- SMOUT
- プロジェクトをさがす
- 近江商人の暮らした町並みの残る人気の日野まちなかエリアをご紹介!おすすめ散策コースも!
近江商人の暮らした町並みの残る人気の日野まちなかエリアをご紹介!おすすめ散策コースも!
近江商人のふるさと、昔ながらの町並みが残る日野地区は日野町の中でも移住者も多く人気のエリアです。
江戸時代から続く古民家も多く残されており、古民家暮らしを考えている方におすすめです。
日野町には、
・日野地区
・東桜谷地区
・西桜谷地区
・西大路地区
・鎌掛(かいがけ)地区
・南比都佐(みなみひづさ)地区(地元のみなさんはなんぴと呼んでいます。)
・必佐(ひっさ)地区
の7つの地区がありますが、今回は日野地区〜西大路地区の一部ににかけてのまちなかエリアをご紹介したいと思います!
・・・・・
日野地区は、850年以上続く湖東地域最大の春祭り「日野祭」を、その多くの字で担っている地区です。
さらに古くは戦国時代に「蒲生氏郷(がもううじさと)」という戦国武将が築いた「中野城」というお城のもとに栄えた城下町の面影を残しています。
通常、こうした町並みの残る地区は町の条例などで建築基準が決まっていたりするのですが、日野町は今のところ特に条例などなく、そこに住んでいる人で維持されている町並みなんです!
八幡表に日野裏…静かで落ち着いた町並みに潜む近江商人のこころ
八幡表(はちまんおもて)に日野裏(ひのうら)という言葉が残されています。
これは、近江八幡の商人の邸宅は門構えを立派に、表から見てその家柄がわかるようなお屋敷が多く、反対に日野町は表は派手にせず、表からは見えない庭や内装にお金をかけたと言われていることから生まれた言葉です。
玄関のある面は狭く、奥に長い造りの家も非常に多いです。
奥に行くほど立派なお部屋や良いお庭があることが多いなという印象です。
また、馬見岡綿向神社の参道沿いの家だけにある「桟敷窓(さじきまど)」は、日本でも日野だけにしか見られない窓です。
5月3日の日野祭の日は、一年に一度だけ窓を開けて赤い毛氈(もうせん)で飾り付け、窓のすぐそばに桟敷席を設けそこで祭りを眺めながら客人にご馳走を振舞います。本来はその目的のためだけに作られました。
現在では、「日野ひなまつり紀行」や、「秋の桟敷窓アート」の日に桟敷窓が開けられ、祭の日とは逆に外から家の中に飾り付けられたお雛様やアートを鑑賞するというイベントが行われています。新しい住宅にも桟敷窓を設えているお家もあり、日野の文化が受け継がれていることがよくわかります。
日野町に残されている民家は、豪華な造形ではないものの、材に良いものが使われていたり、大切に住み続けられてきた家が多く残されていて、観光の方や、移住者に人気の理由の一つです!
もちろん、「一般のご家庭の見学はできませんが、近江日野商人館や日野まちかど感応館、近江日野商人ふるさと館などの見学できる施設は、近江商人の邸宅や店舗をそのまま使用しているのでぜひ見学してみてください。
落ち着いている町並みの中に、こんな立派な家やお庭があるなんて!と、私も初めて町を訪れたときは非常に驚きました。
旧島﨑善兵衛邸。まちなみ保全の団体が所有し維持管理しています(岡本町)
左手の住宅に設られている桟敷窓
日野の町を見学するときのおすすめコース!
移住を検討するには、まずはぜひ!町を歩いてみてください。
おすすめコースをご紹介します!
◆日野のまちなみ短時間堪能コース(約3時間)
日野まちかど感応館
↓
馬見岡綿向神社
↓
近江日野商人ふるさと館で近江日野商人のお屋敷の中を見る!
↓
かぎや菓子舗さんでお土産GET!
↓
まちなか散歩をしながら清水町の町並みをチェック!
↓
古民家カフェ・「らっこや」さんで一休み
(移住されてきたご夫婦のお店です。移住についてのお話が聞けるかも…!)
◆1日じっくり散策!歴史とまちなか全体をのんびり散歩
午前中にスタート!
岡本町の町並み
(トップの写真のような、白壁の土蔵や板塀などがある近江商人の本宅が残されています。)
↓
近江日野商人館で日野の歴史を知る
↓
旧野口写真館のレトロな外観をチェック!
↓
日野まちかど感応館へ
「みかく」で日野米のにぎり飯で腹ごしらえ
↓
短時間堪能コースをめぐる
タイミングがよければ、日野まちかど感応館のギャラリーつつむで展示が開催されていたり、月に一度の日野の味覚市や、夏場は日野の味覚夜市ビアガーデンなどのイベントが開催されていたりしますのでぜひチェックしてみてください。
春は日野ひなまつり紀行、秋の桟敷窓アートなど、町歩きのイベントに合わせて訪れていただくのも良いかもしれません。
静かな平日の町をお楽しみいただくのもおすすめです!
初めて日野の町を訪れたときに、こんなに見どころがたくさんある町のことを知らなかった、この町が知られていないことに驚きました。
大阪からだと公共交通で2時間半ほど、車だと1時間半ぐらいで来れます。
ぜひ、お出かけの際に足を運んでみてください!
広い境内の馬見岡綿向神社。日野祭の日はここに人が溢れます
旧野口写真館。昭和初期のモダン建築
にユーザー登録して もっと活用しよう!無料
- 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
- あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
- 気になった地域の人に直接チャットすることができる
日野町は、昔ながらの文化や伝統、かつて近江日野商人が活躍したまちなみや、曳山、食文化が多く残されていて、町の方がそれを継いでいこうとする気風のある町です。
その一方で移住者も多く暮らし、地域の力として活躍されている方がたくさんおられます。
町のシンボル綿向山の麓に広がる豊かな自然もあり、おいしいお米や近江日野牛、蔵尾ポーク、近江鶏、原産である日野菜をはじめとする野菜など、食材も豊富です。
郷土料理の一つに海がない地域にも関わらず「鯛そうめん」というおもてなし料理があります。そうした独自の文化が小さい範囲で受け継がれている町です。
歩いていると「こんにちは」と挨拶をしあうのも日常の風景です。
暮らすとわかる日野町の良さ。ぜひ、一度遊びに来て町の暮らしをのぞいてみてください!
地域資源を活かしたまちづくりのサポート。(https://ourselfood.jp/)
代表理事の藤田ゆりは日野町地域おこし協力隊OG。日野の伝統料理を継承する会(https://hinoryori.net/)。
(一社)しがごとまるごと協力隊ネットワーク(https://shigagoto.jp/)。
日野まちつなぐ研究所。(https://www.instagram.com/hino.lab?igsh=cTV5N215ZjNuZGhx)
興味あるを押しているユーザーはまだいません。