わたしは福島県の移住コーディネーターとして、移住相談や移住イベントの開催に加え、移住希望者の現地訪問のサポートをしています。事前に訪問の目的や理由を教えていただき、それを満たせるような現地訪問計画の策定から現地案内を行っています。

そのなかで空き家を購入して移住を検討されている方、特に安価な物件の購入を希望されている方は、なかなか希望の物件に巡り合わず、ミスマッチを繰り返してしまっている方が多いと感じています。
写真のイメージと実際のイメージが異なることや、思っていた以上に状態が悪いことなど。
都内から遥々現地に訪問されたのにも関わらず、残念がられている方にも多くお会いしてきました。

一方で、これまでにご案内した方でも、生活環境などはいろいろとお考えになっているものの、住むことを決めたら、すんなりと空き家バンクから空き家を選択して決められた方もいらっしゃいました。

また、移住コーディネーターである私自身も元々建設業界で働いていた経験があるため、専門的な視点でも相談に対応いたします。

今回の相談会では、空き家を手に入れるまでのプロセスとその方法について、ヒアリングをもとにお話しできたらと思っています。

空き家の場合、多くの物件では購入後のリフォームが必要になります。実際に購入したのはいいものの、その後のリフォーム代を考えると新築の物件を買ってもあまり差がなくなってしまうことも少なくありません。
（県南地方では新築の建売物件が１千万円代のものもあります）

実際には空き家の購入費に加えて、リフォーム代がどの程度の金額になるのかを理解しなければなかなか購入に踏み込むことはできないでしょう。

ラクラスしらかわでは、これまでに地元の工務店の協力をもとに管内で販売されている空き家を巡り、その物件の改修費がどの程度になるのかといった「空き家セミナー」を開催してきました。
必要に応じて、そちらの資料も参考にしながら、実際の改修費についてご案内いたします。

また、福島県では様々な支援策がありますので、そちらのご紹介や補助金を申請する際の注意点などもご説明させていただきます。