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- 【コラム】お試し居住 × 子育て @ 福岡県八女市
コロナ禍で、働き方が急激に変化し、リモートワーク化が加速しました。継続的にリモートワークで仕事が可能になった人たちの中には、都心から離れた里山暮らしを希望する人が増えています。
特に子育て世代は、「自然豊かな場所で、のびのびと生活するのもいいな」と、考える人もいるようです。前編で八女でのリモートワークについてお話をうかがった八女さんご家族(仮名)も、リモートワークが中心となったのをきっかけに、子育ての場を移すことを考え始めたそうです。
このコラムでは、「リモートワーク×子育て」といった視点で、インタビュー。里山での過ごし方や、田舎ならではの子育ての魅力や楽しみ方、また、未来を見据えた現実的なことも含め、質問形式でお話しいただきました。
八女でのリモートワークについてのインタビューはこちら。
https://smout.jp/plans/8825
お試し居住 @ 八女
■現在のお仕事の状況を教えてください
共働きで東京都内に住んでいます。コロナをきっかけに、基本リモートワークとなっていましたが、長女出産後の今は、育休中です。
■今回のお試し居住のきっかけは
出産前、コロナをきっかけに、夫婦ともに自宅でのリモートワークになりました。
互いにミーティング中心の仕事なので、同じ居住空間の中で、部屋を別にして仕事をするといったスタイル。一方はリビング。一方は寝室を使っていました。
そもそも、現在住んでいる東京の物件は、通勤を最重要視したもの。リモートワーク以前は、平日は夜遅くまで会社に居て、週末は出かけるという生活スタイルだったので、家で過ごす時間が長いわけではありませんでした。極端に言うと「夜帰って寝る場所」という感覚です。なので、リモートワークが中心となり、月に1度ほどしか出社しない家に居る事が中心の過ごし方となり、住まいの目的が変わりました。長女も生まれ、子育てを考える上でも、都心から離れてみてもいいのかなと考え始めました。
■ 八女を選んだきっかけは
できれば、旅行で良く出かけていた西の方。九州は特にお気に入りの場所だったので、マッチするものがあればいいなと思っていたところ、今回のお試しと出会いました。夫は以前、鹿児島に転勤した経験もあって、九州はおだやかで良いイメージでした。また、産直巡りが好きなのですが、甘いお醤油など地域独自の味付けが面白く、とても興味深かったんです。違った食文化が楽しめるのも良いところですね。
八女市の事は良く知らないままに応募しましたが、旅行とは違う滞在のスタイルにわくわくする気持ちでいっぱいでした。
お試し居住の滞在場所「里山ながや・星野川」にて。両隣の顔が見える環境のため、お子さんのバタバタ走る音も気になりません。
八女では家庭菜園が手軽にできます。お子さんと一緒に、野菜を育てたら、モリモリ食べてくれそうですね。
移住 × 子育て
■ 都心を離れての子育てを考えていますか
今も東京の会社に勤めているので、早急にといった感じではありませんが、コロナ禍でリモートワークという働き方ができるようになって、将来的に静かな場所に住まいを移すというのも選択肢のひとつなのだと思うようになりました。
一番の理由は、東京都内の子育て環境を考えた際に、自分たち夫婦が育ってきた環境とはまったく違うということ。
私たちはそれぞれ地方で生まれ、育ち、公立の小中学校に通うことが当たり前で育ちましたが、現在住んでいる地域では、小さいころから小・中受験前提での家庭も多く、自分たち夫婦が育ってきた環境との違いに驚きがありました。そして我が子には、私たちと同じように、のびのびとした環境で、いろんな人に出会い、育って欲しいなと感じるようになったんです。
自分たちの経験に近い形で子育てをしたいな、と思うようになりました。
■ 実際の里山の暮らしはどうでしたか
とても健康的というのが率直な感想です。まず、太陽の光が遮らずに当たり、空気がおいしい。そして取れたての野菜を食べられるという贅沢もある。本来はそうであるべき事が東京ではできていないのだなと、あらためて思いました。そして、夕方ちょっと散歩に出かけるという、時間的にも精神的にも余裕ができますね。とてものんびりと過ごせました。
子育ての面で意外だったのが、周囲に子育て中の方が多くいらっしゃるということ。出会う機会も多くて、気軽に声をかけて頂いたり、子連れでも気兼ねなく出かけられる場所も多い。みなさんとても親切で、子育てしやすい環境なのでは?と感じました。実は、4月に一度、子どもを保育所に預け、早めに仕事に復帰しようかと迷っていたのですが、希望の保育所に入れませんでした。いわゆる待機児童の問題です。こちらの近くの園では、待機児童はないように聞いていますし、もし仮に、ここに住むとして、保育園に預けても帰ってから「子どもと一緒に遊ぶ」という、豊かな時間も持てそうだなと感じました。清流が近くに流れているので、もう少し大きくなったら水遊びも楽しめますしね。
長い人生、子育ても含め、今後の仕事や生活スタイルを考えた時に、この居住体験は「里山暮らし」という選択肢のひとつとして、とても良い経験になりました。
文章・写真 橋之口雅子
「里山ながや・星野川」隣の芝生広場にて。車を気にせずに走り回ることができます。
八女には矢部川・星野川、その支流が流れており、夏は家族や友人と水遊びをする姿が良く見られます。
2023秋・長期お試し移住を募集中です
長期お試し移住を募集中です。期間は9月11日(月)~12月22日(金)のうちの2か月以上で、家賃は無料、水道光熱費などは自己負担です。滞在期間の半分未満でしたらご自宅などに戻られてることも可能です。
応募締切は9/1(金)です(応募多数の場合、早目に終了する可能性があります)。
その他の諸条件など、詳細はこちらをご覧ください。福岡県八女市への移住をご検討中の方、ご応募お待ちしております。
https://presswalker.jp/press/19914?fbclid=IwAR2TVwHkdH8HZ_vnP2AbF5wkoi_ccw0ZsnTKUCQmUaR3ZJJJhclwbQ_3x0k
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八女市(やめし)は福岡県最南部に位置し、熊本県、大分県との県境にあたります。
福岡市からは自動車で1時間ほどで、必要な時に都会の便利さを享受しながら田舎暮らしをすることができます。
中心市街地の八女福島は江戸時代に久留米藩最大級の商家町として栄え、八女提灯や石灯篭、雛人形や久留米絣、八女和紙、八女矢などの伝統工芸を今に伝えています。
全国的に有名なのは玉露生産量日本一の八女茶ですが、江戸時代から続く林業も盛んです。
移住に際して仕事と同じくらい大事なのが住まい。地方に空き家はたくさんありますが、見ず知らずの方にいきなり貸して下さる例はほとんどありません。また、長く人が住んでいなかった家は補修が必要で、地域に馴染めるかどうかわからない移住者にとって金銭的な負担も課題でした。
八女里山賃貸株式会社は移住希望者がまずは賃貸住宅で地域に馴染めるかどうか、里山暮らしが実際にできるのかどうか試していただく集合住宅を運営しています。
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