74歳のチャレンジを応援しよう! 地域交流拠点リノベ計画
募集終了
もっと見る arrow

「地域の宝」として、名キャラが愛される路乃(みちの)さん。山口県萩市の山間部で、夫の新太郎さんと仲良く野菜を育てたり、生け花教室を開いたり、農泊を受け入れたりと、お仕事をいくつも抱えながら、多忙な日々をパワフルに過ごしています。

10年ほど前、路乃さんは空き家となったお隣の古民家を購入。いつかここを改修し、家族や地域の人が集まったり、お豆腐やこんにゃく作りの体験イベントを開催したり、国内外のゲストが農泊したりする「場」にしたいと夢を描いていました。一人では進まなかった計画も、この数年で伝統的建造物の専門家や、地域おこし協力隊の若者、地域やまちづくりに興味のある人など、路乃さんの 【 スーパーおばあちゃん 】な人柄と行動力に惹かれて有志がワイワイ集結。

ようやく今年、動き出しました!

会うたびに元気がもらえる。地域の宝、路乃さん!

20年ほど前、ご実家がある福栄(「福」が「栄える」と書いて、ふくえ)地域に広島からUターンした路乃さんと新太郎さん。

畑で汗を流して育てた野菜を販売するほか、路乃さんは自らが講師として生け花やお茶、フラダンスなどの教室も開催。農事組合では、道の駅などで名物菓子ともなっている「閲兵餅(えっぺいもち)」を、特産のもち米を生かして開発しました。過去には、団長として地域の女性消防団を率い、大会で優勝したこともあるスーパーおばあちゃんで、行動力と好奇心は、年齢なんて枠を超越。そして、オシャレ。新しいことにもパワフルに明るく向き合い、たまに正直過ぎるコメントで周囲に爆笑を起こしています。口癖は、「は〜、忙しいんじゃけ」。
路乃さんに会うと、みんな、上ばかり向いていたハシゴを外し、自然と元気や勇気に満たされていきます。

8年前からは、萩市ふるさとツーリズム推進協議会が運営する農泊の受入家庭として、毎年北九州市の女子中学生を年に5〜6回(約20人)受け入れ、農村の暮らしや郷土料理を伝えています。昨年からは、日本のカントリーサイドのホームステイ体験を楽しみに訪れるインバウンドの旅人や、地方暮らしを検討する女子旅も迎え入れています。
英語は、ほとんど話せなかった路乃さん。でも、太陽のような笑顔や、ジェスチャーと方言をまじえて積極的にコミュニケーションする姿勢が楽しく受け入れられ、海外メディアからの取材も数回。コミュニケーションって【 心 】なんだなーと、頑張る姿で教えてくれる路乃さん。今では、得意の押し寿司作り体験で「プッシュ! プッシュ!」と説明されています^^

路乃さんトークは必聴です。人生の勉強になる、、、

路乃さんトークは必聴です。人生の勉強になる、、、

海外からの農泊ゲストと、とれたて野菜で押し寿司作り

海外からの農泊ゲストと、とれたて野菜で押し寿司作り

70歳で奮起! 次世代へ伝える地域交流拠点を計画

今回のプロジェクトは、路乃さんの強い思いが原動力。
「日本には旬というものがあって、体はそれを無意識に求めとるんよ。時期折々の栄養を摂ったら、健康に生きられる。それに、農業は強い。災害が起きたとしても、まずは食べることが大事じゃろう。子どもらには、こういう生き方があるってことをまず知ってもらって、大人になった時に思い出してもらえたらええんよ」。
その思いを、9人のお孫さんも含めて次代へ伝えていきたいと、「場」をつくるため10年ほど前に空き家を購入。「この古民家を改修して、息子や娘家族が泊まったり、地域のみんなでそうめん流しやフラの発表会ができたらええんじゃが、、、」と思いながらも時は過ぎ、70歳に。「もう、後にはできない。やるよ!」と奮起し、有志に声をかけてリノベ計画がスタートしました。そして2020年7月23日、お片付けイベントでキックオフ。お孫さんら子どもたちがキャッキャッと見守る中、林業一家に育った同地域の中村さんが2tトラックで乗り入れ、不要な畳や木材を運搬。お昼、ぺこぺこになったお腹には、目の前の畑で採ってきたばかりのナスやジャガイモ、ピーマンを使った路乃さん特製カレーをたんまりチャージ。休憩に、縁側でかぶりついたスイカのおいしかったこと! この日は路乃さんからのお礼として、参加者に採りたての夏野菜が袋いっぱいプレゼントされました。

74歳のスーパーおばあちゃんを応援してくれる人、
地域交流拠点を活用してくれる人、ボシュウ!

こんな魅力あふれる【 スーパーおばあちゃん 】路乃さんを温かく見守って知恵や力を貸してくださる人、応援をお願いします!
「がんばれ〜」「応援してるよ」と声をかけていただくだけで、とてもうれしくてパワーが出ます。路乃さんと新太郎さんの年齢を考えると、新型コロナに対して慎重に対応しなくてはいけないけれど、路乃さんの思いを共有して活用してくれる人にも、ぜひ関わっていただきたいです。『興味ある』ボタンを押してくださった方には、今後の経過レポートやリノベ体験イベントなどをご案内したいなーと思ってます。

お子さんと一緒に萩のおばあちゃんちで農村体験したい人、ふと立ち止まって人生相談したい人、ここを応援したり訪れてくれるソーシャルインパクトで地域にパワーをもたらしてくれる人などなど、ご声援をお待ちしています!!

築100年以上の平屋古民家。隣には納屋もあります

築100年以上の平屋古民家。隣には納屋もあります

ようやく物が片付きました。いよいよ着工です!

ようやく物が片付きました。いよいよ着工です!

プロジェクトの経過レポート
2021/08/04

\ いよいよリノベ終了!/ 1年間、ご声援をありがとうございました!

4894

お久しぶりです、こんにちは!
昨年10月から始まった路乃さん宅のリノベーション。元気な74歳が、75歳となりました^^
ハードとしての作業はほぼ終わり、今月半ばに、力を貸してくださった方々をご招待して、ささやかなお披露目会を開催予定です。

ただ、使い勝手を含む内装や活用案は、まだまだこれから。裏山や畑もあるので、まさに今から「耕す」作業が始まります。
8月にこのプロジェクトは一旦終了し、活用策を考えていただいたり、実際に利用して場を育てていただくなど、「一緒に活かしてもらいたい!」のPJを立ち上げようかなと話し合っているので、良かったらまたお力を貸してください!

オンラインMTGも歓迎です! よろしくお願いします^0^ 写真は、再び命が吹き込まれたおくどさん(かまど)に記念すべき火入れをする路乃さんと、ローカルエディター(萩市地域おこし協力隊)のJOくん。おばあちゃんと孫みたいに、羽釜でのご飯の炊き方を伝授している姿が微笑ましくて撮りました^^

2021/04/26
3887

\ 古民家リノベ、いよいよ後半戦に突入〜! /

お久しぶりです!
路乃さんちの有志によるリノベ作業は冬の間もコツコツ続き、
春を迎えて佳境に入ったところで、先週の日曜日、
お手伝いワークショップを開催しました!

裏山の杉やヒノキを林業ご兄弟で切り出し、
製材の段取りや家の土台づくり、
囲炉裏の設計まで全てこなした地域のスーパーリノベ父さん・中村さんをリーダーに、
長い歴史のホコリが積み重なった障子の掃除や
壁板のベンガラ塗り、萩産木材の床板張りなど、
た〜くさんの作業を全14名がお口と手をフルに動かして
頑張りました!

お昼ごはんは、羽釜で炊いた地元米のごはん、
路乃さんが山で採ってきて炊いたタケノコの煮物、
庭や畑で採れた山菜と野菜の天ぷらなどを
お庭で作りながら、新しくできた縁側で味わいました。

中村さんがその場で作ってくれた青竹の器に
ごはんとおかずを盛り合わせて、
自然の恵みそのまんまのプレートに!
ツバキの花の天ぷらは、初めて食べました。

次回は、障子張りなどを予定。
でも、気が付くと普段から有志たちが集って
何かしらやっている状態で、地域の交流の芽が育まれています^^

写真は、地域おこし協力隊のローカルエディター・JOくんが撮影してくれました。うちの4歳も、少しお手伝い。
いろんなチカラが、路乃さんプロジェクトを支えてくれてます!

2021/01/08
3010

\ 路乃さん NEWS ! /

路乃さんと新太郎さんは、農泊の受入家庭さんでもあるのですが、その様子が年末に、デンマークの公共放送「DRTV」で放映されました! パチパチ!

ちょうど1年前の1月、デンマークから取材チームが来て、バラエティタレントのメンズコンビが旅の途中で農泊を体験してくれました。国営のストリーミング配信なので、無料でいつでも観ることができます。
雪に見舞われた今年の冬ですが、国や言葉のカベを越える「人 と 人 のふれあい」にホッコリしますよ^^
良かったらご覧ください。

https://www.dr.dk/drtv/se/nul-stjerner_-roadtrip-i-udkants_japan_190076

10分50秒くらいに、路乃さんが登場します〜。

登録しよう!

にユーザー登録して もっと活用しよう!無料

  • 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
  • あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
萩市
河津梨香が紹介する萩市ってこんなところ!

山口県の北部に位置する萩市は、面積が698平方キロメートルと、かなり広大。日本海に面し250種類以上の魚介が揚がる海の地域と、県内一の大根生産地や全国で珍しい酒米の取り組みが盛んな山の地域、そして三角州の城下町などで構成され、資源が本当に豊富です。

そんな中でも、路乃さんが暮らす福栄地域は、中心部から車で15分ほどと好アクセスで、実り豊かな農村部。「平わらび台」という山をひらいた大規模農業エリアでは、早朝に幻想的な雲海を見ることができ、地元っ子ご自慢の絶景スポットです!

河津梨香
はぎまえ698 (農泊と編集を営む地域の小さな会社です)
萩市を代表する農村エリア・むつみ地域へ、2019年の夏に移りました。住んでいるのはわずか3戸の集落ですが、萩の中心部から農業をするために通う人もいて、地域間での関わりも生まれています。 広島の大学を卒業後、タウン誌編集部やフリーのライター/エディター、萩市地域おこし協力隊を経て、現在は 農泊団体の運営 / 体験プログラムの企画運営 / 編集事業 を小さな会社で行っています。 https://www.hagi-tourism.com/
109
※興味あるを押したあと、一言コメントを追加できます。
icon
萩は、素晴らしい場所ですね!
訪問しました!
移住決定しました!