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伝統の家庭の味・柿の葉寿司のお店や販売で飲食業をはじめたい人(協力隊)を募集します。
家庭の味である柿の葉寿司を受け継ぎお店や販売をはじめて、奈良県川上村で自分の暮らしをつくっていく地域おこし協力隊を募集します。
川上村は紀伊半島の真ん中あたりにあり、昔から山がすぐそこにあった村。大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)や東熊野街道という吉野と熊野を繋ぐ道を修験者や行商人の方が歩き、川上村の人はその人たちをもてなしたといいます。
ところで、皆さんは柿の葉寿司をご存知でしょうか?
柿の葉寿司は、サバを寿し飯にのせて柿の葉で包んだものです。
昔は物流も発展していなく、保存の意味もこめて塩で締めたサバが熊野灘から運ばれました。それを押し寿司にして柿の葉で包んだものが柿の葉寿司です。後に、柿の葉には抗菌作用があることもわかってきました。柿の葉寿司は海の恵みを山で楽しむくらしの知恵から生まれてきたもので、各家庭で親しまれていました。
今では、川上村や大台ヶ原に訪れる観光客に向けても販売をしており、村内には8軒ほど商売をされている人がいます。ビジネスとして売り始めたのは川上村の店舗がはじめてで、「柿の葉寿司店の元祖発祥」ともいえます。
しかし近年は高齢化やくらしの変化の影響もあり、家庭で親しまれていた味ですら受け継がれることが無くなってきてしまいました。川上村で商売をされる人も目に見えて減っていく中で、柿の葉寿司を使ったお店の経営や小売り販売を通して、奥大和の自然あふれる環境の中で自分の暮らしを自分でつくることに興味がありやってみたい人を募集しています。
季節のものを手仕事でつくる面白さ、どんな未来があるだろうか?
現代は色々なものを正確に効率よくつくることが当たり前にできる時代だと思います。ですが、なんとなくその余白のなさに面白みを感じなくなるのは私だけでしょうか?
季節によって彩りをかえる柿の葉と、サバの塩加減や寿し飯の調味料の加減。
柿の葉寿司は家庭の味として親しまれることから、お店によって味も違うのです。その違いがお店のファンを作り、お酒の飲み比べのように食べ比べていただくきっかけにもなっているようです。
実際に柿の葉寿司を販売されている方に商売について聞いてみたところ、「基本的な作業は2週間もあれば誰でもできます!売り方さえ工夫をすればいくらでも売れるのかなとも思ったり。」と教えてくださりました。
協力隊期間中は、柿の葉寿司づくり体験や販売促進を行う柿の葉寿司店が集まった組合や川上村としてのイベントなどを通した販路も活用していただき(必要であれば是非!)ながら、自分のやり方・ペースで味も売り方もオリジナルでやっていただけるように調整していきましょう。
例えば、店舗経営で柿の葉寿司を売りながら他の飲食を提供していただくことも可能ですし、独自で販売ルートを開拓するのも◎。仕事も暮らしも自分のものにする勢いでやりたい方にイチ押しです。
お家のそばに柿の木を植えられているお家が多く、葉っぱをとって拭き、大きさを整えて準備をします。紅葉のシーズンには柿の葉も彩りを変えて、また綺麗なんですよ。
包み終わったものを木の箱に入れて、ぎゅっと押すと完成します。(だけど、包むのも難しいし、箱に入れている途中に広がったりもして難しい…!)
地域を知りながら自分のペースでやってみませんか?
各自に合わせて柔軟にスピード感などを調整することは前提として、大まかには、以下のようなプランを想定しています。また、川上村の地域おこし協力隊”かわかもん”が大切にしていることを最後にお伝えします。
1年目〜
◎役場担当者OJT(1週間程度)
転入の手続きや各種書類の説明をします。川上村に関する研修や、川上村の中で柿の葉寿司を作られている方も含めた各種関係機関へ一緒に挨拶周りへ行きましょう。
◎かわかみらいふでの研修(3ヶ月)
村内でコープ商品の宅配代行・集落ごとの移動販売車の営業を行っているかわかみらいふでの研修を通して村民さんに顔を覚えてもらいましょう。コープの宅配で1軒1軒荷物を運ぶのは大変ですが、一人ひとりとおしゃべりする時間があり、川上村の歴史や文化などを知っていただく機会になります。ここで、各家庭でつくられている柿の葉寿司の情報も集めることができますよ。
◎村内の柿の葉寿司のお店で研修(9ヶ月間・各事業所につき2ヶ月〜3ヶ月)
実際に「柿の葉寿司」を製造・販売されている村内事業所のもとで研修を行っていただきます。製造方法だけでなく、販売先、仕入れ方法、柿の葉寿司に対する想いについても学んでいただきます。
単に柿の葉寿司をつくるといっても、大きなつくる流れは一緒ですが、さばの捌き方や作る手順などお店によってそれぞれです。それぞれの店舗の柿の葉寿司に対する想いも感じながら、「私の柿の葉寿司」を完成させていきましょう。
◎柿の葉寿司の知名度を向上するPR(協力隊期間の全般)
川上村には水源地課・くらし定住課という観光や移住をサポートする部署があり、例えば村内外のイベントに出店をする機会などもあります。そのように柿の葉寿司に関係する各所と連携し、柿の葉寿司の知名度を向上するPRに携わっていただきます。ぜひこの繋がりを活用して柿の葉寿司の知名度のベースアップができる戦略や自身のブランド戦略を考えてみましょう。
2年目〜
◎自身の開業に向けて準備開始
ご自身がどのような形態で事業所を運営していくのか検討し準備をしていきましょう。店舗・製造場については役場・関係機関の協力の上、村内の空き家・空き店舗から候補地を検討していきます(飲食店営業許可など各種許可申請についても並行して進めていきましょう)。
コープの宅配ではこのような感じにまわっています。地域のおじいちゃんおばあちゃんは、かわかみらいふの人が来るのを楽しみにしてくれています!
1年目の研修を通して、作業やその流れだけではなく、サバの漬け方や塩加減、寿し飯のつくり方も各事業所さんのところで見ていただきます。
「自分で自分の暮らし・生業をつくりたい」人、カモン!
2年目から卒業後をイメージして具体的に行動をしていき、3年目は2年目の振り返りをしながら適宜見直し・修正をしていく流れはどうかと提案してみています(案ですので、柔軟に話をしていきたいと考えています◎)
また、柿の葉寿司というお仕事だけでなく、自分の手を動かして生活も自由にカスタマイズしていただけます。(実際に家を改装して薪ストーブを家に入れたり、家庭菜園をしている方もいますよ。)
添付資料として下部の画像に3年間のスケジュール案や川上村で関わる人の紹介をしています!そして、気になる川上村の暮らしや観光客数などのデータはこちらから!👀
●かわかもんの手引書
https://kawakamon.notion.site/35c69bf2f33643a49c92025600b5f359
●子育てポータルサイト(協力隊ページ)
https://www.kawakaming.jp/work/kyoryokutai
●柿の葉寿司の里 かわかみ
http://kakinohazushinosato.jp
それでは、「自分で自分の暮らし・生業をつくりたい」人、カモン!
大まかに、「1年目は知る、2年目はやってみる、3年目は修正して安定させる」という流れを考えてみました◎
川上村で柿の葉寿司づくりに携わっている人たち。お店の方々、柿の葉寿司の組合、行政関係のつながりで支え合っています!
開催日程:2024年10月26日
所要時間:10時から6時間程度
費用:1000円/大人
集合場所:川上村役場
解散場所:川上村役場
【1日、村を見て回る協力隊見学ツアー】
開催日:10月26日
10:00 川上村集合、ツアー内容・協力隊制度の説明など
12:00 村内の景色の良いカフェでお昼ご飯
13:00 柿の葉寿司屋さんとおしゃべり
15:00 ツアーの振り返り、今後の説明など
【川上村の柿の葉寿司屋さんを紹介!】すぎもと
「夫婦二人三脚で営む、村の仕出し屋さん」
笑顔が素敵なご夫婦が口伝の究極レシピでつくった柿の葉寿司です。味の決め手は押し加減。 丁寧に作られたプロの味と愛ある手料理のようなあたたかみに、思わず顔がほころびます。
【川上村の柿の葉寿司屋さんを紹介!】松屋
「今日もしっかり愛情込めて」
柿の葉は150本にも及ぶ自家栽培のもののみを使用。鯖の大きさは全体の塩気のバランスを考えて切り分けます。それは、食べる人への確かな心遣い。甘味と塩味のバランスが取れた柿の葉寿司は松屋の愛情のあらわれです。
【川上村の柿の葉寿司屋さんを紹介!】草もち・柿の葉すし徳岡
「押したてからおいしく」
日持ちのために塩が多かった昔の柿の葉寿司。 徳岡では、押したその日からおいしくなるよう少し塩気を控えています。いつ食べても何個食べても飽きのこないやさしい味わいには、徳岡の思いやりがそっと詰まっています。
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奈良県川上村は吉野川(紀の川)の源流に位置する水源地の村。山と水を守りながら、豊かな生活を築いてきました。美味しい水とキレイな空気、森林に囲まれた環境は村の自慢です。特に、村が保全している「吉野川紀の川源流-水源地の森」は村のシンボルとも言えます。
大阪からは車で約1時間半と近いのですが、夜空の美しさには驚かれることでしょう。
●一般財団法人かわかみ源流ツーリズム
https://g-tourism.jp/
上記サイトより、財団の基本理念、体験プログラムなどをご覧いただけます。
●川上村HP - 移住・定住情報 –
http://www.kawakaming.jp/
上記サイトから補助金・物件の紹介の詳細などをご覧いただくことができます。
つなぐ・つづける 「水源地の村づくり」
1313人の村がめざす
住まい心地を整えることと
恵みを共感できる流域連携による
持続可能な地域づくり。
そこには、ぶれない精神がある!
【公式HP】http://www.kawakaming.jp/
【森と水の源流館】http://www.genryuu.or.jp/
【かわかみらいふ】http://kawakamilife.com/
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