アレクサなどを使った難病患者コミュニケーション支援の長岡モデル 皆が暮らしやすいまちづくり
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開催日:2023/07/04
終了日:2023/07/26

アレクサなどを使った難病患者コミュニケーション支援の長岡モデル 皆が暮らしやすいまちづくり

pin 新潟県長岡市
(サブエリア: 新潟県)

 社会のデジタル化が急速に進んでいますが、手足の不自由さからスマートフォンの操作ができなくなり、社会とのつながりが希薄となっている難病患者*1さんがいます。
長岡地域では、行政や関係機関、地域の学生との協働した活動をとおして、難病患者さんが、スマートフォンとAmazonの汎用機器(スマートスピーカー)を便利に使うことで、コミュニケーションが維持できることが分かってきました。
ハンディキャップのある方々のコミュニケーション支援の気運を地域全体で盛り上げ、みんなが暮らしやすいサステナブルなまちづくりを自然の中で便利な暮らしができる長岡地域で一緒に行ってみませんか?
(*1手足の動きが不自由となる神経系難病を中心とした難病患者。また、難病患者に準ずる生活の不自由さを抱えた方を含む。以下同じ。)

難病患者さんの置かれている情報格差の問題

 難病患者さんは、病状が進むにつれ外出が困難となり、社会との交流が狭められます。手足が動かしにくくなる方は、それまで使っていたスマートフォンが使えなくなり、さらに社会とのつながりは希薄なものとなる場合があります。
 病状初期の段階では、その時期に患者さんが使っている、スマートフォン等、汎用のICT機器の操作支援をしてくれる人材が地域にいないため、難病患者さんへのコミュニケ―ション支援は進んでいない現状があります。

 難病患者さんが、病状初期の段階から、ちょっとした工夫で、汎用機器であるスマートフォン等を使い続けることができると、社会とのつながりを維持することができます。
 また、手足が不自由であっても、音声で操作が行えるAmazonの汎用機器を導入することでも、生活の質は格段に向上します。 汎用機器の良い点は、それまで患者さんが使用していた馴染んだ機器であるという点に加え、誰もが容易に購入できる機器であること、また、患者さんと家族が機器を共有できるという点もあります。機器の共有により、家族との会話や話題が増え、家庭全体で笑顔が広がったとの声をいただいています。

汎用機器(スマートフォン等)

汎用機器(スマートフォン等)

ミッション1 コミュニケーション支援で患者さんに寄り添おう /ミッション2 コミュニケーション支援の輪を拡げよう

この活動のミッションの1つめは、難病患者さんのコミュニケーションを維持・向上させ、生活をより豊かなものとするための個別支援です。
具体的には?
■ 病状初期、又は進行がゆるやかな難病患者さんに対し、手足が不自由でもスマートフォンが使えるような補助機器や、音声で通信や家電操作が行えるスマートスピーカーの導入に関する情報提供を行います。
■ 難病患者さんと接する際には、保健師や医療機関がフォローしますので、難病に関する知識や介護経験、福祉関係の資格等は不要です。
■ 使用する機器はスマートフォンやAmazonのスマートスピーカー等の汎用機器ですので、心配は不要です。また、長岡市を拠点にデジタル支援で地域社会に貢献する学生ベンチャー企業である株式会社雷神から活動拠点の提供を受けますので、日々、業務に関する助言・支援を受けることが可能です。

ミッションの2つめは、関係機関や難病ICTサポーター*2と協働し、地域全体で「難病患者等のICT利活用を支援する仕組み」を作ることです。
学生ベンチャー企業である株式会社雷神などとともに、難病ICTサポーターの育成や組織化の支援に加え、保健所、医療機関、企業、大学等、既にある支援ネットワークを拡大し、さらに、ニーズの把握や情報の発信等、難病患者等ICT支援の仕組みづくりを行います。
(*2難病患者のICT汎用機器(スマートフォン等)の利活用を支援する大学生等が参加。)

具体的には?
■ 難病ICTサポーターの研修、交流会
■ 難病ICT支援機関との情報共有
■ 汎用ICT機器の導入支援を希望する難病患者さんのニーズ把握
■ 汎用ICT機器導入支援に関する情報の発信、関係者への働きかけ

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<やりがいや成長を実感>
 難病患者さんは、コミュニケーションが豊かなものとなると、笑顔で感謝の気持ちを伝えてくれるでしょう。あなたの寄り添う心と汎用ICT機器操作スキルで難病患者さんと家族の笑顔をつくる、大変やりがいのある仕事です
 また、難病患者に対する汎用ICT支援の取組は全国でもまだ少なく、「長岡モデル」の推進と発信という貴重な活動に携わる機会となります。
 さらに、地域の課題を解決するための仕組み作りに関わることで、企画する能力が養えることや、様々な分野のプロフェッショナルの方々と協働して仕事をすることで、地域に特別なネットワークが構築できます。

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<こんな方を求めています。>
■ハンディキャップのある方に寄り添う心をお持ちの方
→お世話好き、困っている人の役に立ちたい、コミュニケーションが好きな方を歓迎します!難病に関する特別な知識や介護経験は不要です。

■一般的なIT機器を使える方
→一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方。スマートフォンやタブレット、スマートスピーカー等の汎用のICT機器の利用や設定ができる方。(各種設定操作はマニュアルあり。)

■社会人経験のある方
→難病をお持ちの方や関係者とのやりとりが多くなるため、一般的なビジネスマナーが身についている方を歓迎します!

患者様と談笑する保健師

患者様と談笑する保健師

令和4年度に行った難病ICTサポーター養成研修の様子。学生が参加。

令和4年度に行った難病ICTサポーター養成研修の様子。学生が参加。

\活動条件・サポート内容/

〇身分:地域おこし協力隊として、新潟県知事が委嘱
(新潟県との雇用関係はありません。県と地域おこし協力隊員が委託契約を締結します。)
〇委嘱期間:委嘱の日から会計年度を超えない範囲で12か月以内(最長3年まで延長することを予定)
※職務怠慢等、隊員として相応しくないと判断された場合は、委嘱期間中であっても委嘱を打ち切る場合もあり。
〇受入団体:株式会社 雷神(新潟県長岡市城内町3-4-10武石ビル)
〇報償費:233,000円/月
〇活動経費:1,440,000円(年額)(120,000円×12月)
※委嘱日が年度途中となる場合は、日割り計算
〇活動時間:週4日、1日当たり7時間を想定
※業務委託のため、受入団体と調整のうえ、ご自身で管理していただきます。
〇着任後のサポート
・協力隊の心構えをテーマにした講義や、活動計画の検討、隊員の活動事例の共有を行う初任者研修
・講義やワークショップを通じて起業のノウハウを学ぶ起業研修
・起業した協力隊OB・OGや地域に密着した起業家等のもとでの、その仕事や起業について学ぶJobインターン
・県内隊員や協力隊OB・OGとの交流会
・協力隊に知見のある外部メンターによる活動のサポート

詳細は、以下URLから県ホームページを御覧ください。
教育や多文化共生、地域資源を活用した観光促進など、他のプロジェクトも掲載しています!
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
※応募される方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!

イベント・ツアー内容

開催日程:2023年07月04日~ 2023年07月04日

所要時間:20時00分から20時30分まで

費用:

集合場所:オンライン(Zoom)

解散場所:

スケジュール

オンライン(Zoom)にて説明会を開催します。
県や受入団体等が活動内容などについて説明します。
(1)日時・内容
令和5年7月4日(火)
20時00分から20時30分まで
活動概要説明20分、質疑応答10分です。
(2)申し込み方法
以下の申し込みフォームから申し込みをお願いします。後日、参加用URLを送付いたします。
<申し込みフォーム>
https://apply.e-tumo.jp/pref-niigata-u/offer/offerList_detail?tempSeq=5719
(3)説明会申込期限
令和5年6月29日(木)正午まで
(4)その他
開始5分前目途に待機室へ入室してください。

詳細を知りたい方はこちら↓↓ 他のプロジェクトも掲載しています!
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/niigata-collaborator.html
※説明会への参加申し込みや、選考に応募される方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!

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新潟県地域政策課が紹介する長岡市ってこんなところ!

 長岡市は新潟県の中央部に位置する県内で2番目に人口が多い都市です。市の中央部には日本一長い信濃川が流れ、その両岸に広がる平野を中心に市街地が形成されており、周辺には日本有数の豪雪地帯としても知られる山間地や日本海に面するエリアなどもあります。
 「駅が近く都市的な暮らし方が可能なエリア」、「大型商業施設も近く、子育て世代もゆったり暮らせるエリア」、「山間部で雪が多く懐かしい風景が残るスローライフエリア」、「越後平野の広々した田園地帯と武家文化が強く残る歴史と自然溢れるエリア」、「海に隣接するまちで、マリンアクティビティや二拠点居住も楽しめるエリア」、「ものづくりが盛んで、新しい宅地も増えているエリア」など、自分のライフステージやライフスタイルに合わせて、住みたいエリアを選択できる暮らしやすい地域です。

新潟県地域政策課では、地域づくりに取り組む市町村や団体を支援しています。
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私も難病を患っているので、こうした活動は素晴らしいと思います。
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