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- <7/31 お試しツアー>小さな村の豊かさをつくる「村役場職員」ってどんな仕事?を、肌で感じる日帰りツアー。
<7/31 お試しツアー>小さな村の豊かさをつくる「村役場職員」ってどんな仕事?を、肌で感じる日帰りツアー。
顔が見える地域の人々と関わる仕事がしたい人へ
長野県の最南西端、人口850人の小さな村・根羽村は、近くにコンビニも駅もない、過疎地域。
そんな環境の中でも村民1人1人が不便さに飲まれることなく豊かに日々を生きられる環境を整える中心にいるのが、村役場職員です。
公務員と聞くと、1つの与えられた分野を、確実に処理していくような仕事のスタイルをイメージするかもしれません。
しかし、根羽村役場職員となると、そのイメージとはかけ離れたスタイルがあります。
「職員数が約30名の小さい組織で、村全体の土台をつくるってどんな仕事?」
そんな役場職員の仕事風景を体感できるようなお試しツアーを今回用意しました。
長野県根羽村ってどんな村?
根羽村では人口はわずか900人ながらも次々と新しい事業づくりに積極的に取り組んでおり、コロナ禍でも高齢者向けのタブレット教室、ドライブインシアター、オンラインでの婚活イベント、と、新たな企画をたくさん打ち出しています。
このようなプロジェクトのが行われている際に、欠かせないのがむらづくりの中心を担う、役場職員の存在です。
それぞれのプロジェクトを深堀していくと、地域の人たちを気持ちよく巻き込む村役場の方々の存在が重要となっていることがわかります。
世の中のイメージでは、公務員=堅い・堅実・単調な仕事、というイメージがまだまだあるかもしれません。しかし、小さい過疎地域の村では、新しいプロジェクトを立ち上げていく推進力も求められています。
職員発案で行われた「高齢者向けタブレット教室」
古くから続く盆踊りも、若者の参加率を上げるためにリニューアル
対象は「地域のつながりをつくる、を仕事にしてみたい人」
今回の体験ツアーは、「公務員志望者」でない方でも参加OKです。
というのも、村役場の職員という仕事は、世の中の一般的な公務員イメージの仕事とはかけ離れている部分が多いからです。(この部分は文章を通じて変な誤解を生むより、実際に見に来ていただいて体感いただけたら嬉しいです)
では、どんなことに興味がある人に参加してほしいかというと
・人とコミュニケーションを取ることを仕事にしたい人
・コミュニケーションを通じてつながりをつくり、つながりを通じて課題を解決することに興味がある人
・地域にどっぷり根差しながら生活や仕事をして見たい人
上記に該当するような人を募集します。
当日は根羽村出身の30・40代職員と、村外から移住して職員を務める20代職員らがツアーのガイド、およびみなさんと対話をする予定です。
少しでも興味ある方は、ぜひご参加いただければ幸いです。
開催日程:2022年07月31日
所要時間:13:00-16:30
費用:無料(参加対象年齢:35歳以下)
定員:10 人
集合場所:根羽村役場
解散場所:根羽村役場
・根羽村についての案内
・村役場職員の働き方について
・村を職員とおさんぽ
・地元職員・新規職員との対話時間
等を予定しております。
【ツアー延期のお知らせ】
新型コロナウイルス感染症の全国での感染拡大を受け、今回のツアー実施は延期といたしました。
よろしくお願いいたします。
【役場職員にインタビュー ~根羽出身者編~】
今回のツアーをアテンドしてくれる根羽村出身の職員4名にお話を聞きました!
彼らがなぜ村に戻ってきたのか、どんな仕事をしているのか、よければご参考にどうぞ。
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①30代男性:役場6年目・住民課所属★前職は営業の仕事をしていました!
②40代男性:役場21年目・教育委員会所属★新卒で役場に入りました!
③40代男性:役場7年目・振興課所属★前職はテレビ関係の仕事をしていました!
④30代男性:役場9年目・総務課所属★前職は保育士をしていました!
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Q1.普段の業務はどんなことをしていますか?
①村の環境衛生担当。具体的には、浄水場の管理、ゴミの収集ルールの徹底、犬猫の管理、墓地関係、新エネルギー関係等幅広い業務を行い、衛生面で安心して生活してもらえるよう努めています。
②保育所所長。具体的には、保育士のシフト作成、保育所事業の決裁、補助金の申請等事務的なこと、保育所での現場仕事、保護者とのやりとり、施設管理修繕、プールの清掃、等を行っています。
③根羽村の農業担当。農政事務局として報告やとりまとめ、農業・農地・農家の管理・サポート、新規就農者のサポート等を行っています。
④役場の総務担当。職員の給与の支払い、保険・共済・組合・人事のこと、議会事務局、監査、消防、防災等の業務を行っています。
★ひとりの仕事量がとても多いように見えますが、業務は基本的に二人体制で協力して行っています!相談できる人はたくさんいるので、安心してください。
Q2.なぜ根羽に戻ってきましたか?
①ずっと東京で働いていましたが、都会で子育てをするイメージができず、根羽村のように人との距離が近い環境で育っていくのは、子供にとっていいだろうな、と考えていました。前職で営業や管理等一通りの業務を行い、一区切りついたタイミングで根羽に戻ることを決めました。
②学校卒業後、内定をもらった会社が別にあったので、当初根羽村役場で働くことは考えていませんでした。しかし、長男なのに帰ってこないの?と親に言われ、今帰らなければ根羽に戻るタイミングはもうないかもしれない、と思ったので、根羽村役場を受けました。
③前職をやりきって一区切りついたので、転職を考え始めました。元々いつかは村に帰ろうと思っていたのもあり、奥さんに相談してみたところ、大賛成してくれたので、戻ることを決めました。地元に頼れる仲間がたくさんいるので、今後も住み続けたいと思っています。
④前職が正規ではなく、そろそろ安定した職につかないといけないと考え始めた時に、根羽村役場が募集していることを知りました。自分は長男だしいつかは村に帰ろうと思っていたのもあり、根羽で働くことを決めました。
★根羽村には中学校までしかないので、中学卒業後は村外に出る人が多いです。
村外の学校に行ったり村外で働いたりしたのち、やっぱり帰ろうと思う根羽の魅力、実際に来て体感してください!
Q3.根羽村役場はどんなところですか?
一般的にイメージする「区役所」「市役所」のイメージとは違うと思います。
村民がふらっと立ち寄って、用事のついでに雑談をしていけるような場所です。
★人数も少なくみんな顔を覚えているので、別の用事で役場にいらっしゃった方とお話しすることも。村出身だから皆の顔覚えてるんでしょ…と思うかもしれませんが、村外出身者もすぐ覚えるぐらい、村民との距離が近いのが特徴です!
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根羽村は、まだまだ発展途上で課題だらけの村です。
しかし、この数年少しずつ蒔いてきた種が実になりはじめています。教育・森林サービス・食・山村留学そして環境配慮した施策づくり。これらの観点でそれぞれのプレイヤーが活動を行う中で村としての確固たるアイデンティティが見えてきました。
そしてその結果、2020年には19世帯、46名の方が新たに村に移住。20年度、21年度は2年連続で社会増を達成しました。
理想と現実にはまだまだギャップがありますし、取り組むべき課題も山積しています。また、全国各地の山村が持続することさえも厳しい中、私たち根羽村も決して健全ではなく、気が抜けない日々が続いております。
でも、そういうプロセスも村内の色々な人たちと意見を出し合いながら、前に進めようとそれぞれが頑張る空気がとても私たちは好きです。
「まずは現場を見てみたい」「直接話を聞いてみたい」「根羽村の空気を吸いたい」「村民の話が聞きたい」などなど、気になる方はぜひご連絡ください。
移住コーディネート 窓口
一般社団法人 ねばのもり
杉山 泰彦
<一般社団法人 ねばのもり>
2020年8月より根羽村で設立。「村ごこちを高める」をテーマに、根羽村役場と連携しながら地域のコミュニティスペースの運営、放課後子ども教室事業、自然体験教育事業、移住定住窓口業務を手掛ける。自社事業として古民家宿の営業や、森林資源を活かした企画運営等も行う。
<担当:杉山泰彦>
1991年生まれ。累計20地域にて地方創生事業にて企画営業から納品まで行なった後、2018年12月に根羽村に移住。地域おこし企業人として、村全体のPRブランドづくり、地域資源を活用した事業づくりを担当している。2020年8月、一般社団法人ねばのもりを設立。
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