
中世の絵図のまま残る豊かな田園風景を守る《地域コーディネーター》を募集!
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/02/28経過レポートが追加されました!「二次募集を開始しました!(締切10/15)」
2023/09/15岩手県一関市の西部に位置する本寺地区は、その昔、隣町の世界遺産平泉の「中尊寺」の荘園でした。
中世当時の絵図のまま残る豊かな田園風景を守る《地域コーディネーター》を、地域おこし協力隊として募集します!
昔ながら美しい農村景観を残すという選択
本寺地区では、昔ながらの形そのままの不揃で小さな水田や、イグネと呼ばれる屋敷林に囲まれた民家が点在しております。
その景観は、中尊寺に伝存する国重要文化財「陸奥国骨寺村絵図」にほぼ近い形であることが分かり、現在も中世の風景を残していることから、「骨寺村荘園遺跡」として国史跡に指定され、また、重要文化的景観「一関本寺の農村景観」に選定されました。
しかしながら、中世の絵図のような農村景観を残すという選択は、美しい景観を体感できる一方で、課題もあります。
曲がりくねった水路や不整形な水田には、大型機械が入れず手植えや手刈りをしなければならない場所もあります。
また、原風景を維持するための草刈り作業などの環境整備も欠かせません。 しかし、少子高齢化に伴い、人手不足が進んでいます。
この伝統ある景観や文化を残すため、自然が育む特産品や地域資源を活用し、一緒に地域を盛り上げてくれる地域おこし協力隊を募集します。


活動内容と3年間のイメージ
着任後は、骨寺村荘園交流館を活動拠点とし、農業体験や地域行事に参加し、地域の人と交流を図ります。 また、地域に関係する様々な企画を提案していただきます。
\業務内容/ ・農業体験(草刈り、田植え、稲刈り、野菜づくりなど) ・地域の人への課題のヒアリング ・地域行事・イベントへの参加 ・SNS等での情報発信、骨寺村通信の作成発行 ・骨寺村荘園交流館や骨寺村荘園休憩所での業務支援(週1日程度) (産直でのレジ、レストランの配膳、ガイド業務など) ・地域資源を活かした本寺地区を盛り上げる企画の実施 ・その他地域振興に関する活動 (地域づくり計画の策定について地域と協力し、ワークショップ等を開催し、地域の課題の掘り起こし、解決策などを検討します)
\3年間のスケジュール/ ■1年目 各農家での農業体験、地域住民の方へのヒアリング、地域のイベント(田植えや稲刈り体験、中尊寺米納め等)への参加等を経験し、地域を知ります。
■2年目 1年目に地域で体感した課題や可能性と、ご自身の経験・スキルをもとに、地域おこしに関 係する様々な企画を行っていただきます。 例)担い手支援・交流人口拡大のための農業体験イベントの実施、特産品の開発・販売など
■3年目 2年目で試した様々な企画をもとに、それを継続するための事業化を目指します。 具体例 ・農業の担い手を支援するための体験型人材派遣システムの構築 ・骨寺村を体感する滞在拠点(民泊施設、カフェ等)の立ち上げ ・骨寺荘園米や加工品(酒、お菓子等)の企画・販売・PR ※上記はあくまで一例です。
\3年後について/ 3年間の活動の中で見つけた自分の道に進んでください。 事業化を目指したもので起業や、活動に関係する企業への就職は歓迎です。
\こんな方にオススメ/ ・様々な人と関わるのが好きな方 ・地域で何かをチャレンジしてみたい方 ・農業もしくは歴史文化に関心のある方


募集概要
1.募集人員 地域おこし協力隊員(本寺地域コーディネーター) 1名
2.雇用形態 一関市役所会計年度任用職員
3.給与・賃金等 月額:171,419円(別途、賞与あり) ※税額、保険料など控除される前の額です。
その他詳しい情報は一関市のHPをご覧ください! https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/8,158304,c,html/158304/20230613-171848.pdf
\選考スケジュール/ 1.応募手続・選考 応募については随時受付・面接いたします。 1次選考:書類選考(書類提出後、1週間後を目処に選考を行います。)↓ 2次選考:現地面接(書類選考後、2週間以内を目処に行います。) ↓ 選考結果通知(現地面接後1週間以内を目処に通知します。)
※各募集について、その枠の採用が決定した場合は締め切ります。
2.今後のスケジュール ①オンライン説明会 こちらのページからアーカイブ動画がご視聴可能です。 https://smout.jp/plans/11979
②個別相談会 オンライン個別相談 \常時開設/ 平日9時〜21時(要事前予約制) 各募集の詳細から近所付き合いのことまで、 気になること、なんでも気軽にご相談ください! https://smout.jp/plans/11980
③現地見学・アテンド 常時受付し、個別にアテンドしております! 詳細はこちら https://smout.jp/plans/13278


主催:一関市 / 運営:一般社団法人いわて圏
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

一関市
人口 10.76万人

櫻井 陽が紹介する一関市ってこんなところ!
一関市は岩手県の最南端に位置する人口約11万人のまちです。
東京駅からも新幹線で最短2時間以内で着きます。
近年8市町村の合併があり、その面積は香川県の3分の2に及ぶ広域のまちになりました。
合併前の旧8市町村(一関、花泉、大東、千厩、東山、室根、川崎、藤沢)の地域それぞれに固有の文化が残っており、趣向を凝らした多種多様な行事が各地で行われており、1年では楽しみ尽くせません。
江戸時代は伊達藩の領地であったことから、もち文化が今も色濃く残っています。
餅の食べ方が300種以上あると言われ、全国ご当地もちフェスティバルが行われるなど、「もちのまち」でもあります。
このプロジェクトの関連地域
平泉町
人口 0.67万人
このプロジェクトの作成者
1992年、岩手県一関市生まれの31歳。 大学卒業後、公務員になるものの、生き方を考えなおすため、2016年に地域おこし協力隊として一関市へ。農業支援・地域づくりを担当。
卒隊後の2019年より、一関市内の広告代理店業を個人事業で始め、2022年に合同会社ハルノ企画を立ち上げる。 主な事業として ・市内の行政・民間の企画・広報業務 ・一関市内の協力隊のサポート ・一関市の起業講座「シゴト・ツクル・ゼミ」の企画 ・シェアオフィス「ハルノバ」の運営 ・U・Iターンの仕事・暮らしWEBメディア「イワイズカン」
また、自主事業として高齢により耕作を断念した金山棚田を引き継ぎ、シェア農園の取り組みも行う。
趣味は硬式テニス、猫を愛でること、焚き火、温泉。