【兵庫県姫路市】秋の姫路と家島諸島【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します!】
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公開日:2023/10/27
終了日:2024/12/31

【兵庫県姫路市】秋の姫路と家島諸島【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します!】

~ここは家島 瀬戸の島 ここが始まりの島~
姫路市家島地域おこし協力隊としてR5年4月に着任した新人隊員が見つけた島の魅力を定期的に発信します。第5回となる今回は秋の魅力ある姫路の催し物を広報しつつ家島諸島の秋の生活を紹介したいと思います。元々、この地域に所縁を持つ自分だからこそ、島の魅力を発信してさまざまな人に来てもらうことで島々に恩返しができればと思います。

なお、島自体の紹介は過去の記事(SMOUT記事:https://smout.jp/plans/8493)やページ下部をご覧ください

●今回のお話
・姫路地域の秋
 ―姫路に来るなら秋!紅葉狩りと秋祭りの季節到来
・家島の秋
 ―1年の内で最も何もすることがない(しっかり休んで冬に備える)時期
・アイランダー2023に出展します!
 ―会場ではここには書いていない魅力や情報をお届けします!

■この記事と書いた人について
姫路市家島地域おこし協力隊の小林昂祐(こばやしこうすけ)です(島の人たちは同じ苗字が多いので名前で呼ぶのがスタンダードだったりします。なので、私もそれに倣って昂祐(こうすけ)で活動しています)。私は母親の実家が同じ家島諸島の坊勢島で所縁があり、一般的な地域おこし協力隊とは異なり、最初から顔見知りも多いです。しかしながら、あるいは、恥ずかしながら、私自身は一度もこの島で住んだことはありません。そんな私ですが、この島に「ただいま」と言えるくらいに原点の場所でもあります。
この記事はそんな私が感じたり、体験したり、再認識した家島の魅力を紹介する場所です!

姫路に来るなら秋!紅葉狩りと秋祭りの季節到来

 木々の葉が色づき、道にはどんぐりがコロコロとおどる時期になりました。朝、目が開きにくくなってきた昂祐です。さて、今回は島だけではなく本土側も紹介したいと思います。
 姫路と言えばお城と桜のイメージが強いかもしれません(Google検索でも春の姫路城が上位に出てきます)が、秋の方が好きという地元民が多いと思います(体感)。姫路市のHPもご覧いただきたいのですが、姫路の旧播磨地域では神社の秋季例大祭(秋祭り)が盛んで写真のような豪華絢爛な屋台(地元ではヤッサ/ヤッタイ)の練り合わせや差し上げ、地域によっては本当に生きているかのような毛獅子による獅子舞やダンジリをご覧いただけます。各地のおよそ30を超える神社で行われるこれらの祭りは、姫路の隠れた観光資源ではないかと思います。 
 また、好古園や書寫山圓教寺などをはじめとした紅葉は何本もの映画や時代劇に使われるほど見事で夫婦に人気の茶室でお抹茶とお菓子を味わったり、ご高齢の方に人気の仏道体験(写経や座禅など)に参加したり、修学旅行生に人気のインスタ映えする写真撮影などができます。これらの場所では日頃のストレスから離れて静かな錦秋を味わうことができます。
動的な秋祭りと静的な紅葉狩りの両方を楽しめる地域は日本全国探しても有数ではないかと思います。旅好きの方や非日常を味わいたい方は是非この時期の姫路を訪れていただきたいです。

五穀豊穣を願う屋台練り

五穀豊穣を願う屋台練り

紅葉の錦を纏う書寫山圓教寺

紅葉の錦を纏う書寫山圓教寺

1年の内で何もすることがない?→しっかり冬に備える時期

 さて一方の家島諸島では9月~10月は1年の中で最もヒマな時期です。ヒマとは言いつつも、急テンポで敏捷性が必要な忙しさから、足場を固める地道な忙しさに変わるという感じです。特に水産業では冬に向けた準備期間というイメージで、例えば船曳漁業者がのり養殖へ、旋網漁業者がサバの畜養(出荷のための最終調整)へと転換していきます。これは限られた人員で、最大限の成果を地域全体で出すために戦後の時代から続く地域の仕組みです。
 兵庫県は全国の養殖のり生産量の18%を占める養殖のり生産県です(家島・坊勢地区だけでもおよそ3%【全国】です)。2022年の佐賀県のりの記録的な不作により兵庫県は20年ぶりに養殖のり生産量が全国1位になりました。理由が理由なだけに手放しには喜べない1位ですが、九州地方だけで全国の50%以上を生産している中で、20年以上ベスト5入りし続けていることを考えれば大健闘していると私は思います。
 そんな のり養殖ですが、後継者不足や人手不足がご多分に漏れず深刻化しています。加えて自然相手ということもあり、単純解決できない問題も多いです。私のミッションはこうした現状を発信することで、のり養殖に興味がある方や脱サラして漁業をやってみたい方、AIやドローン・ICTなどの技術力に自信のある方に島を訪れていただけるようにすることだと思っています。

設置されたノリ網(奥は頂上石【コウナイの石】がある西島)。

設置されたノリ網(奥は頂上石【コウナイの石】がある西島)。

漁船と比べると網の広さがよくわかります。

漁船と比べると網の広さがよくわかります。

アイランダー2023に出展します!

そんな家島・坊勢産の味付け海苔を試食できる機会がこの11月にあります!
東京池袋で開催されるアイランダー2023に、今年も出展します。
SmoutやSNSでは書ききれない地域の魅力を発信しますので、興味のある方は是非是非、足を運んでいただきたいなと思います。
この記事で少しでも家島や姫路の魅力が伝われば幸いです。それでは次回の更新もお楽しみに!

皆様のご来場お待ちしています。

皆様のご来場お待ちしています。

ブースの様子(2022年出展時)。

ブースの様子(2022年出展時)。

姫路市ひめじ創生戦略室
プロジェクトの経過レポート
2023/11/16

【兵庫県姫路市】アイランダー2023に出展します!

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11月18日(土)・19日(日)に池袋サンシャインシティ(文化会館ビル2F 展示ホールD)にて開催される「アイランダー2023」に出展します。家島諸島の特産品など、島の魅力が東京でも味わえる絶好の機会です♪
家島諸島や地域おこし協力隊に関心をお持ちの方は、ぜひぜひお越しください。

▽アイランダー2023公式ページ
https://www.i-lander.com/2023/ 

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姫路市地域おこし協力隊が紹介する姫路市ってこんなところ!

兵庫県姫路市は、新幹線や高速道路などにより交通アクセスが良く、少し足を延ばすと、山や川、海といった自然豊かな地域があるなど、都会の便利さも、自然の豊かさも両方併せ持つ「ちょうどいい」街です。ぜひ一度足を運んでみてください。

姫路市政策局ひめじ創生戦略室です。 主に兵庫県姫路市の離島、“家島諸島”で活躍する地域おこし協力隊に関する情報等を掲載します。 家島諸島とは・・・ 兵庫県姫路市の沖合い18kmの瀬戸内海に浮かぶ大小40余りの島々から成る家島諸島。家島、坊勢島、男鹿島、西島の4島が有人島です。 家島諸島の魅力の一つは、島の近海で獲れる新鮮な魚介類です。複雑な海岸線に囲まれた島周辺は、魚の格好の棲み家で、タイやタコ、アジなど年中多くの魚介が揚がります。特に、ぼうぜ鯖、ぼうぜがに(ガザミ)、華(はな)姫(ひめ)鰆(さわら)、白鷺(しらさぎ)鱧(はも)はブランド魚として売出し中で、島内の旅館や飲食店には新鮮な魚料理を求めて多くの来訪者があります。 また、家島本島の港の両側に山が迫る裾野に石材運搬船、ドックや建物が並び、島の人たちが生き生きと行き交う瀬戸内の港町や、隣接する坊勢島の湾奥の漁港を取り囲む漁村の風景は他の島では見かけることが少ない貴重な風景です。 まるで昭和にタイムスリップしたような原風景を大阪からは2時間、姫路市本土からは30分の至近距離で味わえます。 ぜひ一度、足を運んでみてください!
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