
【泊まれる古墳、この秋オープン!】管理人&料理人募集中。宿の立ち上げ経験してみませんか?
最新情報
経過レポートが追加されました!「cofunia内覧会のご案内」
2025/01/27経過レポートが追加されました!「グランドオープン予約受付開始しました!【2025年3月20日春分の日OPEN】」
2025/01/14はじめまして、cofuniaの前田です。 日本初の「泊まれる古墳」を、つくっています。 突然ですが、その「古墳」のオープニングスタッフを探しています。
日本最古の道として知られる山の辺の道は、古墳や寺院、神社が点在する歴史的な名所で、年間約25万人のハイカーが訪れています。
大和の古墳群に数えられる西山塚古墳は全長114mの前方後円墳。 その麓の築100年以上の古民家を再生し、宿を2024年秋オープンを目指しています。
▶︎なぜ古墳?
「古墳、もらっちゃった」
と、まわりの友人に話すと、たいがい、「古墳ってもらえるの?!」とびっくりされます。そう、もらえるんです笑
日本に存在する古墳は約16万基。実は、コンビニよりも多いんです。そして、実は古墳って私有地で、学校の敷地になっていたり、お寺やお墓(一般人の)、果樹園になっていたりすることも。
今回、「古墳に眠りたい」という、古墳オタクの一言から、古墳を宿にすることになりました笑。
▶︎五感を通じ、奈良の古代から現代の暮らしにつながる時の流れを感じれる宿
遡ること3年前、地域の方から荒れ放題になっていた古墳を「誰か、使ってもらえないだろうか?」という相談を受けたことがきっかけで、プロジェクトは始まりました。
誰も住んでない古民家は、放っておくと朽ちて倒壊の恐れがあったり、動物が棲みついたりしてしまい、地域住民にとっては不安の種になってしまいます。仲間探しをするところから始め、会社を作り、リノベーションに取り組んできました。
この秋、泊まれる古墳【cofunia】 として、新規オープンに向けて、いよいよ始動します。
▶︎日本初の「泊まれる古墳」【cofunia】の立ち上げに、挑戦する仲間を募集します。
今回の主な募集は3つ ①管理人として、宿づくりに参画する中核メンバー ②料理人として、地域の食材を使ったメニューを創造する専門家 ③【2024年10-12月】3ヶ月間の短期立ち上げプロジェクトメンバー
働き方、関わり方は相談して、決めていきたいと思っています。 ぜひ、私たちと共に特別な宿づくりに参加してみませんか?
宿ができるまで、宿泊施設のコンセプト
西山塚古墳には、10年以上もの間、空き家となっていた古民家が立っていて、墳丘は荒れ放題「誰か、使ってもらえないだろうか?」という相談を受けたことがきっかけで、プロジェクトは始まりました。
オンラインツアーや、現地ツアーで仲間を募集。家の清掃〜リノベーションまで、海外を始め、全国から100名もの人が参加してくれました。
「前田さんの、古墳もらっちゃった。の投稿を見て、古墳にコーフンして夜も眠れなくなってしまいました! 古墳を残したい!って思って、最初は古墳見学ツアーに参加したんです。これまで東京と奈良の二拠点生活をしながら、一緒に宿の立ち上げをすすめてきました。」
と語るのは、奈良のお酒と古墳が大好きな元ITエンジニアで、cofunia共同代表の高野さん。
古墳をもらってから3年間。地元コミュニティと来訪者が一体となって取り組んできた古墳プロジェクトです。
DIYメンバー募集記事はこちら https://smout.jp/plans/14789
宿の監修をしている共同代表の前田は、中医学や薬膳料理を学んだことがきっかけで、古くからの薬草の産地である奈良に移住しました。天理の地で植物と暮らす実験室「里山文庫」をはじめ、現在8年目になります。
いままで、お庭の野草を使ったクラフトコーラやお香、発酵調味料、干し柿と柿渋づくり など、地域の自然と文化を活かしたさまざまなイベントを企画してきました https://www.satoyamaplan.com/


五感を通じ奈良の古代から現代の暮らしにつながる、時の流れを感じることができる宿づくり
今回のテーマは、東洋医学の思想にも通じる古代の「陰陽五行」。 「木・火・土・金・水」それぞれ異なるコンセプトをもつ5棟の部屋をつくりました。五感を通じて奈良の古代から現代の暮らしにつながる時の流れを感じることがでる宿になればと考えています。
「人の営み×五感」:五感で感じる人々のいきづかい 「時の流れ×五行」:時の流れをめぐる旅
宿泊施設:約700m2(200坪)、5棟(宿泊棟4棟+飲食棟) 各棟 定員2名〜4名 トイレ、バス付き。
こがね(金の棟): 夜空に真鍮のシルエットが浮かび上がります。静かに過ごしたい時に。 みず(水の棟): 水の陰影が美しく映る水鏡のロフトで、童心に返る冒険心を刺激します。 つち(土の棟): 地下の洞窟の間で冬を過ごし、光さす地上へと上がる造作の部屋。 き(木の棟) : 古材を活かした温かみのある空間。家族や友人とゆったり過ごせます。 ひ(火の棟):以前使われていたおくどさんを模したキッチンカウンターが特徴の飲食棟。
奈良は、お茶やお酒、薬草文化の始まりの地。 お食事は、奈良の食材を中心に
朝は大和茶粥やお漬物、夜食は柿の葉寿司や醤などを使った発酵料理のようなものを提供しようと思っています。
もちろん今回、関わってくれる料理人の方のスキルアイデアを取り入れて考えていく予定です。
またcofuniaは古墳のすぐ横に立つ宿です。 宿で過ごす時間に、古墳はもちろんのこと、地域の素材を感じていただけるプログラムや仕掛けを作っていこうと思っています。
今後、庭の植物や地域の特産品を使った自家製保存食、スチームサウナづくりなど、企画から一緒に作っていけると嬉しいです。
歴史や奈良の地域文化、そして古墳に興味のある方には、面白い環境だと思います。
※陰陽五行とは? 「陰陽五行」は、古代の思想で、自然界のすべてのものが「木・火・土・金・水」の五つの元素(五行)から成り立っていると考えられています。これらの元素は、お互いに影響し合い、循環してバランスを保つとされます。和食の五色、相撲の土俵の房の色、暦や年中行事、風水、都市設計など、日本の文化にも深く根付いています。


「将来、自分の宿をつくりたい人」「料理の腕を試したい人」、求ム!
今回の募集は、2024年10月のプレオープン(本オープンは2025年4月)に向けて、一緒にホテルづくりを盛り上げてくれる方を募集します。
▶︎今の募集枠は、以下の通りです。
① 支配人候補・料理人候補(各1名) ●仕事内容:調理全般、フロント業務、予約管理、宿の清掃、体験プログラム造成など開業準備など (その他にもあなたの得意・やってみたいことに合わせて、業務領域も考えていきたいと思っています) ●休日:予約状況に応じる(10月−12月のプレオープン期間) ●試用期間:3カ月 ●必須条件:調理勤務経験がある方 ●住居:寮あり、住宅手当あり
② 期間限定お宿立ち上げスタッフ(移住体験家つき) ●仕事内容:調理全般、フロント業務、予約管理、清掃、庭の手入れなど ●必須条件:調理経験があること ●期間:2024年9月下旬〜(約3ヶ月間) ※延長も可 ●住居:寮あり
こんな方を募集しています ・将来、宿の開業を目指している方 ・ダブルワーク、季節労働者、二拠点生活したい方歓迎 ・古来から受け継がれてきた知恵を生かし、創造的な暮らしを楽しみたい方 ・地域コミュニティに根ざした暮らしを大事にできる方 ・自然や歴史に興味があり、奈良の魅力を広めたい方 ・畑仕事や手仕事が好きな方
寮を完備してるので、引っ越しの手間も最小限。 将来、自分の宿を持ちたい方、自分の料理の腕を試したい方、日本初のお宿づくりに挑戦したい方!には、経験を積める環境だと思います。
「予約がない日は農業や、柿の木や庭の手入れ」「保存食の仕込み」「小屋の修理」など、マルチな仕事があるのも里山の宿で働く魅力だと、思います。
それぞれのライフステージや興味に合わせた働き方/暮らし方ができる環境を模索していきたいと思っているので、 ぜひ皆さんのお話も聞かせてください。 ご応募お待ちしています。


募集要項
2024/09/30 〜 2024/12/30
90日程度
無料
古墳
・最小催行人数:1名 ・解散場所:古墳 ・スケジュール: 3ヶ月間、山辺の道に移住体験をしつつ、宿立ち上げスタッフとして、コミットするプログラム。(寮あり) 自分の調理経験を生かしたい方、 山辺の道、天理、古墳にある資源を発掘しながら、宿の立ち上げを経験したい、という方にはぴったりのプログラムです。
●仕事内容:調理全般、フロント業務、予約管理、宿の清掃、体験プログラム造成など開業準備など ●期間:2024年9月下旬〜(約3ヶ月間) ※延長も可 ●必須条件:調理勤務経験がある方 ●住居:寮あり ●給与・休暇:要相談
株式会社cofunia
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

天理市
人口 6.21万人

前田 知里 @cofuniaが紹介する天理市ってこんなところ!
泊まれる古墳 cofuniaがある山の辺の道は、日本最古の道として知られ、古墳や寺院、神社が点在する歴史的な名所です。
四季折々の風景が織り成す、自然豊かな古道は、春には桜の花びらが舞い、夏には深緑のトンネルが続きます。秋は紅葉が鮮やかに染まり、冬には静寂の中に凛とした風景が広がります。 道中には、地元の人々が営む小さな茶屋や農産物の直売所があります。最近では、景観をいかしたおしゃれカフェもできています。
地元の人々と触れ合う機会も多く、季節の果物や野菜をお裾分け静かな時間を過ごすことができます。特にcofuniaのある山辺の道は、ハイカーの往来も多い場所で、近所の方も旅人とのコミュニケーションに慣れていて、DIY中も野菜を分けてくれたり、歓迎会を開いてくれたり。
天理駅から車で15分、最寄りも長柄駅からは徒歩圏内にも関わらず、地元の人々と触れ合いもあり、静かな里山生活を過ごすことができるエリアです。
このプロジェクトの作成者
オランダの農業大学院にて農業生態学を専攻し、アジア山岳民族の森を歩くこと10年。森の民に伝わる保存食や植物利用の知恵を学んできました。
時にはインドのジャングルに佇む農小屋で寝泊まりし、時には新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠を縦断し、時には、電気水道 公共交通のないブータンの農村を泊まり歩く。 厳しい自然の中受け継がれた知恵に感銘を受ける。
帰国後、奈良県天理市の日本最古の道「山辺の道」付近に佇む古民家に出会い、こつこつセルフリノべ。里山のアトリエ「植物と暮らす実験室」をオープン。
自然と共生する生活の豊かさを広めることを目指し、現代社会で忘れられがちな自然のリズムや伝統的な知恵を再発見し、それを次世代に伝えるための活動を続けています。
山の辺の道に位置する「西山塚古墳」の麓に建つ古民家を譲り受けたことから仲間を募り、cofuniaを立ち上げました。
<これまでのイベント例> ◎柿の葉寿司作り ◎柿渋作りと古代染色 ◎奈良の薬草クラフトコーラ作り ◎台湾の発酵料理と調味料のお話 ◎アジアの植物療法とハーバルレメディー ◎野草茶と入浴剤づくり ◎スパイスとお香づくり ◎ラー油漬け豆腐よう ◎草綯いと染色 ◎パイナップル味噌づくり ◎豆豉と野草納豆 ◎茶梅づくり
<講演 & ワークショップ> ◎台湾中興大学(台中)「台日エコツーリズムシンポジウム」登壇 ◎台湾酵素グループ(南投) 発酵ワークショップ開催 ◎宇陀松山薬草発酵博覧会 「暮らしに薬草を取り入れるアジア植物民族の知恵」 ◎はならあと「生薬の入浴剤作り」 ◎奈良県立大学「実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU」 ◎天理参考館「スパイス香」 ◎醸しカフェ「台所漢方〜キッチンファーマシー」
<執筆> ◎Asian Foodlore Magazine ◎農藝ハンドブックvol.1種を播く(あらたま農藝舎) 「台湾のオーガニックと在来種を訪ねて 」 ◎農藝ハンドブック vol.2 山と生きる(あらたま農藝舎)「アジアの杜の民の知恵 ~照葉樹林文化の記憶を訪ねて~」 ◎自然と農業(木香書房)
<里山文庫掲載> ◎エルマガジン 「奈良本」 ◎天然生活 2022年11月号