
古墳の上に立つ家?! “Co-fun Laboratory 共に楽しむ!古墳上実験室”
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2022/05/02/ 古墳の上に立つ家?! “Co-fun Laboratory 共に楽しむ!古墳上実験室” 何かを立ち上げたい人集まれ〜! \
実は、古墳の数はコンビニの数より多いって知ってましたか?古墳は日本全国に散らばっていますが、なんと奈良には、古墳の上に立つ古民家があるんです。西山塚古墳の上に立つ空き家再生に関わるメンバーを募集しています。
カフェやサロン、薬草園、シェアハウス、宿など、それぞれのオーナーの専門を生かした複合施設としてのエリアリノベーションを考えています。何かを実現したいアイデアがある方、コンテンツ作りにご協力いただける方、古民家再生に興味をある方のご連絡をお待ちしています。
古墳、もらっちゃいました! 〜プロジェクトの経緯〜
はじめまして。里山文庫の前田です。食の民俗文化に興味を持ち、全国の郷土料理や保存食の知恵を聞き書きしてきました。
中でも山の辺の道の景観に惹かれ、2017年に奈良に移住。聞き書きを元にした旅行会社「Village to Table Tours」を立ち上げ、山の辺の道や吉野での発酵ツアーや合宿を企画しています。2019年からは、山の辺の道付近にある100年の古民家を改装し、薬膳民泊「里山文庫」をオープンしました。
この度、歴史ある古墳の上に立つというこの物件に出会い、なんとかしてここを再生したいと思い、ここ半年間ボランティアを募って掃除するところから活動を始めました。この間、約50名のボランティアにお手伝いいただき、運び出したゴミは2トントラック3往復分。片付けた土蔵を利用して古道具市を無人販売しております(見学自由)。
それでもなかなか、実際に活用したい方が見つかっておらず、労力的にも資金的にも一人ではとうてい再生できそうになく、仲間やアドバイスいただける方を募集しています。興味ありそうな方へ、シェアいただけるだけでもうれしいので、ぜひご協力よろしくお願いします!


こんな方を探してます
【こんな方を探してます】
● 物件のオーナーとして事業に参画したい方 ● 古民家再生に興味がある人 ● ここで実現したいアイデアがある方 ● プロジェクトマネージャーとして関われる方 ● 古墳の活用に興味があり、事業構想のアドバイスや支援をいただける方 ● メディアをもっていて、プロジェクトの告知に協力していただける方 ● 資金調達のアドバイスをいただける方 ● 組織立ち上げの経験のある方
【コンセプト】
- Co-fun! ともにたのしむ
- Co-laboratory ともにつくる
- Co-working ともにはたらく
- Co-living ともにくらす
【Co-fun laboratoryの3つの特徴】 1 過去 History: 6世紀からの前方後円墳の上に立つ家はそうそうない! 2 現在 Present: 人の営みが作る環濠集落の景観と果樹園のなりわいが今に続いている。 3 未来 Future : 誰も住んでいない空き家で新しい生き方を創造できる。
【想定する使い方(例)】 ● カフェ(ティーハウス、コーヒーハウス) ● シェアハウス or 民泊 ● アートギャラリー ● 手仕事の工房 ● 農産物販売 ● サロン、体験スペース ● 売店(雑貨、古道具、民芸)


このプロジェクトの地域

天理市
人口 6.21万人

前田 知里 @cofuniaが紹介する天理市ってこんなところ!
【山の辺の道について】 奈良市内から東大寺、石神神宮を通り、三輪山の麓にある大神神社へと通じる日本最古の道として知られています。全長26kmですが、中でも古代の面影を残す桜井駅から天理駅までの約16km(大部分が東海道自然歩道)が最も人気のコースです。
JRの駅がコース上に通っているので、気軽に里山のハイキングが楽しめることが特徴。途中に地元野菜・果物の無人販売所多数あり、地元の農産物や加工品の試食を楽しみながら歩けます。
【西山塚古墳について】 西山塚古墳は、奈良県天理市萱生町にある前方後円墳。天理駅から柳本トレイルセンターに向かう「山の辺の道」ハイキングコースにあります。第26代継体天皇皇后の手白香皇女(推古天皇のおばあさん)のお墓と言われており、前方後円墳からは大和三山を見渡せる絶景の眺望が広がります。
【物件について】 西山塚古墳の上に立つ空き家は、現在誰も住んでおらず、崩壊の危機にあります。少なくとも築年数100年以上の茅葺古民家です。
母屋、離れ、倉庫3つ、蔵1つ、土蔵(現在、里山文庫の古道具店として利用)と、7棟から成り、お庭では柿や梅、みょうがなどが採集できます。古墳の上に広がる原野は別の所有者になりますが、現在は使われていない土地があります。
面積:約700m2(200坪)
【お問い合わせ】 プロジェクトに何らかの形で関わっていただける方、ご意見や活用アイデアがある方はぜひご連絡ください。
古墳の見学は自由です。古道具市はいつでもあいてるのでご自由にご覧ください。
このプロジェクトの作成者
オランダの農業大学院にて農業生態学を専攻し、アジア山岳民族の森を歩くこと10年。森の民に伝わる保存食や植物利用の知恵を学んできました。
時にはインドのジャングルに佇む農小屋で寝泊まりし、時には新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠を縦断し、時には、電気水道 公共交通のないブータンの農村を泊まり歩く。 厳しい自然の中受け継がれた知恵に感銘を受ける。
帰国後、奈良県天理市の日本最古の道「山辺の道」付近に佇む古民家に出会い、こつこつセルフリノべ。里山のアトリエ「植物と暮らす実験室」をオープン。
自然と共生する生活の豊かさを広めることを目指し、現代社会で忘れられがちな自然のリズムや伝統的な知恵を再発見し、それを次世代に伝えるための活動を続けています。
山の辺の道に位置する「西山塚古墳」の麓に建つ古民家を譲り受けたことから仲間を募り、cofuniaを立ち上げました。
<これまでのイベント例> ◎柿の葉寿司作り ◎柿渋作りと古代染色 ◎奈良の薬草クラフトコーラ作り ◎台湾の発酵料理と調味料のお話 ◎アジアの植物療法とハーバルレメディー ◎野草茶と入浴剤づくり ◎スパイスとお香づくり ◎ラー油漬け豆腐よう ◎草綯いと染色 ◎パイナップル味噌づくり ◎豆豉と野草納豆 ◎茶梅づくり
<講演 & ワークショップ> ◎台湾中興大学(台中)「台日エコツーリズムシンポジウム」登壇 ◎台湾酵素グループ(南投) 発酵ワークショップ開催 ◎宇陀松山薬草発酵博覧会 「暮らしに薬草を取り入れるアジア植物民族の知恵」 ◎はならあと「生薬の入浴剤作り」 ◎奈良県立大学「実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU」 ◎天理参考館「スパイス香」 ◎醸しカフェ「台所漢方〜キッチンファーマシー」
<執筆> ◎Asian Foodlore Magazine ◎農藝ハンドブックvol.1種を播く(あらたま農藝舎) 「台湾のオーガニックと在来種を訪ねて 」 ◎農藝ハンドブック vol.2 山と生きる(あらたま農藝舎)「アジアの杜の民の知恵 ~照葉樹林文化の記憶を訪ねて~」 ◎自然と農業(木香書房)
<里山文庫掲載> ◎エルマガジン 「奈良本」 ◎天然生活 2022年11月号