募集終了

世界遺産 白川郷の村で田舎暮らしを楽しみながら、豆富の製造販売・事業プロデュースをしてみませんか。

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2021/07/31

経過レポートが追加されました!「オンライン説明会開催します!興味ありの方、ぜひご参加ください!」

2021/07/16

私たち株式会社ヒダカラは岐阜県飛騨市で「“おいしい“と”オモシロい“未来を創る」というミッションのもと、飛騨の食材に特化した通販サイトの運営、EC販売支援、商品プロデュース、ブランディング、自治体支援などを行っている会社です。

飛騨地域の魅力を皆さんに届けるお仕事をする中で、私たちはたくさんの地元食材に出会います。

その中でも白川村で出会った深山豆富店の「石豆富」は、とても印象的でした。

その名の通り一般的な豆富よりもはるかに硬く弾力があり、食べた瞬間に濃厚な大豆の味が口いっぱいに広がって、今まで食べてきた豆富の概念を覆すような衝撃を受けました。

残念ながら「深山豆富店」は2021年3月31日をもって閉店してしまいましたが、私たちはこの味を復活させるため、一緒に白川村で製造販売と新たな事業をスタートしてくれる仲間を探しています!

この味を伝えたい。白川村に伝わる豆富文化の衰退を食い止めたい。

世界遺産 白川郷で知られる岐阜県大野郡白川村は山々に囲まれ、自然と共に人々が暮らすのどかな地域です。 今回の募集の舞台となる深山豆富店は合掌造りの家々が並ぶエリアから車で10分ほどのところにあります。

この地域では、古くから冬の寒さと豊かな天然水という自然の恵みを利用して「縄で絞っても崩れない硬い豆富」と呼ばれる石豆富が作られ、地元の方だけでなく、白川村の特産品として全国の方々に愛されてきました。 ですが残念なことに、この石豆富を作っていた深山豆富店はコロナによる観光客の大幅な減少、生産者の高齢化に伴い、2021年3月31日をもって惜しまれながら閉店してしまいました。

こちらのお店で作っていたのは伝統食材の「石豆富」だけではありません。 白川村の伝統料理である「すったて汁」に欠かせない「すったて」という大豆が原料の食材も作っていました。

「すったて汁」は白川村で古くからハレの席でよく食べられていた汁物で、煮た大豆をすりつぶし、だしや醤油、味噌などで味つけをした、シンプルながら大豆の味を贅沢に楽しめる村民にとってはとても身近な料理です。

そんな「すったて汁」をアレンジし、近年つくられた「すったて鍋」も白川村自慢の逸品。2014年に参加した日本全国の鍋料理が集う「ニッポン全国鍋合戦」(現ニッポン全国鍋グランプリ)にて初出場ながら初優勝したという驚くべき経歴を持ちます。

なんと深山豆富店は、「すったて汁」や「すったて鍋」を作るのに必要不可欠なこの「すったて」を製造している唯一の会社でした。

この地だからこそ生まれた食文化が衰退してしまう・・・ 美味しい石豆富や「すったて」が食べられなくなってしまう・・・。

それはこの地を愛し暮らしてきた地元住民だけでなく、飛騨地域に暮らす私たちにとっても非常にさみしいことです。

私たち株式会社ヒダカラは、どうにか「石豆富」や「すったて」を残したいと思い、弊社の新規事業として豆富事業を引き継ぎます。 そして豆富作りをひとつのツールとして、新たな事業にチャレンジすることにしました! 製造販売に加え、カフェへの展開や新たな商品の開発など、一緒に豆富事業に従事してくださる仲間を探しています。

深山豆富店の店舗写真
深山豆富店の店舗写真
深山豆富店を切り盛りしていた大野さん。石豆腐は太い紐で縛っても崩れません!
深山豆富店を切り盛りしていた大野さん。石豆腐は太い紐で縛っても崩れません!

「食」と「自然の中での暮らし」をオモシロく!

「食」と「暮らし」を大切に考え、一緒にオモシロい未来向かって突き進んでくれる仲間に出会いたいです!

具体的には、 ・「食」に想いのある方 ・豆富だけにとどまらず、村の食文化や食材に興味を持っていただける方 ・自然豊かで伝統の息づく田舎で暮らしたい、のんびり子育てがしたい方 ・将来、カフェや飲食店など、お店を持ちたい方

今回の豆富事業は、EC販売や支援事業をメインとしてきた私たちにとって新たな取り組みです。 私たちを突き動かす根底には、飛騨地域の「食」に対する私たちなりのラブとリスペクト、そしてたくさんの人に食べていただきたいという想いがあります。 そんな想いに共感していただける方、白川村の食文化に興味を持っていただける方にぜひ仲間になって頂きたいです!

豆富作りは深山豆富店の店主だった大野さんから直接教えてもらうことができます。
豆富作りは深山豆富店の店主だった大野さんから直接教えてもらうことができます。
石豆富だけでなく、すったてや豆乳もあります。将来的には新製品の開発にも取り組みます!
石豆富だけでなく、すったてや豆乳もあります。将来的には新製品の開発にも取り組みます!

白川村に移住し、自然の豊かな村暮らしを楽しんでください!

【勤務地・居住地】 岐阜県大野郡白川村となります。 弊社は岐阜県飛騨市(白川村から車で1時間弱)にメインオフィスがありますが、事業所がある白川村で生活、勤務していただきます。

【具体的な仕事内容】 ・前生産者から豆腐作りの工程を学び、自分で作れるようになっていただく。  (最初の1~2ヵ月ほどで基本を習得。) ・豆腐の販売(店舗・オンライン) ・上記が軌道に乗ったら、弊社の豆富事業の責任者と共に、深山豆腐店の建物、敷地を使った事業のプランニング

【報酬等】 ・月給20万円~ ・賞与 2回/年 ・昇給 2回/年 ・社会保険等完備 ・勤務時間:週休2日制 / 8:00~17:00 ※詳細はお互いすり合わせの上決定

【必須条件】 ・白川村に移住していただける方 ・普通運転免許をお持ちの方

【希望勤務開始時期】 2021年7月~

一緒に働くヒダカラのメンバー
一緒に働くヒダカラのメンバー
ヒダカラの豆富事業責任者と前生産者の大野さん
ヒダカラの豆富事業責任者と前生産者の大野さん

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

岐阜県

白川村

人口 0.15万人

白川村

株式会社ヒダカラが紹介する白川村ってこんなところ!

岐阜県大野郡白川村は、飛騨地域北部の山々に囲まれた豪雪地帯に位置し、人口約1,500人余りの小さな農村です。 1995年にユネスコの世界遺産に登録された合掌造りの集落 白川郷があることでも良く知られています。 古き良き日本の原風景を見ようと、2019年には国内外から年間2,000万人の観光客が訪れました。 現在ではコロナウィルス感染症の流行により、観光客が激減していますが、のどかで美しい村の姿はそのままに、人々の営みは続いています。

夏は涼しく過ごしやすいもの、冬には積雪が大人の身長に及ぶ170センチになることも・・・! その積雪ゆえ、交通網が発達していなかった時代には、冬は閉ざされていたことから、独自の文化や厳しい冬を乗り越える食文化が発達しました。

そんな厳しい冬を乗り越えてきた白川村で大切にされるのが、「結(ゆい)の心」です。 「結」とはその結ぶという意味合いの通り、お互いに助け合い、支えあい暮らしていくという意味を表しています。 都会では隣にだれが住んでいるかも知らない、近所に助けを求められる人がいない・・・ということが当たり前にありますが、白川村では暮らす人々が手を取り合い、補い合い、絆を大切に暮らしています。

そう聞くと地域外から引っ越しても大丈夫かな・・・と思う方もいますよね。 でも白川村でも、地域外からお嫁に来る方、地域おこし協力隊として単身または家族で引っ越し、そのまま居ついた方もいますので、安心してください。

また勤務していただく深山豆富店は、合掌造りの集落である白川郷から車で10分ほどの距離があります。 豆富店は合掌造りの建物ではありませんが、白川郷からもアクセスが良い場所です。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

こんにちは!私たち株式会社ヒダカラは岐阜県飛騨市で 「“おいしい”と“オモシロい”未来を創る」というミッションのもと、 飛騨の食材に特化した通販サイトの運営、EC販売支援、商品プロデュース、ブランディング、自治体支援などを行っている会社です。

▶︎会社の詳細はこちら:https://hidakara.com/company/

2020年4月から事業をスタートし、ありがたいことにこの1年間で

・飛騨牛のクラウドファンディングを立ち上げ1億円、1万人の支援獲得達成 ・CAMPFIRE クラウドファンディングアワード2020 総合1位 ・地元の鮎、桃のブランド化事業、コロナ支援施策など15個以上のプロジェクトを実施 ・飛騨市ふるさと納税寄付金額を1年間で10億円→15億円に ・地元紙をはじめ日経新聞、朝日新聞など新聞掲載50回以上、日本テレビ「ZIP!」やメ~テレ「アップ!」、NHKなどテレビ放送5回

など、地域の事業者のみなさんや飛騨を応援してくださる方々に支えられ大きな成長を遂げることができました。

2年目に突入したヒダカラは事業拡大に伴い、より飛騨の魅力を発掘し、輝かせるため 一緒に様々なことにチャンレジする仲間を募集しています! もし飛騨に移住を検討しているみなさんの中に、面白そうな会社がないかな?とお探しの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。

その他にも飛騨に関することで気になることがありましたら、些細なことでもどうぞお気軽にご連絡くださいませ!

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