宮崎県都農町に設立された廃校活用の新組織「都農高校デザインセンター」で、これからの地域共生社会のモデルとなる業態の企画・デザイン・PM
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公開日:2023/04/26
終了日:2023/07/25

宮崎県都農町に設立された廃校活用の新組織「都農高校デザインセンター」で、これからの地域共生社会のモデルとなる業態の企画・デザイン・PM

私は、建築プロデュース会社、UDS株式会社の社長を20年ほどしてました。キッザニアやコーポラティブハウス、MUJI HOTELをつくってきました。これからの人口減少、高齢化社会を見据えて、地域共生社会のモデル事業をつくりたく、2020年3月、社長退任し、宮崎県都農町に移住、まちづくり会社イツノマを起業しました。1万人の過疎地、都農町では2021年3月に町内唯一だった都農高校が廃校に。町から委託を受けて都農高校跡地の活用基本計画を策定、今年度から、9棟あるうちの2棟から基本設計に着手します。プレイヤー不足に悩む町としては、公民連携組織を設立し、民間に大幅に権限を委譲しながら、廃校活用を進めていくため4月に都農高校デザインセンターを設立し、ぼくとイツノマの社員2名で立ち上げをはじめてます。ぜひデザインセンターの一員として、一緒に廃校活用の企画とデザインを推進していきましょう!

都農町を、地域共生社会・インクルージョン経営の先進地に!

都農町の人口は1万人、高齢化率38%。日本全体が高齢化率38%になるのは2065年前後、つまり40年以上、前倒しで未来の日本のシミュレーションができる町になります。
都農町で生まれ育った人が人口の約25%。一度町外に出てUターンした人が35%、町外からの移住者その他が約40%と、実は町外の人の方が増えてきている現状です。
高齢者や障がい者、子育て世帯にシングルマザー、移住者が、そのことを意識することなく、みんなでフラットに住みやすい環境をつくることが、地域共生社会の実現にもなります。
敷地47,000㎡の広大な都農高校跡地を、一つの新しいまちと見立てて、高齢者のデイサービスや保育園と子育て支援センター、障がい者の就労支援施設、移住者がほしがるおしゃれなカフェや生活雑貨をつくっていき、それぞれに楽しみ、都農町で活躍していけるような環境をつくっていくことを目指しています。
私自身も移住者として暮らしていますが、まちづくりの仕事を町から受託し、都農中学校で総合的学習の時間の授業を担当していることもあり、町長をはじめ、町役場、町の経営者、町の子どもたちとは、かなりつながりを持たせてもらっています。そのつながりを強みとして、町内外の出自や年齢性別を超えたコーディネートをしていきたいと思っています。
1万人の町には、まだまだプレイヤーが不足しています。企画する人、デザインする人、建物をつくる人、店を運営する人、、すべて足りません。言い換えれば、スキルややる気があるのであれば、都市部でチャンスをつかむよりは、目の前にたくさんのチャンスが転がっているのが過疎地のよいところです。特に建築・デザイン系の人たちにとっては、若くして大きな実績をつくるチャンスだと思って、ぜひ一度、都農町にお越しください!自社直営のHOSTEL ALAでお待ちしています。

イツノマ企画・制作、都農町グランドデザイン(つの未来マップ)

イツノマ企画・制作、都農町グランドデザイン(つの未来マップ)

都農漁港から尾鈴山を見た町の全景

都農漁港から尾鈴山を見た町の全景

企画やデザインの力で地方の過疎地にイノベーションを起こしたい人

プロジェクトを通じてこんな人に出会ってみたいです
・ぼんやりとしているまちづくりのリアリティーを感じたい人
・地方の中でもドローカルな地域でどこまで自分が通用するかチャレンジしたい人
・自分の企画やデザインで、まちづくりに貢献したい人
・これからの地域共生社会を言ってるだけじゃなくて実践してみたい人
・日本の地方、過疎地のロールモデルをつくりたい人
・東京にいるより、刺激的で面白い人たちと出会いたい人
・ローコスト・ハイクオリティなリノベーションをしてみたい人

商店街を歩行者天国にして、子どもたちと描いた道路アート

商店街を歩行者天国にして、子どもたちと描いた道路アート

花とみどりで商店街を元気に!「みちくさ市」第1回の様子

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町役場とベンチャーの架け橋となる地域おこし協力隊

都農町の地域おこし協力隊として勤務いただきます。所属は、株式会社イツノマとなり、勤務地は主に都農高校(プロジェクト現地)に設置予定の「都農高校デザインセンター」になる予定です。地域おこし協力隊としての任務は、都農高校デザインセンターの立ち上げとしての業務と都農高校活用に関する企画・建築統括業務になります。

イツノマの入社式(新卒社員1名)

イツノマの入社式(新卒社員1名)

イツノマ主催のつの未来会議で町長をはじめ町の人たちと

イツノマ主催のつの未来会議で町長をはじめ町の人たちと

株式会社イツノマ
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都農町
中川敬文が紹介する都農町ってこんなところ!

都農町(つのちょう)は宮崎県の中央部にあり、宮崎空港・宮崎市から北に1時間、延岡市から南に1時間の位置にあります。神武天皇が建立した説もある、一国に一社の一之宮神社である都農神社があることが町の誇りです。農の都と書くだけに、農業は盛んで、とくにブドウの産地として有名。町として立ち上げた都農ワインは、年間生産量22万本を誇り、九州最大のワイナリーとなっています。2010年、口蹄疫の発症地となり、産業的に大打撃を被りましたが、現町長の強いリーダーシップと、元気でポジティブな町民性により、この12年で復興。ふるさと納税では全国2位になるほど、自主財源も蓄積。全世帯にタブレットを配布したデジタル・フレンドリー事業、県内4番目に表明したゼロカーボンタウン宣言、地域の医師不足を解消するため宮崎大学医学部に寄附講座を開設、総合診療医が6名常勤するなど、医療・福祉・子育てにも手厚いのが魅力です。

中川敬文
株式会社イツノマ

株式会社イツノマ 代表取締役
東京都出身、関西学院大学社会学部卒業。
1989年ポーラ入社。
1993年新潟県上越市に家族で移住、当時国内最大級のパワー型ショッピングセンターの立ち上げと運営。
1999年都市デザインシステム(現UDS)入社、2003年より代表取締役(2011年より社長)。
「キッザニア東京」、「神保町ブックセンター」、[
MUJI HOTEL」、日本初のイエナプランスクール「大日向小学校」などの場づくり、地方自治体のまちづくり、中高生のキャリア教育を手がける。
2020年3月に社長退任して宮崎県都農町に移住、まちづくりスタートアップ株式会社イツノマ起業。都農町にて、グランドデザイン策定、都農高校跡地基本計画・事業企画、デジタル・フレンドリー戦略立案・推進(2021年グッドデザイン賞ベスト100)、ゼロカーボン戦略立案・推進(都農町ゼロカーボンタウン宣言)、都農中学校・小学校3校にてまちづくり教育を実践中。2021年9月に、敷地5,000㎡の耕作放棄地にある2軒の空き家をリノベーション、「まちづくりホステルALA」を開業、まちづくりに関心のある社会人・学生を中心に、町内外の交流を促進。
著書(共著):『おもてなし・デザイン・パターン』(翔泳社)
https://itsunoma.co.jp/
https://note.com/keibun_nakagawa

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