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- 【正社員募集】夢の"毎日かけ流し温泉"!UIJ移住当事者が語るマルチワークin山鹿
2022年11月に設立、2023年3月に県内第2号の特定地域づくり事業協同組合として認定された『やまがBASE事業協同組合』で理事を務めている中原と申します。
特定地域づくり事業協同組合とは、総務省が2020年に新設した制度で、地方の人材不足課題を解決しながら、働き手にも『マルチワーク』という新しい働き方を提供しています。
『やまがBASE事業協同組合』においても、季節性のある農業に従事する生産法人や、新たな取組に挑戦するベンチャー企業等、様々な事業者の人材ニーズに応えるべく、2023年6月に事業を開始しました。事業開始後、組合員である事業者からのさらなるニーズの高まりを受け追加で正社員を募集致します。
前回記事でお話しを伺った大阪から山鹿市へJターン移住の牧さんに加え、今年3月から当組合に参画頂いている東京からIターン移住の小林さん、13年ぶりにUターン移住された木庭さん、3年前、17年ぶりに熊本に戻ってきた中原の4名で『やまがBASE事業協同組合』や山鹿市のリアルについてお話ししました。
是非ご一読いただきご興味ある方は是非ご応募頂ければ幸いです。
UIJ移住、それぞれのきっかけは?
中原: 今回はやまがBASE事業協同組合や山鹿の魅力を伝える会にできればと思うのですが、まず皆さんの自己紹介をお願いします。
牧 :では私から。牧です。大分県大分市出身です。仕事の関係で大阪で7年ほど過ごし、昨年5月に山鹿に移住してきました。
小林:小林です。東京出身で人生のほとんどを東京で過ごしてきましたが、今年の3月に山鹿に移住しました。山鹿のことは今回移住を考え始めるまで全く知らなくて、「やまが」と読むと知ったのもわりと最近です。
木庭:木庭です。私は山鹿の出身で、山鹿の小中学校に通いましたが高校からは県外で、今年の3月に13年ぶりに山鹿に戻ってきました。
中原:ありがとうございます。牧さんはご出身が大分ですが大阪で仕事をされ山鹿にJターン移住、小林さんは東京ご出身で仕事も東京でされていた中でIターン、木庭さんや私は地元に10年以上の期間を経て戻ってきたUターンということでUIJターンそろい踏みですが、山鹿市に移住しようと思ったきっかけってなんですか?
小林:僕の場合はもともと登山や旅行、お酒や温泉、自然観察などが大好きで、田舎生活に憧れていたんですよね。そんな中、「マルチワーク」という働き方を知って、興味本位で調べていくうちにSMOUTでやまがBASE事業協同組合の記事(※)に出会ったんです。そこで牧さんが毎日温泉に行ってると話されていて「温泉」が身近な地域であることに強く惹かれたんです。
※SMOUT記事「【マルチワーカー/正社員募集】山鹿に移住して叶うかけ流し温泉生活!【熊本県】」
牧 :小林さんの決断を後押しできたのであればよかったです(笑)
小林:いや、冗談抜きで、あの記事一つで移住に向けて急加速しました(笑)
中原:牧さんも前回の記事でも話されていますがとにかくいろんなものに興味があって色々なことに挑戦されたいと思う中でやまがBASE事業協同組合を見つけて下さったんですよね。
牧 :そうですね。昔から旅行が好きで、山鹿には何度も足を運んでいたこともあり身近に感じていました。温泉も歴史も大好きで、その両方が揃っている「山鹿なら移住できる」と思いました。
中原:前回の繰り返しですが、下見のついでに賃貸契約してましたもんね(笑)
小林:さすが(笑) 木庭さんは山鹿のご出身ですけど、10年以上の時を経てなんで山鹿に戻ろうと思われたんですか?
木庭:山鹿の雰囲気や自然、景色が落ち着くと帰省するたびに感じていたんです。いつかは山鹿に戻りたいなぁと思っていたところ、やまがBASE事業協同組合のことを知りました。色々な仕事に関われるし、廃校を活用した、ここYAMAGA BASEのプロジェクトにも魅力を感じ、「地元に戻ろう」と決断しました。
中原:木庭さんは初日からオープニングイベントの対応で大変でしたよね(汗)皆さんはやまがBASE事業協同組合で実際に仕事をしてみてどうですか?どんな人が向いていると思いますか?
組合員のやまがBASEが運営するYAMAGA BASEにて
2024.3.30YAMAGA BASEオープニングイベント
何にでも興味を持って、前向きに取り組む
牧 :やまがBASE事業協同組合の組合員である事業者様は7社あるのですが、それぞれやることが全く異なります。ワイン用のぶどうの栽培やワイナリーのショップでの接客販売、世界でも珍しい完全無菌屋内養蚕工場での勤務もあれば、アスパラガスやスイカの栽培もあり、知る人ぞ知る温泉地の温泉観光協会も組合員です。それでいて毎日のように職場と仕事内容が変わっていきます。なので色々なことに興味を持てる方は向いていると思います。
小林:そうですね。接客販売から事務作業や農作業まで本当に多岐に渡りますよね。やまがBASE株式会社が運営するこのYAMAGA BASEは4月にオープンしたばかりなので企画も多いですし。いろんなことに対応して、そのシチュエーションを楽しめる人にはおすすめです。
木庭:確かに前向きに、意欲的に取組めるかは大事だと思います。あと私は地元なのでこれが普通ですが、「田舎で平気か」というのは移住の際は見極めたほうがいいかもしれません。
中原:そうですね。小林さん、牧さんは直近で東京、大阪からの移住ですがそこらへんはどうでしょう?
小林:確かに運転免許と車は必須ですよね。さっきも言いましたが僕はもともと田舎生活に憧れていたので求めていた環境でしたが。山鹿だけではなくて、少し車を飛ばせば菊池渓谷を抜けて阿蘇の大パノラマも楽しめますし、大自然を満喫しています。
牧 :さすが山好きですね(笑)一応補足しておくと田舎といえど熊本市とも隣接しているし、福岡県とも隣接していて、高速を使えば1時間ほどで福岡の市街地にもいけます。
木庭:山鹿市も中心部は24時間スーパーやファストフード店もありますし、カフェやパン屋も増えましたもんね。
中原:そうですね。僕も帰熊直前は東京でしたが、車さえあれば不便は感じないかも。ご飯もおいしいですし、山鹿市内だけでもお店もなんだかんだ沢山あるし。他に求められることってありますかね?
牧 :あとやっぱり様々な仕事がありますし、体力を使う場面もあります。組合員の事業者の皆さんにご迷惑をおかけしないためにも自分の健康管理はきちんとすることも実は重要だなと思っています。
中原:仰るとおり!これは重複するところもあるかなと思いますが、改めて、ずばり山鹿の魅力ってどこにあると思いますか?
組合員事業者の皆さんと
今の季節は山鹿の名産スイカ栽培も
湯のまち山鹿市に移住してのマルチワークに興味のある方!
・勤務地は山鹿市となります。
・正社員として採用致します(3カ月間試用期間)
・月給18万円~、賞与は業績に応じます。
・別途時間外手当、マイカー通勤手当、住宅手当等支給します。
・勤務時間は派遣先事業者や季節により異なる場合がありますが、基本は7:00~の22:00の間で1日8時間、週40時間です。
・年間休日日数は110日を予定しており、別途勤続期間に応じ有給を付与します。
・各種保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)加入済みです。
・普通自動車の運転免許証は必須です。
あつまるホールディングスNSP山鹿工場
菊鹿ワイナリー
【熊本県事業の共有】移住視察の交通費・宿泊費支援
先月末から2025年3月7日まで、交通費と宿泊費の支援が受けれるようです。
移住前に視察をして考えたいという方は是非ご活用ください!詳細は以下をご覧ください!
https://www.kumamoto-life.jp/news_post/%e7%86%8a%e6%9c%ac%e7%9c%8c%ef%bc%9a%e7%a7%bb%e4%bd%8f%e8%a6%96%e5%af%9f%e3%81%ae%e4%ba%a4%e9%80%9a%e8%b2%bb%e5%8f%8a%e3%81%b3%e5%ae%bf%e6%b3%8a%e8%b2%bb%e3%82%92%e6%94%af%e6%8f%b4%e3%81%97%e3%81%be/
10月26日~11月3日、やまがアート、開催中!
やまがBASE事業協同組合の組合員であるやまがBASE株式会社が運営する施設「YAMAGA BASE」にて、「やまがアート」というイベントが開催されています。
廃校跡地で本物のアートに触れることができるこの機会、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
2024年10月26日~11月3日まで開催中です!
イベント会場の様子はこちらから是非ご確認ください!↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=XdXArZcPsn8
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※「中原功寛が紹介する山鹿市ってこんなところ!」となっていますが、引き続き牧さん、小林さん、木庭さんのお話しをお伺いしています。
小林:やはり何と言っても「温泉」は外せないです。200~300円で入れる温泉施設が沢山あるので毎日どこかしらの温泉を渡り歩いてます。そして、山鹿の人はとても親しみやすく、気軽に話しかけてくれるのですぐに地元の人とも仲良くなれます。県外からの移住者も温泉を通して身も心もほっこり温まりますよ!
牧 :温泉は本当にいいですよね。前回の記事でもお伝えしたのですが山鹿はとにかく泉質がよく、しかも源泉かけ流しなんです!私も毎晩欠かさず足を運ぶのでもはや常連です。
中原:僕も温泉大好きで、平山温泉は特におすすめですが、毎日というのは本当にすごいです(笑) 木庭さんはどうですか?
木庭:確かに地元だとかえって毎日というのは無いかもしれませんね。私は中学を卒業してから県外で過ごした期間も長かったので農産物やそれを使ったなども魅力に感じています。お茶や栗も有名ですし、スイカやワインも全国的に高い評価を受けていますよね。
牧 :お茶は私も産地に足を運んで買うくらい好きなんですが、確かに美味しい!
中原:牧さんはたまにおすそ分けしてくれますがお茶の種類とか入れ方とかまで把握していて、こだわりが本当にすごいです(笑) 逆に山鹿のポテンシャルを引き出したり課題解決のためにやれることってどんなことがありますかね?
牧 :山鹿には、温泉、歴史、食、観光など、様々な要素が市内に凝縮されていて、魅力が本当に多いです。ただ、まだまだ認知度は低く、効果的なPRについては大きな課題ですね。今あるこの風景にはどのようなバックグラウンドがあるのか?当たり前の風景を非日常に。移住者の目線で地元民から観光客まで、プライドを持って誇れる山鹿を伝えていければいいなと思います。
木庭:たしかに、山鹿市においても高齢化や人口減少の課題があり、市内でも廃校になってしまった小学校があります。一人だけでの力では変えていくことは難しいですが、地域住民や地域に関わる方々との助け合いで少しずつ故郷の山鹿をより活性化していきたいです。その一端をここYAMAGA BASEで担うことができればと思っています。
小林:YAMAGA BASEは2024年4月にオープンしたばかり。地域と連携してのワークショップや新規でカフェの開店など、新たなプロジェクトをゼロベースから企画して実行しています。地域の中高生なども巻き込み、若者のアイデンティティーの確立のきっかけになるような取り組みを実現していきたいです。
中原:そうですね。山鹿には魅力がたくさんあり、気候風土に恵まれた土地ですが、少子高齢化の波には立ち向かっていかなければなりませんし、広く山鹿の魅力を伝えていかなければなりませんね。やまがBASE事業協同組合を通してこうした課題解決の一端を担いつつ、山鹿で様々な経験を積み、多くの人と出会って、自分がやりたいことをこの山鹿で見つけて欲しいです。一緒に山鹿を盛り上げていきましょう!!
実家は農家。地元の高校を卒業後、米国大学留学、ベンチャー創業参画を経て系統金融機関に就職。海外支店でのPMや関連資産運用会社での企画業務を経て、ハーバードビジネススクールにMBA留学した後、創業参画したベンチャーに復帰。役員として経営戦略や資本政策、資金調達等に携わりながらリモート勤務が可能となったこともあり、2021年、17年ぶりに地元にUターン移住。
株式会社コウサク、株式会社コウサクファーム、やまがBASE株式会社を創業、代表取締役就任。やまがBASE事業協同組合を発起、理事就任。2023年には共同代表を務めるやまがBASE(株)で、廃校となった母校を購入。