町への貢献を目指す中で生まれたアップサイクルな「クラフトドリンク・リタ」の誕生秘話とは?
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公開日:2024/07/18
終了日:2025/03/31

町への貢献を目指す中で生まれたアップサイクルな「クラフトドリンク・リタ」の誕生秘話とは?

2023年4月に地域おこし協力隊に着任した村木 亜弥香(むらき あやか)さん。
亡き祖父がかつて携わっていた日本酒「はたしょう」を復活させ、現在は捨てられてしまう素材に新たな価値を与えて再生する地域資源のアップサイクルに取り組み、地域素材を原料に使用したクラフトビールのプロデュースなどを行っています。

今回は、村木さんの活動背景や、ご自身で考案したクラフトドリンク「リタ」シリーズのノンアルコールビールとコンブチャについてご紹介します。
ぜひ本記事を最後までご覧ください!

バラエティ豊かなアイデアを生み出す根源には亡き祖父の姿が

もともと愛荘町出身の村木さんは、愛荘町の魅力を自分らしく広めていくことで町おこしをすべく、愛荘町の地域おこし協力隊として2023年にUターンという形で懐かしの町に戻ってきました。
ご家族で営まれてきた村木食料品店をたたむことになったと聞いたときに、地元の方々から愛されてきた場所を失くしてしまうのは惜しく思い、Uターンを考えていたのだそう。また、亡き祖父との思い出を原動とし、2020年からは愛荘町の農作物を主な原料として使用したドリンクをプロデュースしてきた村木さん。2022年春に14年ぶりに日本酒「はたしょう」の復活を実現させることに成功しました。祖父から村木さんへと受け継がれたお酒は、町内外共にさまざまな方からの認知が広がっています。過去には酒米を植えるイベントを開催したり、日本酒イベントを開催したりと多岐にわたる活動をしてきました。
協力隊員着任後は、愛荘町の伝承工芸品でもある“びん細工手まり”をモチーフにした手作りアクセサリーを身に着けて、町の認知度を高める工夫も行っています。

村木食料品店を営み、日本酒やクラフトビールのプロデュースに携わる村木さんは「町には磨けば輝く原石(事業)がたくさんあります。いつも目新しいものが見つかり、私の心をワクワクさせるんです」と語ります。昨年夏に発売されたクラフトドリンク「リタ」のシリーズも、そんなワクワクするアイデアの1つです。

2024年7月12日に発表された「リタ オフ」。滋賀県の愛荘町で採れた生姜とお米を素材にしています。

2024年7月12日に発表された「リタ オフ」。滋賀県の愛荘町で採れた生姜とお米を素材にしています。

2023年に発表した3種類の味の「リタ」。ラベルデザインは全国のアーティストに向けて公募し、選考を経て決定した6デザインを採用しました。

2023年に発表した3種類の味の「リタ」。ラベルデザインは全国のアーティストに向けて公募し、選考を経て決定した6デザインを採用しました。

クラフトドリンク「リタ」 シリーズのアップサイクルな新商品が登場!

昨年の夏季限定で発売されていた「リタ」シリーズのクラフトビールに加えて、今年の7月12日には「リタオフ」として、ノンアルコールビールとコンブチャが新たに登場しました。
「リタ」シリーズは農産物を美味しくいただくと同時に、捨てられてしまう素材を使うことで、サステナブルな町おこしができるようにとプロデュースされています。

クラフトビールには愛荘町の特産品でもある山芋のB級品を、ノンアルコールビールとコンブチャには愛荘町で採れた栽培するときに使われた種生姜と、愛荘町で取れた大きさが揃っていない中間米を素材として使っているのが特徴です。

愛荘町内で飲み会などが行われると、必ずと言っていいほど移動手段は乗り合わせになり、運転手が数名必要になります。そんなときに村木さんは「ノンアルコールビールがあれば、みんなで楽しめるのに」と、今回の新商品企画に至ったのだそう。
生姜をベースにしたコンブチャは、アルコールが含まれない清涼飲料水なので、小さなお子さまや妊婦さんでも楽しめます。

「ノンアルコールビールは爽やかな生姜の香りにホップ感も感じていただけるようになっております。甘くはなく、ドライ系です。コンブチャはお子様にも飲んでいただきやすい様に生姜の香りは控えめにしています。ぜひお楽しみください。」と村木さん。

家族全員で「リタ」シリーズのクラフトドリンクが飲めるなんて素敵ですね。

クラフトビール、ノンアルコールビール、コンブチャの3種類は、主にオンラインストアでの販売とイベント会場で夏季限定にて販売されます。昨年発売されたクラフトビールは1ヶ月ほどで売り切れになったそうなので、気になる方はぜひ早めにチェックすることをおすすめします。

また、クラフトドリンクのことをもっと見てみたい、愛荘町についてもっと知りたいと思った方は、ぜひ「興味ある」ボタンを押してくださいね。質問も受け付けています!

▶村木食料品店
YouTube:愛荘町から酌み交わす物語
https://youtu.be/oPBbZZ0WIIQ?si=VyxDh2RgNTd6Too_

最後までご覧いただきありがとうございました。次回の投稿までは、これまでに紹介した愛荘町の他の記事をご覧になってお待ちください!

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▶酒米植え体験イベント – 『はたしょう』と共に歩む一日
https://smout.jp/plans/16599

愛荘町から酌み交わす物語 YouTube:https://youtu.be/oPBbZZ0WIIQ?si=VyxDh2RgNTd6Too_

愛荘町から酌み交わす物語 YouTube:https://youtu.be/oPBbZZ0WIIQ?si=VyxDh2RgNTd6Too_

写真は2023年に放送せれたBBC(びわこ放送)のひとコマ

写真は2023年に放送せれたBBC(びわこ放送)のひとコマ

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愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!

平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で19年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして知られてきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道65番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても発展してきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

【アクセス】
・高速道路を利用すれば、京都まで1時間、名古屋まで2時間弱。
・近江鉄道を利用すれば、彦根や八日市には約15分。
・琵琶湖までは車で約25分!

【愛荘町移住・定住ポータルサイト】
https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

愛荘町は2町が合併して今年で17年目を迎えます。琵琶湖までは車で約25分。軟水の湧き出る水の美味しい町です。

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