町のことを知るなら愛荘町観光協会へ!江戸時代から続く街道の観光資源を紹介します!
公開日:2024/09/17
終了日:2025/03/31

町のことを知るなら愛荘町観光協会へ!江戸時代から続く街道の観光資源を紹介します!

江戸時代に整備された五街道のうちの一つとして知られている中山道。愛荘町は街道沿いに66番目の宿場である愛知川宿が置かれていたこともあり、長きに渡って人の往来があり町は栄えてきました。しかし、時代の変化とともに、ただ街道の維持に悩むだけでなく、未来へ新たな形で繋げられる取り組みが必要不可欠だと考えます。

そこで今回は、愛荘町観光協会の副会長・山田さんにお話を伺いました。町を支えるために行っている取り組みをはじめ、町のコアな観光スポットやイベント、おすすめカフェについても取り上げているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

町に人が巡る“プラットフォーム”を目指して

愛荘町内の旧中山道沿いを進むと、旧近江銀行愛知川支店だったヴィンテージ感溢れる建物が見えてきます。貴重な歴史的建築物を保存し活用するために、町がこの建物と裏の民家を改装し、中山道愛知川宿街道交流館(愛知川ふれあい本陣)を2017年に設立しました。この辺りは、江戸期に大名や天皇の勅使が往来した際、陣がおかれた歴史から「本陣跡」ともいわれています。

改装後の建物内には愛荘町観光協会の事務局が置かれ、町内でのイベント企画や外部からの人の流入を目で追い、問い合わせや相談があれば応える地域の情報屋のような役割も担っている場所です。観光客をはじめ、地域の人が楽しめることを日々考えている愛荘町観光協会はどのような活動を行っているのか。以下でご紹介します。

▼日々の取り組みと心掛けていること
理想は観光客や移住者の流入を増やすことです。見方によれば昔よりも楽しめる場所が減っていると感じる人もいるかもしれませんが、ポストコロナとなり、インバウンドで海外の方が訪れたりなど、今までと違う状況がたくさん出てきました。私たちはこの状況を前向きに捉えたいと思っています。地域資源である国の伝統工芸品である近江上布(おうみじょうふ)や、町の伝承工芸品であるびん手まり細工などをしっかりと活かしつつ、愛荘町内で人が巡る仕組みづくりを引き続き行っていきたいです。

▼愛荘町観光協会で行っている主なイベント
愛荘町観光協会が主催しているイベントは主に3つです。ゴールデンウィークに行う「中山道愛知川宿のれんアート」や8月下旬に開催する「中山道宿場祭り」、愛知川びん細工てまりの制作体験ができる「愛荘町ふるさと体験塾」があります。特に8月下旬にある中山道宿場祭りは、今年で18回目を迎える夏のイベントで、特に中山道を競技会場にしたメインイベント「全日本中山道びん手まりころがし」は見どころの一つとなっています。全国各地から参加者が訪れるので、気になる方はぜひ参加してみてください。

※残念ながら、2024年は台風10号の影響を受けて中止となりました

旧中山道沿いにある中山道愛知川宿街道交流館(愛知川ふれあい本陣)

旧中山道沿いにある中山道愛知川宿街道交流館(愛知川ふれあい本陣)

交流館の中では町の観光案内情報を紹介しています。

交流館の中では町の観光案内情報を紹介しています。

地元素材を楽しめるカフェとおすすめ観光スポット

町王道の観光スポットも含め、もっとコアな場所も回ってみたいと思う方もいらっしゃるはず。愛荘町観光協会の副会長に、町の穴場的スポットを教えてもらいました。

▼愛荘町観光協会が運営する「66cafe」
この春、愛知川宿街道交流館の裏手に位置するカフェの運営を愛荘町観光協会変が担うことになり、2024年6月に「66cafe」という名前になってリニューアルオープンしました。
江戸時代に江戸・日本橋から京都・三条大橋に至る中山道には67個の宿場が設けられ、日本橋を1つめの宿場にカウントすると66番目に愛知川宿が位置します。お店の名前はそこから名付けました。テーブル席とカウンター席が並ぶ店内では、町内で作られたお米や野菜、鶏肉、調味料などの食材を使った、愛荘町産のスペシャル親子丼をはじめとした手作りのランチメニューを楽しめます。町内外問わずカフェを利用してくれる人が増えて、人の輪が町を作ってくれるような場所づくりを目指しています。

▼知る人ぞ知る町のスポット
湖東三山の一つとして知られている金剛輪寺や近江上布伝統産業会館、愛知川図書館・愛知川びんてまりの館など、町王道の観光スポット以外にも行ってみたいという方には、湖東平野を見下ろせ、野鳥観察にぴったりな堤高56mのロックフィルダム「宇曽川ダム展望台」や、国の重要文化財に指定されている楼門がそびえる「豊満神社」もおすすめです。中山道沿いの食べ物ならお菓子処「しろ平老舗」のきんかん大福や、近江商人屋敷の気品ある庭園を回遊し、湖魚料理が楽しめる「近江商人亭」、江戸時代から続き、明治天皇や著名人も滞在した老舗の懐石料理「聖蹟 竹平楼」もぜひチェックしてみてください。

愛荘町観光協会や、愛荘町の穴場スポットや地域の魅力についてもっと知りたいと思った人は、ぜひ「興味ある」ボタンを押してくださいね。質問も受け付けています!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回の投稿までは、これまでに紹介した愛荘町の他の記事をご覧になってお待ちください!

6月にリニューアルオープンした「66cafe」。愛荘町観光協会が運営しています。

6月にリニューアルオープンした「66cafe」。愛荘町観光協会が運営しています。

中山道愛知川宿街道交流館では町内マップや無料パンフレットもご用意しています。

中山道愛知川宿街道交流館では町内マップや無料パンフレットもご用意しています。

【施設情報】

【施設情報】
◆中山道愛知川宿街道交流館(愛荘町観光協会)
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)
住所/滋賀県愛知郡愛荘町愛知川38番地2
https://www.aisho-kanko.com/sisetusyoukai/kaidoukouryukan/

◆66cafe
営業時間/モーニング8:00~11:30、ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~17:00
定休日/月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
住所/滋賀県愛知郡愛荘町愛知川38番地 2

◆宇曽川渓谷
アクセス:名神高速道路「湖東三山SIC」から国道307号を八日市方面へ3分、宇曽川右岸側(コスモス街道沿い)を山側へ約5分
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/28878/

◆旗神『豊満神社』
住所/滋賀県愛知郡愛荘町豊満392
https://toyomitu.jimdofree.com/

◆お菓子処『しろ平老舗』
住所/滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1504-1番地
https://www.shirohei.com/info.html

◆湖魚料理『近江商人亭』
住所/滋賀県愛知郡愛荘町愛荘町中宿51
https://www.ohmishonintei.com/

◆日本料理 『竹平楼』
住所/滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1608
https://www.takeheiro.com/

6月にリニューアルオープンした「66cafe」。愛荘町観光協会が運営しています。

6月にリニューアルオープンした「66cafe」。愛荘町観光協会が運営しています。

愛荘町役場みらい創生課
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愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!

平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で19年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして知られてきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道65番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても発展してきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

【アクセス】
・高速道路を利用すれば、京都まで1時間、名古屋まで2時間弱。
・近江鉄道を利用すれば、彦根や八日市には約15分。
・琵琶湖までは車で約25分!

【愛荘町移住・定住ポータルサイト】
https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

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愛荘町みらい創生課

愛荘町は2町が合併して今年で19年目を迎えます。琵琶湖までは車で約25分。軟水の湧き出る水の美味しい町です。

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