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【漁師】希少な海藻〝ヒロメ〟養殖の生産量拡大に一緒に取り組みましょう!【協力隊】
漁師町として多種多様な魚種が水揚げされる、三重県のみなと町尾鷲。
そんな尾鷲が今、新たなる水産資源として注力しているひとつが希少な海藻『ヒロメ』の養殖です。
ヒロメとは団扇のように丸い形をした大型の海藻で、年間を通して温暖な日本の一部海域に自生しています。
知る人ぞ知る美味しい海藻であることから、尾鷲市と紀北町の漁業者・漁協・市町及び県が主体となり、2010年頃より試験的なヒロメ養殖をスタート。
しかし知名度が低かった為、地域需要を補うという形で細々と消費されるにとどまっていました。
それが近年、その”味の良さ”と”面白い食べ方”でヒロメは注目され始め、また海洋状況の変化による天然資源の減少が重なったことで養殖ヒロメの需要が増大。現在は供給が追いつかない状態が続いています。
そこで尾鷲市の「大曽根地区」に入り、『ヒロメ』を始めとした「養殖業」の漁労技術を学びながら生産量拡大に取り組んでいただく地域おこし協力隊を募集します!
漁業経験が無くても、もちろんかまいません。
地域の方々・市の職員らと連携しつつ、新たな環境であなたの力を活かしていただけませんか?
興味を持っていただいた方は、【興味あるボタン】を押していただき、
まずは「尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプor現地見学会」にご参加ください!
\こんな人にオススメ!/
・新しい生活スタイルを模索している!
・漁業に興味がある!
・海辺のまちに移住したい&仕事を探している!
・海の魚や生き物が大好き!
尾鷲市大曽根地区での養殖事業
日本列島の丁度ど真ん中。三重県の南部に位置する尾鷲市では”大敷”と呼ばれる大型定置網を始め、様々な漁法で多種多様な品種が漁獲される漁業の町です。
そんな尾鷲市の中で、海藻や牡蠣といった新たな水産資源の養殖に挑戦しているのが、今回協力隊を募集する”大曽根地区”です。
穏やかで温暖な尾鷲湾に面する大曽根地区は、昔より伊勢海老の刺し網漁やヒジキの採藻などの漁業が盛んな地域でした。しかし漁業従事者の減少・高齢化により、今までとは違った新たな水産資源開発に力を入れるようになり、2012年頃より三重県や尾鷲市水産農林課の協力のもと、地域色の強い希少海藻『ヒロメ』やシングルシード法での『マガキ』の養殖が始まりました。
[ 希少な海藻ヒロメについて ]
ヒロメは最大1メートル程度にまで成長するワカメに似た大型の海藻で、温暖な海域でしか生息できません。昔から食用として利用していたのは三重・和歌山周辺や千葉・徳島・大分などの一部の産地周辺地域のみ。
そのため知る人ぞ知る『非常に味が良い海藻』でした。
しかしメディアに取り上げられたことによる認知向上と、近年海洋状況の変化による藻場の減少により天然資源量が減ってしまったことで養殖ヒロメの需要が増大。
長年の試験生産により、生産方法が確立されつつあるものの、人手不足により生産量が増やせないのが現状です。
食べ方としては味噌汁や和え物・佃煮がありますが、一番のおすすめは”しゃぶしゃぶ”です。
ふわりと香る磯の香りにシャキシャキとした食感、つるんとした喉ごしが楽しめると大好評です。
また魚類の養殖に比べて餌やりなどの日常的な管理が必要無く、12月頃に種苗の設置→翌年2月頃〜3月頃に収穫を行うだけなので、他の漁業と無理なく両立できる魅力があります。
[ シングルシード法で養殖した”ひと粒牡蠣" ]
ヒロメと共に大曽根地区で養殖に力を入れているのがシングルシードという特殊な方法で養殖したマガキ『ひと粒牡蠣』です。
カキ養殖で一般的な、貝殻に密集・密着させて育てる方式ではなく、一粒ずつバラバラにカゴに入れて育てるのが『シングルシード法』です。一般的な養殖法と比べ、一度に大量の牡蠣を育てることができず作業量も増加しますが、シングルシード法で育てた牡蠣の方が殻の大きさの割に身入りが良くなる特徴があります。
海藻と牡蠣、それぞれのシーズンが異なるため12月〜3月末まではヒロメの養殖に従事し、それ以外の時期にマガキの養殖に集中するという働き方が出来ます。また海藻や牡蠣の養殖は、環境負荷が少ないどころか、さまざまな海洋生物の隠れ家として機能したり、水質の浄化に効果があるので尾鷲の海の生物多様性にも効果が見込めるクリーンな養殖事業でもあります。
協力隊である期間に養殖技術の習得・関係者各位との信頼関係を構築していただき、将来的には養殖業を始めとした漁業従事者として尾鷲市内で活躍していただければと考えております。
養殖ヒロメの収穫作業
シングルシード法で養殖されるマガキ
出会いたい人・一緒にやりたいこと
全く知らない土地… 全く知らない人達…
不安や緊張、恐怖感を持たれると思います。
尾鷲では地域住民を始め、市の職員・現役協力隊・協力隊OB・OGらが可能な限り活動をバックアップします。
地域おこし協力隊という制度を通して、大曽根地区で希少海藻『ヒロメ』などの養殖技術を学びながら生産量拡大に取り組んでみませんか?
まずは一度、「尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプor現地見学会」にお越しください!
求める人物像…
・新しい生活スタイルを模索している!
・漁業に興味がある!
・海辺のまちに移住したい&仕事を探している!
・海の魚や生き物が大好き!
【 雇用条件 】
雇用形態:地域おこし協力隊(尾鷲市から業務委託)
雇用期間:1年更新(最大3年)
募集人数:1名
業務内容:『ヒロメ』や『マガキ』養殖へ携わり、生産量拡大への取り組み
情報発信・販売活動・地域の方々を始め、関係者各位との連携
応募資格:①都市地域から尾鷲市に移住し、住民票を尾鷲市に移動できる方
②普通自動車免許を取得している
③尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプor現地見学会への参加を実施
→イベントURL
活動場所:尾鷲市大曽根浦活動時間:9:00~18:00 ※活動内容により変わります。
休 日:1ヶ月間での活動日数20日以上
給 与:月額233,000円+別途活動費
賞 与:なし
福利厚生:活動に必要な各種保険類の費用は、活動費より捻出可能
支援制度:●尾鷲市内住居費は協力隊活動費より捻出
●その他、活動に必要な諸経費は予算の範囲内で活動費より捻出可能
※募集は定員に達し次第、終了します。
■採用までの主な流れ
地域おこし協力隊体験キャンプ(令和6年7月13日~15日)
↓
応募
↓
募集〆切(令和6年7月31日)
↓
書類選考・面接(令和6年8月~9月頃)
↓
着任(令和6年10月1日※)
※住民票の異動は着任日以降に行ってください。それ以前に住民票を異動させると応募対象者でなくなり、採用取り消しになる場合があります。
※選考プロセスは変更になる可能性があります。
※10月1日の着任を予定していますが、それ以外の場合は相談を受け付けています。
【 求人者情報 】
法人名:尾鷲市水産農林課水産振興係
活動をサポートする地元漁師の世古さん(左)と市役所職員の石川さん (右)
新たな水産資源開拓に取り組む漁師町「大曽根浦」
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尾鷲市まで東京から半日。高速道路で名古屋から約2時間、大阪からは約3時間。紀伊半島の南東に位置する尾鷲市は、美しい海と山に囲まれた人口約16000人の漁師町です。
三方を山、一方を海にという地形をいかして、海・川では釣りや水遊び、カヤックなど楽しむことができ、山では熊野古道歩きはもちろん、海と山どちらの景色も楽しめるトレッキング、尾鷲湾を一望できる甘夏畑のなかのキャンプ場なども充実してきました。
漁師町らしいのどかで朗らかな人々と、豊かな自然が魅力の尾鷲市、この街のこれからを知りたい、関わりたい、つくりたい方のご来訪を心よりお待ちしています。
尾鷲市(おわせ)は三重県の南部に位置する人口15,000人ほどのまちです。
尾鷲市政策調整課は、移住の経験がまったくない役場職員では、移住する方の視点に立った本当の移住サポートができないと考え、地域おこし協力隊や移住者が設立したNPO団体とタッグを組んで、良いところも、悪いところも、実際の移住経験に基づいたサポートを目指しています。
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