほしい
熊野古道の中でも中心となる中辺路(なかへじ)。
比較的高低差の少ない歩きやすい初心者でも安心なコースですが、本宮へ近くにつれ神聖な空気を感じていただけると思います。
熊野古道と聞くと、森林の中を歩くイメージがあるかもしれませんが、熊野古道には今も生活道路として利用されている道路も存在しています。
伏拝王子から本宮大社への道も、今もそこで生活する人たちの営みを感じるポイントがいくつも。茶畑の間を歩いたり、農産物の無人販売があったり、それも熊野古道ウォークの楽しみのひとつ。
伏拝王子からほど近い展望台からは大きな鳥居を見ることができます。そこは熊野本宮大社が明治22年の大水害まで建立されていた「大斎原(おおゆのはら)」。京都から300km険しい道のりを歩いて来た人たちが、その姿を見たときには思わず伏し拝んだことでしょう。
いくつかの「王子」を経て、熊野本宮大社にたどり着きますが、この王子は当時の「目印」となる場所です。昔は社も建っていたということですが、今は石の道導などでその面影を見ることができます。
古代・中世の人たちがどんな風な気持ちで歩いたのかを想像しながら、地域に残る逸話で文化を感じたり、植物を見ながら熊野の自然信仰を考えたり。熊野古道での体験はきっと新たな自分を発見することに繋がります。
<参加方法>
本プロジェクトが気になる方は「興味ある」「今すぐ話を聞きたい」を押してください!
詳細をご案内させていただきます。
また、本プロジェクトは11月11日から12月6日にかけて紀伊半島にて実施される暮らしの実証実験「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト」の一環で行われます。
実証実験に興味のある方はこちらをご覧ください!
https://smout.jp/plans/836
ぼんやりと暗い熊野古道は本宮に近くにつれて神聖な雰囲気に。
語り部さんの話に耳を傾けつつ、空気を感じて歩いてほしい。
開催日程:2019年12月01日
所要時間:14時30分から2時間程度のウォーク
費用:
定員:10 人
最小催行人数:1 人
集合場所:JR田辺駅
解散場所:JR田辺駅
13:00 JR田辺駅 集合
14:30 伏拝王子到着
熊野古道ウォーク
16:00 本宮大社到着・本宮大社参拝
16:30 本宮大社出発
18:00 JR田辺駅 解散
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京都から続く熊野古道のクライマックス、本宮大社のある「熊野本宮」。
深緑の山に挟まれた豊かな水の熊野川の中洲には大きな鳥居「大斎原(おおゆのはら)」があり、本宮のシンボルとなっています。
古代から数多くの人々が、生きながらにして蘇るためにこの熊野本宮を訪れました。今も、新たな自分を発見するために多くの人々が訪れています。
湯の峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉の3つの温泉があり、熊野古道を歩く人々に湯垢離と休息の場として歴史を刻んで来ました。湯の峰温泉の「つぼ湯」は、世界で唯一の世界遺産に登録されていたりもします。
ゲストハウスやカフェなどもオープンが続き、また新たな魅力が生まれています。
歴史と新しさが気持ちよく混在している本宮をぜひ楽しんでいただきたいです。
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