萩で小さな田舎暮らし体験しませんか? 〜地域おこし協力隊OBの挑戦〜

イベント・体験
公開:2022/10/03 ~ 終了:2025/12/31

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「興味ある」が押されました!

2025/03/27

経過レポートが追加されました!「【ANH#5】萩で民泊・農泊をやろう!!【トークセッション配信】」

2025/02/25

皆さんこんにちは! 萩市ローカルエディター上田です。 以前私のプロジェクトで、萩市地域おこし協力隊OBの秋山光里さんが、萩市鶴江の高台にある空き家を改修しているお話をしたことを覚えてらっしゃるでしょうか?https://smout.jp/plans/8092

その空き家はこの度“住み開き宿【鶴島邸】”としてオープンしました。

秋山さんは“住み開き宿【鶴島邸】”で『小さな田舎暮らし体験』ができる様々な試みを行うと言っていました。

その試みとは、前回お知らせした「みんなで畑を耕して、秋空のもと焼き芋を食べませんか?」から始まって、月に一度程度の頻度で「小さな田舎暮らし体験」を萩市内にある“住み開き宿【鶴島邸】”を起点として行うということだそうです。

詳細はまだ決まっていないものもあるため後日の公開となりますが、萩市地域おこし協力隊として3年の任期をつとめ萩を知り尽くした彼ならでは視点で、レアな田舎暮らし体験ができることでしょう。

自分が移住を決めた町の風景も守っていきたいと思ったから

ここで、秋山さんのことを紹介させてください。

秋山さんは26歳の時に(割と待遇も良い)会社を辞めて366日の世界一周旅行に出ました。彼曰く『今しかできない!』という理由からでした。聞く限りでは、旅行は「放浪」「冒険」といった意味合いが強い内容で「よく無事で帰ってこれたなぁ」という、かなりデンジャラスな部分も多い旅だったようです。しかし“いいとこどり”の観光旅行と違い、世界中のリアルな姿や暮らしを見てきたことが、恐らく今の彼の価値観や行動原理となっているのでしょう。

そんな秋山さんが辿り着いたのが、山口県萩市。 彼は萩のサイズ感や豊かな景観資源に魅せられ、世界中を見てきて構築された理想である「小さくても強い暮らし」を萩の地で作ってみたい! と思ったそうです。特に事前の計画もなく、ゲストハウスに滞在している時に、偶然萩市で地域おこし協力隊を募集していることを知り「地域を知るため」「地域に溶け込むため」募集に応募することにしました。

そして見事合格し、彼の萩暮らしが始まります。

しかしその後間もなく、新型コロナウイルスによるパンデミックに直面。 地域の地場産業が衰退していく様を目の当たりにして、微力ではあるが自分に何かできないだろうか? と秋山さんは考えたそうです。

紆余曲折、試行錯誤…。

様々な経緯を経て『空き家』という資源を活用して交流・滞在できる場所を作り、自身の言葉でこの町の魅力を発信していくことができれば地場産業にもいい流れが生まれ、ひいては自分が移住を決めた町の風景も守っていけるのではないか…。そんな風に思うようになったそうです。

そして3年の月日が経ち、2022年夏。萩市地域おこし協力隊としての任期を満了した彼には、想いがたっぷり詰まった“住み開き宿【鶴島邸】”がありました。

秋山さんの思いが詰まった“住み開き宿【鶴島邸】”にぜひお越しください
秋山さんの思いが詰まった“住み開き宿【鶴島邸】”にぜひお越しください
皆んなで“もったいない”耕作放棄地を開墾して焼き芋を食べよう!
皆んなで“もったいない”耕作放棄地を開墾して焼き芋を食べよう!

鶴島邸は共創型宿を目指し、ともに挑戦し発見し合える場所にしたい

萩市鶴江にある「住み開き宿【鶴島邸】」は、海、山、町といった萩の魅力すべてを臨むことができる高台にある築50年の空き家をセルフリノベーションをしながら秋山さんの暮らしを作る場でもあります。また、観光客がほとんど来ないというところでとても静かな場所であるというのも、特筆すべき大きな魅力と言えます。

秋山さん曰く、“町の中にいるとその良さは段々わからなくなっていくんですが、ここは『物理的には町からそれほど遠くないけど、精神的には離れている』ので自分を標準化できるし、萩の良さを再認識させてくれる場所”なんだそうです。

その他にも、藩政時代の名残りで渡し舟が今でも市道として現存しており、これに揺られて宿に来るのも情緒的でおすすめだそうです。

☆最後に秋山さんからのメッセージをお届けします☆ 鶴島邸を改修し始め約1年半が経ちます。今までに日本一周中の旅人やアーティスト、大道芸人など、まだ未完成だったにも関わらずこの空間で色んな人たちが交差してきました。彼らの目的は様々でしたが、一貫してその土地で新しいコミュニティや地域民と交わりたい、地域の文化や自然に触れたい、中には一緒に地域課題に取り組みたいという強者もいました。そんな鶴島邸の持つ引力に寄せられて来る旅人と地域の人を巻き込んで「旅人も地域も豊かになれる」そんな企画を始動させました。記事を読んで『面白そう』と思えるあなたはきっと話が合うと思います。ぜひ萩でお会いしましょう(秋山光里) (※鶴島邸にはマスコット猫『ねぎちゃん』がいます。大変申し訳ございませんが、猫ちゃんにアレルギーをお持ちの方はご遠慮ください)

いかがでしたか? 世界一周の放浪から萩市に居を構えることに決めた秋山さん キーワードは「小さくても強い暮らし」 秋山さんの想いに共感した人はぜひ【興味ある】ボタンをクリックしてくださいね。

以上 萩市ローカルエディター上田でした☆

この一年半でも(まだ未完成なのに)いろんな人が交差してきた鶴島邸
この一年半でも(まだ未完成なのに)いろんな人が交差してきた鶴島邸
鶴江の高台にあるので日当たりは最高です!
鶴江の高台にあるので日当たりは最高です!

萩市ローカルエディター

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

山口県

萩市

人口 4.11万人

萩市

上田晃司が紹介する萩市ってこんなところ!

今回の地域紹介は「鶴島邸」がある萩市鶴江です。 「鶴江」という名前の由来には、鶴が飛来する場所だったからという説や、この地域に入ってくる密貿易船が舳先に鶴のマークを掲げることで仲間であることを示したという説など諸説あるそうです。対岸には伝統的建造物保存地域でる浜崎があり、離島へ行くための定期船が発着する港もあります。また眼前を流れる松本川を渡るための手段として現在も渡し船が存在しているという珍しい土地柄です(少し離れた場所に橋もあります)。萩市のメインステーションとなる東萩駅が割と近くにあって、萩の海産物を楽しむことができる道の駅「萩しーまーと」も近いなど、住んでしまえば不便はなさそうな場所と言えます。ただし道は狭いので、最初はちょっとびっくりする人もいるかもしれません。でも慣れますよ(笑)私は住んでませんが、何度か行くうちに慣れましたね。 鶴江について詳しく知りたい方は、萩まちじゅう博物館のホームページより、まち歩きマップ「鶴江・香川津・新川おたからマップ」をご覧ください。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

東京からのIターン移住者。プロカメラマン、エディター、デザイナーなどのスキルを活かし、萩市ローカルエディターになりました。現在は明倫学舎4号館にオープンした「はぎポルト-暮らしの案内所-」で活動中です。

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