
幻の野菜「桃原ごぼう」の畑に生える「草」で染めの科学を学ぶ体験!
開催日程:
12024/09/06 ~ 2024/09/06
最新情報
経過レポートが追加されました!「サプライズ!紅花染め企画も急遽決定。来年も青木先生の解説で開催します!」
2024/09/08経過レポートが追加されました!「限界集落の古民家で化学の美を堪能!来年も開催しますよ!」
2024/09/08【草木染と幻のごぼう畑?!】 幻の野菜「桃原ごぼう」の畑に生える「草」で染めの科学を学ぶ?! 4月に幻のごぼうの種まきの体験を募集した畑の草で草木染ワークショップを開催します! https://smout.jp/plans/16341
▼草木染の前に・・・なぜ、幻のごぼう?? 多賀町桃原(もばら)地区は、標高350mの鈴鹿山系にある集落です。 江戸時代の文献にも「多賀午房(たがごぼう)」とあり、古くからゴボウの名産地。石灰岩の上に堆積した赤土と、冷涼な気候が高級ごぼうを育む産地となったようです。昭和半ば頃まで、「お多賀午房がなければ正月が迎えられない」と、京都では高値で取引されていたそうです。 ▼お多賀ごぼうが大人気だった!!その理由は?? かつてのゴボウは太くて、切らないとおせち料理に使えませんでした。しかし、多賀のごぼうは、細くて薫り高くサックっとした歯触り。細いので切らずにそのまま使えるので縁起が良く、おせち料理のたたきごぼうには欠かせないと大人気。 さらに、京都の料亭で使うのに、多賀午房が争奪戦となったそうです。そんなことなので、値段も法外だったようです。ゴボウが今日スーパーで並ぶ細さになったのは、多賀午房のブランド力が影響したとか。 ▼多賀ごぼうは途絶えてしまった。 戦後、杉の植栽が始まり、燃料が薪からガスに変化した頃からゴボウの生産は下火になり、昭和50年頃には生産が途絶えてしまいました。 ▼しかし、復活!! 10年前、当時のゴボウ栽培方法を知る方に学びながら、ゴボウ栽培を復活させるのに尽力された方がおられます。栽培を継承するために、たくさんの人を巻き込み、ごぼう復活のプロジェクトを立ち上げられました。それが、桃原プロジェクトです。 杉が植林された山を伐り拓き根をとりのぞき、赤土を耕す。鹿の食害から守るために、電気柵を張り巡らせ、猿の上空からの侵入を防ぐために電柱も移動。 種まき、草抜き、収穫は県内外から100名を超える人が、山村の集落に集まり作業されます。
畑の雑草がたからものだった!
▼雑草はコブナグサ?? 5~6年前、ゴボウ畑に生える雑草が、「コブナグサ」で黄八丈の染料、八丈刈安(はちじょうかりやす)らしい⁈と判明。 桃原プロジェクトのリーダーは、自然観察指導員もされる植物に大変詳しい人なのです。コブナグサは、思いがけずごぼう畑の副産物でした。 ▼染まる科学を知ると面白い! 手探りで、染めてみたところ、とても美しい黄色に染まることに感動! 翌年から、NHK Eテレ「趣味どきっ」にも講師出演された染色家で、天然工房tezomeya代表、京都光華女子短期大学部准教授の青木正明先生に講師をお願いして、染め頃のコブナグサを刈りとるところからのワークショップを開催することとなりました。青木先生のワークショップは、色がなぜ染まるのか、染めの仕組みを小学生でも理解できるように、化学式を寸劇で説明しながら分かりやすく解説されます。


コブナグサで桃原yellowに染めよう
草木染の科学を分かりやすく、楽しく青木先生に教えていただきます。 ごぼう畑で育ったコブナグサをまず収穫します。周辺に生育する山野草の解説もあります。 収穫したコブナグサを煮出して染色液を作り、手ぬぐいを染めます。鮮やかな黄色を「桃原yellow」と名付けました。 汚れても良い服装で参加ください。 帽子・飲み物・タオル・汚れても良いタオル・あれば輪ゴムや ビー玉などお持ちください。 染めの科学を学んだら、コブナグサを持ち帰って自宅で好きなものを染めてみるのも良いかもしれません!一度染めると、どっぷり楽しさの沼にはまってしまいます。


募集要項
2024/09/06 〜 2024/09/06
13時半~16時
大人3000円 大学生以下1500円
あけぼのパーク多賀 駐車場 13時(もしくは多賀大社前駅12時30分)
・定員:20名 ・最小催行人数:1名 ・解散場所:あけぼのパーク多賀 駐車場(もしくは多賀大社前駅) ・スケジュール: ・13:30 多賀町桃原集落到着 ・コブナグサを刈りにごぼう畑に行きます。コブナグサについて解説を聴きます ・古民家 桃原工房にて、草木染のお話しを聴きます ・コブナグサを煮出し染め液を作ります。 ・手ぬぐいに絞り模様を作ります ・染め液に浸けて染めます ・16時 桃原解散 送迎
主催:桃原プロジェクト 共催:多賀町まちづくりネットワーク・YOBISHIプロジェクト
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

多賀町
人口 0.64万人

龍見 茂登子が紹介する多賀町ってこんなところ!
多賀町桃原地区は芹川上流の集落。芹川上流は、川沿いではなく、ちょっと山を登ったところに集落があります。 大佛次郎が昭和42年、桃原を訪れ随筆『今日の雪』にその様子を書いています。「桃原は別に桃源ではなく・・・」と。そのころから、山の仕事が廃れ集団移転で、平野部に多くの人が移住しました。現在は、芹谷の山の上にある集落に住む人はいなくなってしまいました。しかしながら、毎週末集落に戻り、建物に風を入れる家、住民票はそのままという家も多くあります。とても立派な蔵付きの家が多くあるのにも驚きます。冬季は150㎝を越える積雪があるので、草木染ワークショップをする古民家もそうですが、柱や梁の太さには驚きます。 集落には、神社やお寺があり、祭礼の日には住民が集まり多賀大社から神職さんを招いてお祭りがとり行われます。桃原の日吉神社の太鼓は身長ほどの大きさもありとても立派です。かつて祭礼の日は、太鼓を曳いて叩き祭りを知らせたそうです。当時を知る方が、野球バットの二倍の太さはあるバチで祭りの太鼓を叩いてくださいました。地響きのような低音が山に響き背筋が伸びます。4月のお祭りが終わり、梅と桃と桜が同時に咲いたらごぼうの種まきの季節。花が満開に咲き誇る桃原は、まるで桃源郷のように美しい村です。
このプロジェクトの作成者
香川県東かがわ市生まれ 高校卒業後、県外の大学に進学 大学卒業後、東京で就職。 転職後、京都市内に住む。 結婚して、京都府木津川市に住む。 その後、天理市、奈良市に住み、 現在パートナーの実家がある滋賀県多賀町に住んで16年になります。 多賀町の自然の美しさに感動し、草花の種類の豊富さに驚き、越して来たころは植物図鑑片手に植物の名前を調べ歩きました。 2014年頃より、多賀町の民俗聞き取り調査に参加。 主に食文化について調査しています。 2019年、多賀町中央公民館オープン時に、地元の郷土料理を展示してふるまうイベントを主催。 2019年4月より、「多賀の食べるをつなぐ」をコンセプトにYOBISHIプロジェクトがはじまりました。 現在YOBISHIプロジェクトの代表をしています。 YOBISHIよびしとは、多賀町の方言で親戚やご近所さんを呼んで行事の時などにおもてなしをすること。 多賀町に伝わる郷土料理の聞き取り調査をして、レシピ化する活動をしています。聞き取った内容は、noteに綴り公開。また、動画撮影をしてYouTubeで少しずつ公開しています。 イベント情報はYOBISHIのInstagramアカウントで発信中。 年数回イベントに合わせて、町内全戸に「よびし通信」を発行。