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- 登山ガイドと巡る不動峠ウォーク-目指せ北山ハルカス-
約200年前から先人たちが歩いていた道。
「筏師(イカダシ)の道」と言われるこの道は、かつて筏師たちが行き交った山道です。
交通網の発達によって次第に使われなくなっていきましたが、山深い地だからこそ残された、人々の暮らしの形跡があります。
その道を辿ることで、当時の暮らしに思いを馳せてみませんか?
今回はウォーキングのプロによるアテンド付きなので、登山初心者の方でも安心して参加いただけます。
下山後は地元食材を使った「下北山定食」を召し上がれ☆
不動峠は「ただいま」の合図 筏師(イカダシ)が帰った道をゆく
奈良県下北山村は昔から林業が盛んでした。
道路が発達する以前、山から伐り出した木材をどうしていたかというと、木材を筏(イカダ)にして、下流まで運んでいました。
その筏に乗って操縦していたのが筏師(いかだし)です。
最盛期には、北山川流域には 500 人以上の筏師がいたと言われています。
筏師は、行きは筏に乗って行きますが、帰りは徒歩。
下北山村の人は、下流の北山村まで木材を運んだ後は、不動峠を越えて家に帰っていったそうです。
峠の頂上には祠(ほこら)があり、今でも地元の方々に守られています。
また、その昔、芋と魚とを物々交換する為に、北山村まで峠越えをしていた村人もいたとか。
峠には茶屋もあったことから、筏師の道というだけでなく、地域の人々にとって暮らしに密着した道でもあったわけですね。
紀伊半島の山々と文化をこよなく愛する登山ガイド 小谷雅美さん
今回のプロジェクトのアテンドを行う小谷雅美さんをご紹介☆
■小谷雅美さんプロフィール
日本山岳ガイド協会認定
登山ガイドステージⅡ
奈良山岳自然ガイド協会所属
奈良山岳会所属
奈良県在住/大阪府上本町出身
1975.6.10生まれ
都会っ子と思いきや、小学生の頃は長期休みの際、母の実家・鹿児島の山奥で過ごし、野山を駆け回り過ごしていた。しかし、両親は全くアウトドアをせず、山歩きとは縁遠い青春時代を過ごす。
結婚を機に大阪を離れ奈良生駒市へ転居。その頃から沸々と山歩きしたい熱が高まり、初心者にも関わらず、地元の山岳会の門をたたく。入会してからは、山歩きがしたかったはずなのになぜかクライミングに誘われ、奈良県近郊の岩場や九州遠征などマルチピッチクライミングやボルダリングに夢中となる。
所属して数年たち、当初の目的であった山歩きをついに開始。近畿の山を中心に精力的に歩き回る。
ガイド資格を取得してからは、八ヶ岳やアルプス方面・九州など全国へと行動範囲は広がる。
生駒市から吉野郡上北山村へ移住してからは、特に奈良県南部の山にはまり込む。お気に入りは、奈良県南部の台高山脈と九州の九重。
<参加方法>
本プロジェクトが気になる方は「興味ある」「今すぐ話を聞きたい」を押してください!
詳細をご案内させていただきます。
また、本プロジェクトは11月11日から12月6日にかけて紀伊半島にて実施される暮らしの実証実験「紀伊半島はたらく・くらすプロジェクト」の一環で行われます。
実証実験に興味のある方はこちらをご覧ください!
https://smout.jp/plans/836
開催日程:2019年11月24日
所要時間:7:00〜13:00 約6時間(昼食時間含む)
費用:2,000円(昼食費用含む)
集合場所:SHIMOKITAYAMA BIYORI
解散場所:SHIMOKITAYAMA BIYORI
7:00 SHIMOKITAYAMA BIYORI発
不動峠ウォーク
12:00 BIYORI着
下北山定食(茶粥と鮎の塩焼き、南朝みその味噌汁、下北春まなのおかず等)
*定食の内容は変更となる場合がございます。
13:00 解散
■服装・持ち物
登山用の服・靴の着用をお勧めします。飲み物、雨具など冬のハイキングに必要なものを各自ご用意ください。
■アテンド
小谷 雅美(奈良県上北山村)
*担当が変更となる可能性がございます。
*他のアテンドは決まり次第掲載いたします。
■ご注意
道中は道幅の狭い場所や足元が悪い場所があり、上り下りの急な場所もあります。
すべりにくい靴を履き、転落などには十分お気をつけください。
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奈良県の最南端に位置する下北山村。
息を呑むような美しい自然は、訪れる人を毎回驚かせます。
特に、「前鬼ブルー」と称される青緑色の川は、一度見たら忘れられない美しさで、多くの人を魅了しています。
村の特産品と言えば、皆がまず口を揃えるのは「下北春まな」
肉厚で、甘味の中にほんのり苦味があり、野菜嫌いの子どももパクパク食べる人気の野菜です。
冬にしか獲れない希少な野菜を、是非お試しあれ。
他にも、「南朝みそ」「ばん茶」「はちみつ」など、村の人の想いが詰まった人気の特産品が季節を彩ります。
観光地と言えば、まずは下北山スポーツ公園。
上から見ても下から見ても絶景な「池原ダム」は、110メートルの巨大アーチ式ダムとして有名です。
そして、鬼が住む集落「前鬼」も忘れてはなりません。昔、前鬼と後鬼という二匹の鬼が、役行者の教えにより人間となって宿坊を営んだとされる集落です。61代目の鬼の子孫の男性が現在も宿坊を営んでおり、全国的にとても珍しい場所と言えます。
また、下北山村は奈良県にありながら、隣接している三重県・和歌山県と交流が深く、いわゆる「奈良県北部」とは違った独自の文化を築いてきました。
その歴史もあってか、村外の方への対応がとてもフレンドリー。
とても居心地の良い村なのです。
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