Uターン×I ターン×得意なこと×まちづくり ラベンジャーズさんの場合【後編】

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「興味ある」が押されました!

2024/12/26

「興味ある」が押されました!

2024/12/25

『------奇襲を受けながらもその中で奇跡的に生還した7人のスペシャリスト達は柏原の秘密基地に集結し、「それぞれ違う能力を持ったヒーローたちが協力して戦う」というコンセプトをもとに、「ラベンジャーズ」を結成。逆襲を開始した!!------』 ー詳しくはインスタをご覧ください https://www.instagram.com/p/DA3AD-JTIqn/

突如としてインスタに上記の投稿が上がってきた時には柏原で面白そうなことが始まったぞ、とざわめきました笑

柏原(かしわばら)とは、米原市の歴史ある街並みが今も残る宿場町。 今回はそんな柏原にお住まいのラベンジャーズの皆さんのインタビュー後編となります。 ー前編はこちらから!https://smout.jp/plans/20136

「次の世代につながるまちづくり」をテーマに始まったラベンジャーズの活動は、数年前から取り組んできたまちおこしの流れがあるそうです。

山本さんは、「5年前に『柏原宿活性化実行委員会』があり、僕と渡部さんが参加していました。それからこのまちのハード面とソフト面の整備を進めていましたが、今年は地域のお祭り『やいと市』を今後も続けるかどうか話し合っていたんです」と振り返ります。

中村さん「その流れで、僕たちができることでやればいいのではないかと。それぞれが持つ能力や際立った個性を活かして一緒に何かできないかと考え、映画『アベンジャーズ』になぞらえて『ラベンジャーズ』が誕生しました。まずはメンバーそれぞれができることを持ち寄った様々なワークショップを開催します」

彼らの目的は、単にイベントを開催するだけでなく柏原地域や住んでいる人達を知ってもらうことです。ワークショップもその一環として計画されています。

この街の未来と地方移住へのアドバイス

●今後米原市や柏原がどのように発展していったらいいなと思いますか?

船中さん「小さい子供がいる家族に移住してきてほしいです」

渡部さん「フリースクールができたらいいなと思います。自然が豊かで、都会からのアクセスも良く、フリースクールに適した環境だと感じます。空き家も多いので、市として取り組んでいただけたら素晴らしいですね」

中村さん「例えば、米原に魅力的な学校ができて、住まなくても通ってくる人が増えたらいいな」と、教育を通じた地域の魅力づくりに期待を寄せています。

●移住希望者へのアドバイスをお願いします

船中さん「例えば、マイホームを買って35年のローンを組むというのが一つのロールモデルでしたが、家にあまり縛られすぎる必要はないと思います。家族の構成は変化するものですから、その時々に合った住まいや場所を柔軟に選んでいいんじゃないかと。例えば、子育ての間は米原で、子供が巣立った後はもう少し都会に引っ越すというのも僕はいいと思う。そうすることで、地方も活性化するのではないでしょうか」

山本さん「私は地元出身なので感覚が異なるかもしれませんが、おじいちゃん、おばあちゃん世代の頭の中の知恵や経験は地域の宝物だと考えています。農業、自然、文化、言語に関する知識は、以前は古臭く感じられましたが、今は大切な財産だと理解しています。頑固にその地に住み続けてくれている人がいるからこそ、地域の魅力が守られている。完全に住み替えるだけでなく、ある程度は継続して住み続けてくれる人がいてくれたらいいな。現在、地域で活躍しているのは70代の方々ですが、みんなが『いいな』と感じるものが残っているのは、それを守ってきた人々がいるからこそ」

中村さん「確かに、先人たちが築いてきた基盤があるからこそこの地域の良さがありますね。それを大切にしていかないといけませんね」

船中さん「東京や大阪に住んでいても、行き詰まり感を感じている人は多いのでは。移住は、その閉塞感を打破する一つの手段になり得ます。確かに米原に仕事は少ないけど、、、行ってみれば何とかなります」

渡部さん「都会と田舎では使うお金の量が全く違いますよね。都会では、何にでも、どこかで休憩することにさえお金がかかると感じていました。ここでは街並みや自然の中をただ歩くだけでも楽しめるし、のんびりできる場所も沢山あり、お金を浪費する事があまりありません」

船中さん「固定観念を外してしまえば、意外と楽しいですよね」

X’masカードWS中の渡部さん
足型測定の後、歩き方のレクチャー中の船中さん

WSレポート:ラベンジャーズと地域が繋がる1日

先月「ワークショップを通じて柏原地域や住んでいる人達を知ってもらうこと」をコンセプトに、ラベンジャーズのメンバーがそれぞれの特技を活かした多彩なワークショップを開催しました。会場となった柏lab.では子どもたちの遊び声が響く賑やかな1日となりました。

清水さんの「カフェ『kimama』の生地でおもしろクッキーをつくろう!」は親子連れで大賑わい。子どもたちは思い思いの形を作り、焼き上がったクッキーを見て大満足。その楽しげな様子に、見守る親たちも思わず笑顔に。

中村さんによる「手書きアニメーション」と「CGをつくってみよう!」では、なかなか地域で教わる機会がない内容に参加者は大人から子どもまで夢中で取り組んでいました。

また、渡部さんの「親子でX'masカードをつくろう!」では、朗らかながらも集中した空気の中、コツを教えてもらってそれぞれのカードが完成。

船中さんの「足型測定会」では、正しい靴選びのコツや足の健康についての解説に、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。普段なかなか意識しないテーマに、改めて興味を持った方も多かったようです。

そして、山本さんと谷村さんの「ダンボールハウスをつくってみよう」では、子どもたちが自分たちの「家」を作る体験に大興奮!作業の中で自然と子ども同士の交流が生まれ、あちらこちらで楽しげな声が満ちていました。

柏原に偶然集まったメンバーが結成したラベンジャーズ。彼らの活動を通じて、柏原の魅力がますます盛り上がっていると感じました!自分のスキルを地域でどう活かせるかを考えてみることは、自分らしい暮らし実現のヒントになるかもしれません。ジコチュー暮らしに興味が湧いたらぜひ米原市へ!

\今後のラベンジャーズワークショップなどの情報はこちらから/ https://www.instagram.com/enjoy_kashiwabara/

子どもたちのつくったダンボールハウスの中の山本さんと谷村さん
楽しそうな親子の声が響く1日となりました

おいでよ!まいばら 魅力発信部

このプロジェクトの地域

滋賀県

米原市

人口 3.72万人

星子ちゃんが紹介する米原市ってこんなところ!

田園地帯でありながら、新幹線駅もあり都会からのアクセスも比較的容易です。 30分、1時間の移動で、暮らしや遊びの選択の幅が広い!!!

米原市ってどんなとこ?:びわ湖の素、米原 http://biwakonomoto.jp/introduction/

米原市の空き家情報:”恋スル空キ家プロジェクト” https://koisuru-akiya.com/akiyabank/

米原に移住し、働いている人の声:はかどる米原 https://hakadoru-maibara.com/

このプロジェクトの作成者

2022年、家族で愛知県から滋賀県米原市に移住。 住んでみてまいばらが大好きになった移住者 星子ちゃんが出会ったまいばらの魅力をお伝えします。

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