募集終了

【11月20日~23日】食を通して地域と出会う3泊4日のワーケーション体験参加者募集!

イベント・体験
公開:2025/10/10 ~ 終了:2025/10/31

開催日程:

2025/11/20 05:00 ~ 2025/11/23 07:00

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/10/31

「興味ある」が押されました!

2025/10/26

約1,000㎢もの広―い市域を持つ山口市の北東部に位置する中山間地域・徳地(とくぢ)。 (一財)山口観光コンベンション協会徳地支部の副支部長を務める私・丸本は、もともと徳地地域とは縁もゆかりも無い一山口市民だったのですが、徳地の魅力沼にはまりこみ、ここ3年ほどは毎日のように、山口市中心部から片道約30分の道を通い続けています。

徳地の魅力を語り始めると、数時間あっても全く足りないほどですが、市の中心部ではとてもお目にかかれないここならではの食も、徳地の大きな魅力の1つです。 「こしあぶら」というとびきり美味しい山菜の女王の存在を知ったのも、松茸以外にも「香茸」や「くろっこ」といった高級キノコがあることを知ったのも、徳地の直売所でした。 そして、秋が深まるとともに直売所の片隅でモゾモゾと動くのは、「モクズガニ」!   これまで数回、徳地でのワーケーションプログラムを企画してきましたが、今回初めて11月の開催としたのは、この季節が、徳地ならではの食材を存分に楽しんでいただくのにぴったりだと思ったからです。 「知らない土地を旅するとき、そこならではの食文化に出会うことは何よりの喜びだと思います。」 こんな意見に賛同してくださる食いしん坊の皆さま。心よりお待ちしています。

すぐそばの歴史と自然。これらとともにある食。

徳地は、平成17年の合併前は佐波郡徳地町と称していた地域で、山口市内でも特にすごい勢いで人口減少が進んでいます。 かつては約2万人もの人々が住んでいたそうですが、今年9月の推計人口は約4,300人にまで落ち込んでいます。

私は幼い頃からずっと山口市内に住んでいたのですが、同じ市内でありながら、実は長い間、徳地地域に足を運んだことはほとんどありませんでした。 それが、以前の仕事で文化財に関わる部署に配属されたのと同時に、頻繁に訪れるようになりました。徳地地域には、指定文化財、とりわけ国指定の重要文化財が数多く存在しているからです。

このあたりは、鎌倉時代の初期、焼失した東大寺を再建するための材木の調達地となり、たくさんの巨大な木が、佐波川の水運を使って瀬戸内海へ、さらには奈良まで運ばれていったというユニークな歴史をもっています。そしてこれらの名残を、約840年を経た現在でもそこかしこで感じることができるのです。 もともと、歴史やその土地特有の習俗に惹かれやすい私にとって、徳地の沼にはまりこむまでにそう時間はかかりませんでした。

そして、身近に歴史を感じられる徳地では、自然やそこからもたらされる食の恵みもまた、都市部では忘れられているほどに、土地や季節の移り変わりに密着していることに気付かされました。 風土とともにある「食材」「食文化」を脈々と受け継いでいることを、あるいは「昔ながらの…」などと表現するのかも知れません。しかし、地球環境や食資源の危機に注目が集まる今、実はこれからの時代にとっての学びが詰まっているのでは、と思ったりもしています。

このワーケーションでは、徳地地域の特色を、「食」を通して感じていただけるような体験プログラムを中心に組み立てています。 また、農産物の栽培技術の習得や情報発信をミッションとして今年4月に地域おこし協力隊に就任したお二人、宇野さんと世良さんと一緒に作った体験プログラムも用意しました。

徳地に住み始めて半年の協力隊、今回のプロジェクトに参加してくださる方々。 新しい視点から徳地の魅力がまた発見されていくことも楽しみにしながら、今回のワーケーションを企画しました。

<スケジュール> ▶11/20(木)  14:00 JR新山口駅集合  15:00 「超民家やまね」(民泊)へチェックイン オリエンテーション      自由行動、テレワーク  夕刻  超民家やまねにて、夕食交流会 ▶11/21(金)  午前 テレワーク      ※お仕事に疲れたら、「超民家やまね」から歩いてすぐの「あさむらいちご園」のソフトクリームでリフレッシュも  午後 地域おこし協力隊との共同プログラム     ・チャレンジ農場での農作業体験・トラクター等の見学や試乗     ・地域内の直売所を巡って旬の農産物を購入     ・購入した農産物を使って「やまのいもパウダー」入りのお好み焼きを作ろう ▶11/22(土)  午前 カワラケツメイ茶をはじめとする多種の薬草茶の試飲&ブレンド体験     (とくぢ健康茶企業組合の焙煎・加工場にて)   午後 テレワーク  15:30~ やまのいも、モクズガニを使った料理体験     (広い畑や炭焼き窯のある古民家にて、地域の方たちと一緒に料理と夕食を) ▶11/23(日)  午前 森の中のサウナ体験(ヴィエハッタヴァにて。地域おこし協力隊を卒業後にサウナで起業)⇒徳地食材を使ったランチ  午後 振り返り、アンケート記入  16:00頃 新山口駅解散

徳地の特産品「やまのいも」。強い粘りとコクが特長。
徳地の特産品「やまのいも」。強い粘りとコクが特長。
就任して半年。徳地ピーマンをPR中の地域おこし協力隊のお二人
就任して半年。徳地ピーマンをPR中の地域おこし協力隊のお二人

そして、徳地地域の可能性を一緒に見つけたい

このワーケーション体験に参加することで、「食」を通じた徳地地域の特色や課題に触れ、この地域と今後も関わっていただけるような可能性を発見し、私たちにも教えてもらえると嬉しいです。 願わくば、4日間が終わったあとにも繋がりを続けていける方との出会いが生まれますように。

出会いたい人 ・山や田舎が好きで、豊かな自然環境の中に住んでみたい人 ・地域資源を活かしていくことに興味がある人 ・自らの生活や人生を工夫して楽しむことが好きな人 ・世代を超えて、多様な人たちと交流するのが好きな人

この地域で昔から飲まれているという野草茶・カワラケツメイ
この地域で昔から飲まれているという野草茶・カワラケツメイ
滞在先の民泊「超民家やまね」の山根さん一家は、お米も野菜も自分達の手で作る
滞在先の民泊「超民家やまね」の山根さん一家は、お米も野菜も自分達の手で作る

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

イベント名

食を通して地域と出会う3泊4日のワーケーション体験(山口市徳地地域)

開催日程

2025/11/20 05:00 〜 2025/11/23 07:00

所要時間

11月20日14:00〜 11月23日16:00

費用

無料  ■含まれない費用  新山口駅までの往復交通費  食事代

集合場所

11月20日14:00 JR新山口駅 新幹線改札口付近

募集者 / 主催者
主催:山口市農山村づくり推進課/受託者:一般財団法人山口観光コンベンション協会徳地支部
その他

募集人員:4名

主催:山口市農山村づくり推進課/受託者:一般財団法人山口観光コンベンション協会徳地支部

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

山口県

山口市

人口 19.53万人

山口市

丸本華代が紹介する山口市ってこんなところ!

本州西端に位置する山口県のまんなかあたり、とても広い市域をもつ山口市です。面積にして、1,000㎢超え。人口は、現在約18万9千人。 北は中国山地の端っこ、南は瀬戸内海に面し、ということはもちろん山の幸海の幸、お米もお野菜もお肉もお魚も。おいしいものを挙げたらキリがないし、山遊び川遊び、マリンスポーツ、雪遊び。アクティビティにも事欠きません。 そして、古くから海と陸の交通の大動脈が通り、かつ東アジアに近いという地理的条件にも恵まれ、古代には先端工業地帯、中世はじめには一大国家プロジェクト・東大寺再建の材料供給基地、中世後期には西国随一の大名大内氏の拠点となり、明治維新においては志士たちの躍動の地となりました。こうした歴史の重なりを感じることのできる場所が、市内にはいくつも残り、山口県立美術館や山口情報芸術センター[YCAM]などの充実した芸術文化施設とともに、文化を身近に感じることのできるまちの雰囲気をかたちづくっています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

山口県出身、山口市在住です。 人生のほとんどを山口市で過ごしていますが、まだまだ知らない場所も人もたくさんで、発見の日々です。世界中から大好きな山口へ、色んな方に来ていただくために奮闘しているところです。 趣味は旅行で、特に東アジアへの渡航経験が多いです。

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