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「挑戦し続ける高校」で一緒に成長しませんか? 大崎海星高等学校魅力化スタッフ、教育寮ハウスマスター募集!
瀬戸内海のちょうど真ん中に位置する離島の自治体、広島県豊田郡大崎上島町にある大崎海星高等学校は、数年前まで生徒数減少による統廃合の危機に直面していました。そんな高校が、今では生徒数が右肩上がりに増加し、全国各地から入学希望者が訪れる高校へと変貌を遂げています。
その理由は、高校と地域、自治体が一体となった「大崎海星高等学校魅力化プロジェクト」にあります。慣例として閉鎖的な環境にある高校が「地域に開かれた学校」として門戸を開け放ち、様々な人材が高校へ入り込むことで、教育環境を整える公営塾の運営や、地域の資源を生かした地域学の実施、全国から入学する生徒を引き受ける教育寮の設置など、これまでの高校になかった様々なプロジェクトを推進してきました。
今回は、「大崎海星高等学校魅力化プロジェクト」で、一緒に最先端の教育づくりに挑戦してくれるスタッフを募集します。
地域の資源を活用した「ここでしか学ぶことのできない」教育を目指す
このプロジェクトが発足したきっかけは、高校が存続の危機に直面したことです。平成26年2月に広島県教委から「今後の県立高校の在り方にかかる基本計画」が発表され、平成29、30年の2年連続で全校生徒数が80名未満の高校は統廃合も含めた検討を行うということになりました。当時の大崎海星高等学校の全校生徒数は67名。このままでは、地元から公立高校がなくなるかもしれないという危機感が高校や地域、自治体を動かし、プロジェクトがスタートしました。
高校は地域に門戸を開くことで、地域をフィールドとした学びの場の創出を目指し、地域の事業者や高校OBが中心となってこの動きに呼応しました。自治体はプロジェクトを取り仕切る地元出身のコーディネーターを配置するとともに、教育環境を整える公営塾の運営や、地域の資源を生かした地域学の設計・実施、全国から入学する生徒を引き受ける教育寮の設置を推進。公営塾や教育寮には外部から人材を登用するなど、先生だけではなく、様々な大人たちが生徒と関わることによって、「ここでしか学ぶことのできない」教育を作っていきました。
その結果、平成29年には88名、30年には101名と全校生徒数が増加し、存続の危機から脱出。今では全国各地から入学希望者が訪れるまでになっています。
授業の一環として行われている「大崎上島学」では、学校を飛び出し地域の方々から学んでいます。
町の伝統文化である「櫂伝馬」で大崎上島を1周する「旅する櫂伝馬」。
少しでも興味のある方は、一緒に新しいチャレンジをしませんか?
このプロジェクトでは、こんな人との出会いを求めています。
・自分の強みを生かして働きたい人
・「教育×地域」に興味がある人
・生徒に関わる仕事がしたい人
・新しいチャレンジがしたい人
・島暮らしに興味がある人 など
現在は、魅力化プロジェクトのサポートをしながら公営塾「神峰学舎」で生徒への指導を行う魅力化スタッフ、教育寮「コンパス」で全国各地から地域に飛び込んできた子どもたちの生活を支えるハウスマスターを募集しています。
魅力化スタッフは、生徒の学力アップを目指して指導を行うことを大前提としながらも、生徒がやってみたいプロジェクトをサポートしたり、社会で活躍する人材と生徒をつなげながら生徒の進路や将来について一緒に考えるなど、スタッフ個人の持っているスキルを活かしながら、魅力化プロジェクトに貢献する役割を求められています。
ハウスマスターは、寮生の生活習慣や規範意識を身につけさせるための指導を行うとともに、保護者や学校との情報共有、病気時の通院等の対応や帰省時の港までの送り迎えなど、寮生の生活をサポートしながら、寮生の成長を後押しする役目が求められます。
募集要項は下記からご覧ください。
https://www.town.osakikamijima.hiroshima.jp/soshiki/kikaku/2/5555.html
https://www.town.osakikamijima.hiroshima.jp/soshiki/kikaku/2/5110.html
しかし、このページだけでは我々のプロジェクトや大崎上島町の魅力をすべて伝えきれません。少しでも興味のある方は「興味ある」「今すぐ話を聞きたい」ボタンをクリックしてみてください。お待ちしております!
■参考資料
大崎上島町
https://www.town.osakikamijima.hiroshima.jp/
大崎海星高校
https://www.osakikaisei-h.hiroshima-c.ed.jp/
大崎海星高校魅力化プロジェクトFacebook
https://www.facebook.com/kangaku.osk
教育寮コンパスBLOG
http://blog.livedoor.jp/gakukou_osk/
ベネッセ総合研究所「島全体で子を育てる」
https://berd.benesse.jp/special/manabi/manabi_18.php
生徒自身が舵を取り、教員の「手放す力」が支える島の高校の魅力化
https://www.mext.go.jp/mirashoku/activities/post_016.html
15歳で広島県・大崎上島の高校へ。「帰りたかったことも…でも頑張ったから今の自分になれた」
https://suumo.jp/journal/2020/03/31/171577/
地域を育て生徒を育てる「島の仕事図鑑」
https://shingakunet.com/ebook/cg/433/html5.html#page=57
公営塾「神峰学舎」の様子。教科学習の他にも様々な分野のゲストを呼んで生徒と意見交換をする機会を設けています
教育寮「コンパス」入寮式の様子。現在は全国から約30名の生徒が入寮しています。
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大崎上島町は瀬戸内海の中心部に位置する、人口約7,000名の離島の自治体です。瀬戸内海特有の温暖な気候を生かした柑橘類の栽培や造船業が盛んです。本土とはフェリーで約30分ほどであり、広島空港が近いため、東京からも約3時間ほどで訪れることができます。
本町は離島にもかかわらず2つの幼稚園、3つの小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、県立の中高一貫校「広島叡智学園」、アメリカの大学と提携している私塾「瀬戸内グローバルアカデミー」といった多くの教育機関が点在しており、これらの教育資源を生かした「教育の島」として、各種事業・政策を実施しています。
地域おこし協力隊としての高校魅力化プロジェクトスタッフは大崎海星高校と一緒に「教育と地域」のに特化にした活動をしています。
大崎海星高校では、教育内容の魅力化の取り組みとして、地域の素材を活かし、教科書の中だけでは学ぶことができない新しい時代を切り開く力を身につけるため、幼小中高と系統的に学ぶ「大崎上島学」を実施しています。
現実の世界を知り世界の潮流を読む「潮目学」、自らの価値観や信念、特徴を知り、方向性や志を立てる「羅針盤学」、志と夢を高校で実現させるためのリーダーシップとスキルを学ぶ「航界学」。これら3つの学びを通して、時代の潮流を読み、自ら磁石で方向性を決め、世界を航る「航界術」を学ぶのが「大崎上島学」です。
また、公営塾「神峰学舎」では、教科指導のみならず、キャリア教育にも取り組み、生徒達の自律学習を支援しています。
教科指導は、学校と協同でカリキュラムを作成して生徒達の学習をサポートし、キャリア教育「夢⭐︎ラボ」では、将来の目標探求や学習意欲向上、志の育成に取り組んでいます。
これらの活動に参画しています。
また、親元を離れて高校に通う生徒のために、教育寮「コンパス」があります。そこのハウスマスターは、生徒たちが安心して高校生活を送ることができるように日々生活面からもサポートしています。
海星高校魅力化プロジェクトのスタッフは、これからも大崎海星高校と地域と行政と協力協業しながら、島の未来創造に日々取り組んでいます。
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