【地域おこし協力隊募集】世界遺産の麓でこれからの森林保全や新たな利活用を一緒に行っていきませんか!
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公開日:2022/10/25
終了日:2023/01/31

【地域おこし協力隊募集】世界遺産の麓でこれからの森林保全や新たな利活用を一緒に行っていきませんか!

私たち洞川財産区は、洞川地区内の山林管理を中心として共有財産の管理や活用を行ってきましたが、高齢化や木材価格低迷に伴う林業離れが進んだことにより木を切った後の再植林が出来ない森林が増え、名水百選洞川湧水群の一つ“ごろごろ水”の採水場整備や鍾乳洞2箇所へのモノレールの設置など、山林の管理と併せて観光利用できる共有財産の有効活用を行い、自然と歴史を大切に守りながら地域活性化の一助として取り組んでいます。
 しかし今後は原点に帰って森林保全へ事業転換していく岐路となり、今回の地域おこし協力隊の募集は、維持管理が困難となった山林の調査や山林台帳等の整備を中心に行いながら、今後の林業振興をはじめ、地域活性化に向けた支援活動を一緒に取り組んでくれる方を募集します。
 地域振興の一つとして近年は環境保護の観点から、一般社団法人モアツリーズとの協定に賛同された世界的企業と共に当地区の森林保全に取り組む活動が増えつつあります。スギ・ヒノキの森を、洞川地区の特産品「陀羅尼助」の材料となるキハダを中心とした広葉樹林の森に生まれ変わらせる「キハダの森プロジェクト」など、多様性のある森づくりを行いながら都市と森をつなぐ、SDGsに関わる人材育成を目標とします。

洞川財産区とは?
 拠点として活動を行う洞川財産区は、天川村洞川地区において財産の保護、管理(森林・施設など)、開発(地域活性化)、処分等を行う特別地方公共団体です。
 洞川地区の山林は、ほぼ全域にわたり洞川財産区が土地を所有し、立木については入札で所有者を決め、伐採後の土地は財産区に返還される契約となっています。

 【天川村洞川地区ってどんなところ?】

山岳修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ)によって開山された霊峰「大峯山(山上ヶ岳)」を間近に仰ぐ洞川地区。山上に建つ大峰山寺は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の主要な構成要素の一つとなっています。名水百選の洞川湧水群や温泉など清浄な水に恵まれ、旅館や食事処、和漢胃腸薬「陀羅尼助」を販売する店舗などが並び立ち、登山や観光の拠点として賑わっています。開創1300年余りと伝わる龍泉寺や鍾乳洞など見どころがたくさんあります。
 標高820mの立地は冷涼な気候で、夏でもクーラーがいらない程。平地に比べて5度程気温が下がります。冬は積雪や凍結対策が欠かせません。
 5月3日の大峰山寺の戸開式から始まり、8月2日3日の行者祭、9月23日の戸閉式、10月の八大龍王大祭、2月3日の龍泉寺星祭りと年間を通して行事が行われ、月1回の行者講の集まりがありなど、歴史の色濃い地域です。

洞川温泉街

洞川温泉街

山に囲まれた洞川の町並み

山に囲まれた洞川の町並み

天川村地域おこし協力隊募集概要

【森林政策業務担当】2名
 山林の調査や山林台帳等の整備、立木伐採や搬出、森林の新たな利活用を、担当者のアドバイスを受けながら行っていただきます。
 ◎募集詳細は天川村HPでご確認ください◎
 https://www.vill.tenkawa.nara.jp/office/news/9027
■応募方法:応募用紙を天川村役場地域政策課に持参又は郵送してください。

森づくり

森づくり

鍾乳洞へのトロッコ

鍾乳洞へのトロッコ

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天川村
天川村地域政策課が紹介する天川村ってこんなところ!

天川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置し、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地しています。修験道発祥の地であり、宗教の発達と共に守られた自然と古くからの歴史・文化が残る村です。
村の玄関口は標高600m程に位置し、山を登ってくると川に沿って家々が並びます。
交通の不便さは解消されてきましたが、過疎高齢化が進み平成29年は1,500人ほどいた人口は現在1,300人程です。村内には診療所や郵便局、商店やガソリンスタンドがあり、近隣の町まで車で30分程度と山間地でも生活しやすい立地です。

 天川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置し、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地しています。 
 修験道の根本道場である大峯山「山上ヶ岳」や日本三大弁財天の一つである天河大辨財天社は、古くから信仰の地として多くの行者や参拝者が訪れる地域でした。そのため、歴史を通じて多くの文化資源があり、信仰によって守られた原生林や天然記念物、山岳・渓谷・森林の自然豊かな環境が観光資源となり、毎年約64万人が訪れます。地域に昔からあるもの、地域の伝統的な暮らしや文化に根ざしたものを拾い上げ、それらを活かしながら魅力的な地域づくりを進め、効果的に観光の魅力向上につなげようと取り組んでいます。
 また農業・林業・水産業にも力をいれており、新たな特産物の開発、資源の活用の研究を行っています。
 標高が高いことから、奈良市内などより気温が5度ほど低く、避暑地として好まれ、寒暖の差が激しいことから紅葉の名所でもあります。冬は雪景色を楽しめるなど、四季を通して違った魅力がありますので、シーズンを通して折々の自然を楽しめます。

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