
「移住と挑戦」ブックカフェから焙煎へ、新たな価値を生み出す働き方【前編】
公開日:2025/03/19 03:02
最新情報
「興味ある」が押されました!
2025/03/31「興味ある」が押されました!
2025/03/29今回、取材に応じてくださったのは、地域おこし協力隊として滋賀県湖南市に移住した「ドリーさん」こと柴崎友佑さん。
前編では、卒隊後もコーヒーを通じて地域とつながりながら新たな価値を生み出していく、働き方の変化について語っていただきました。
「コーヒーが好き!」「地域とのつながりが気になる!」と思った方は、「興味ある」ボタンを押してくださいね!
湖南市の移住定住サイトもチェック!!↓ https://www.city.shiga-konan.lg.jp/iju_konan/index.html
持続可能性を求め、焙煎に軸足を移す
2016年に京都で「Dongreeコーヒースタンドと暮らしの道具店」を起業し運営していたドリーさん。2019年4月に地域おこし協力隊として湖南市へ移住し、1年間かけてDIYで古民家を改装し「DONGREE BOOKS & STORY CAFE」として2020年にブックカフェを開業しました。市内だけでなく、市外からもお客様が訪れるお店となりました。 そして2024年9月、「DONGREE BOOKS & STORY CAFE」は、コーヒー専門「DONGREE COFFEEROASTERS」へと店舗の形態を変更。経営判断としてのコスト削減と、「店主が今できることを丁寧に提供したい」との思いによるものでした。
もともと、自らプレイヤーとして活躍することには強くこだわっておらず、「手仕事と顔の見える繋がりのマーケット」をテーマに、繋ぎ役としての店主を目指していたドリーさん。
しかし、湖南市に移住し、より多くの人に店舗へ足を運んでもらうには、新たなコンテンツやシンボルが必要だと考えるように。地域おこし協力隊として「町にない産業を作る」という視点もあり、焙煎に取り組むなかで魅力を感じるようになりました。
──ドリーさんコメント── ブックカフェは、フードやスイーツの提供が主軸になりがちです。また、力を入れていたはずの自家焙煎のコーヒーが十分に伸びないことも難しい問題でした。 雇用していたスタッフ、店舗の継続など、2年ほど悩んだ末に切り替えたのが、現在の形である、焙煎を全面に押し出した「一人で持続可能な店舗運営」です。
経営には、売上や数字も大切です。ただ、形を変えたことでプレッシャーが減り、「自らの手で、いいものを提供していけば大丈夫」という実感が持てるようになりました。


「美味しい」だけじゃない、「楽しい」コーヒー体験を届けたい
「DONGREE COFFEEROASTERS」では、完全予約制の「ハンドドリップワークショップ」を開催。コーヒーの味は淹れる前の工程で決まるため、その「決め方」を体験できる内容が好評です。焙煎や豆の挽き方、お湯の温度による味の変化を、実験のように楽しみつつ、自分好みの味を探せます。
「今後、自家焙煎を楽しみたい人が増えていくだろう」と考えたドリーさんは、プロ仕様の焙煎機を体験できるワークショップも用意。実際に触れて学べる環境は、初心者にも貴重な機会となっています。
使用するのは、国産の焙煎機「フジローヤル R-101」。業務用ながらコンパクトで、アナログ感のあるデザインが魅力です。ドリーさん自身も「自分で焙煎したら面白そう」と感じたことが、購入の決め手になりました。
──ドリーさんコメント──ワークショップには、カフェ開業を考えている人や業界の方も参加されますが、一番多いのはコーヒーを趣味として楽しむ方々です。美味しさはもちろん、「楽しさを伝えられるコーヒー屋さん」でありたいという思いから、体験型のワークショップを続けています。
気になった方は、ぜひ下記公式サイトからお問い合わせくださいね。↓ https://www.dongree.work/
後編では、株式会社ONE GOOD DESIGNのコンセプトデザイナーとしてのドリーさんの活動、社会課題解決に向けたデザイン投資という新しいビジネスモデルの確立についてお話を伺います。お楽しみに!
「DONGREE COFFEEROASTERSに行ってみたい!」「湖南市が気になる」と思った方は、ぜひ「興味ある」ボタンを押してくださいね!


このプロジェクトの地域

湖南市
人口 5.26万人
湖南市役所地域創生推進課が紹介する湖南市ってこんなところ!
都会でのライフスタイルを変えずに、「田舎過ぎない田舎暮らし」ができるまちが湖南市の最大の魅力です✨✨
移住に関する情報はこちらから↓ 【湖南市移住定住特設サイト】https://www.city.shiga-konan.lg.jp/iju_konan/index.html
湖南市は滋賀県南部にあり、大阪・名古屋から100㎞圏内にあり、車や電車でも京都までは約30分、大阪までは約60分とアクセスがよく通勤通学も可能です。 豊かな自然に囲まれながら、穏やかな気候でとても住みやすい街です。雪が積もるのは、年に1,2回ほどで雪下ろしをするほど降りません。 市内にはイオンタウンやスーパー、コンビニ、病院などもたくさんあり、普段の生活では一切不便を感じさせません。 ぜひ湖南市に遊びに来てくださいね✨
このプロジェクトの作成者
湖南市は滋賀県南部に位置し、大阪、名古屋から100キロ圏内にあり、近畿圏と中部圏をつなぐ広域交流拠点に位置し、人口約55,000人のまちです。自然環境(野洲川、天然記念物ウツクシマツの自生地など)、歴史観光資源(天台宗の古刹「長寿寺」「善水寺」「常楽寺」の3つの国宝の総称である「湖南三山」など)が豊富なまちで、交通ネットワーク、工業団地の整備により発展してきました。
外国人移住者も多く、外国人比率は県内で最も高く、多様な文化が育まれています。また、湖南市は災害が比較的少なく、安心して暮らすことができます。子育てにおいては、多様なニーズに応え、質の高い幼児教育や保育を受けることができます。近年では、滋賀県南部地域初となる乳幼児から中学生までの医療費無償化を2021年9月から実施し、先駆的な取り組みを行っています。また、2020年7月17日には、SDGs達成のため積極的に取り組む都市として内閣総理大臣から認定を受ける「SDGs未来都市」に県内市町で初めて選定されました。
このような自然豊かで多文化共生を認め合い、持続可能な未来都市湖南市にぜひ住んでみませんか!