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農薬を使わない茶葉の栽培販売・自給自足の農業のお仕事体験の募集!|農事組合法人 両谷園
和歌山県那智勝浦町、色川地区は、世界遺産・那智の滝の西側に位置する山あいの小さな田舎町です。人口は320人ほどで、そのうちの半数以上が移住者です。
そんな色川で「安心して飲んでもらえるお茶を作りたい」と農薬をいっさい使わずに茶葉を育てているのが「両谷園」です。
農業には向かないといわれていた土地ですが、温暖多湿で昼夜の寒暖差が大きく、霧の発生しやすい気候は茶栽培には最適で、江戸時代以前から、農家の庭先や田畑のあぜ道で栽培されてきました。
現在は移住者たちが茶園や茶工場を引き継ぎ生産を行っています。
自給自足をしながら、収入を得るために地域で協力してお茶栽培に携わっています。
もともと農家は「百姓」と呼ばれてきましたが、それは、米を育て、野菜を作り、山を手入れし、梅をもいで梅干しを作る。といった「百の仕事を持つ」ということが由来となっています。
両谷園の仕事も、そんな百姓仕事の一つ。両谷園には現在10名の生産者が所属していますが、専業で携わっている方は居ません。それぞれ自分たちの田畑でお米や野菜を育て自給自足をしながら、収入を得るために地域で協力してお茶栽培に携わっています。
今回の体験でも、自給自足の百姓として畑仕事を中心に手伝っていただく傍ら、お茶のお仕事にも携わっていただきます。
自給自足で昔話のような暮らしをしている。
代表を務める外山哲也さんも移住者。もともとは和歌山県すさみ町で農業をしていましたが、両谷園の創立者である榎本静夫さんと親交を持ったことをきっかけに、農園を引き継ぐ形で15年ほど前に色川へ移住してきました。
自宅のすぐそばでニワトリや牛を飼い、畑では野菜を栽培。水は川から引き、薪ストーブで火をおこすなど、地球環境に優しい暮らしを送っていて、「昔話のような暮らしをしている」と外山さんは話します。
そんな色川での体験は、あたたかな山里のしごとと暮らしを感じる時間となるはずです。
所要時間:2泊3日程度 ※ご都合に合わせて調整可能です。
費用:無料(宿泊費別)※宿泊費は5,000円/泊補助されます。
最小催行人数:1 人
集合場所:農事組合法人 両谷園 :和歌山県東牟婁郡那智勝浦町熊瀬川459-2
解散場所:農事組合法人 両谷園 :和歌山県東牟婁郡那智勝浦町熊瀬川459-2
1日目
14:00~17:00
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.両谷園の説明/仕事について
3.仕事のお手伝い
・百姓仕事の手伝い
※お茶の仕事が含まれない場合があります。
2日目
9:00~17:00
1.仕事のお手伝い
・百姓仕事の手伝い
※お茶の仕事が含まれない場合があります。
3日目
9:00~ 14:30
1.仕事のお手伝い
・百姓仕事の手伝い
※お茶の仕事が含まれない場合があります。
2.体験の感想、質疑応答
※14時52分 口色川会館のバス停から勝浦駅へ
●参加者からの感想が届きました。
初めて和歌山を訪れてみて、時間の流れがゆっくりで、とても住みやすそうだなと思いました。
今回くらし体験の貴重な機会をいただき、温かく受け入れてくださった外山さんご家族をはじめ、お世話になった皆さまには本当に感謝しております。自然と共に暮らすことに、一層興味が湧きました!数日間ではありましたが、地元の皆さんのお話を沢山聞けたため生活そのものの考え方が大きく変わる体験でした。
参加させていただき本当によかったです。
どうもありがとうございました。
●参加者からの感想が届きました。
しごとくらし体験は、移住を考える人には、大変意味のある試みで、有り難いと思います。
外山家ではご家族と同様に食卓を囲み、その日とったばかりの野菜を頂き、釜で炊いたごはん等、全て薪での火力で暖房.料理.お風呂まで、人の手で作ったものばかりでした。外山さん.奥さんの働き方や、考えが良く分かり、実践されながら、ご家族がとても明るいことがそこに居て心地よいものでした。子どもさんが元気にはしゃいで遊んでるのは、見てるだけでも楽しい気分になります。
しごとについては、体を動かし、初めての事が多かったですが、クヌギの木を植え、ニワトリの卵をとり、鶏糞をまとめて袋詰め、畑での草刈り、畑に鶏糞を撒く…など、色々な仕事体験をさせて頂きました。果たして、自分に同じ事ができるかと言えば、かなり疑問ですが、外山さんの仕事や生活は、かなり究極の域に達していると思われるので、そのモデルを目指しながら、何か一つくらいはできるのではないかという気になりました。
仕事というのは、そもそもお金の為の事なのか?お金だけの為なのか?
生活の為の仕事であって、仕事は元々楽しいものじゃないのか?
という外山さんの考えは、全ての人に当てはまり、今こそ誰もが考えねばならない時が来ていると思います。
毎食手作りして下さるお食事が有り難く、本当にたくさん頂いてしまいました。お気遣い嬉しく思います。
●参加者からの感想が届きました。
私のやりたいことや楽しいと思うことは、自然と共存する田舎にあることが実感できました。価値観に対する軸がこの体験によって定まったように思います。不便さの残る古き良き生活を楽しみ、家族とご近所の方とを分け隔てなく、協力して生活されている外山様夫妻の生き方に魅了されました。
このような機会を与えていただき、ありがとうございました。
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那智勝浦町は紀伊半島の南東端に位置し、気候温暖にして、風光明媚、雄大な自然に恵まれ暖かさ、豊かさ、厚い人情が溢れる町です。熊野三山の1つ「熊野那智大社」を詣でる「熊野古道」、日本有数の水揚げ量を誇る「マグロ」が有名です。
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
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