協力隊OB紹介vol.3<前半>:杉村さん「自然豊かな環境で子育てを」
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公開日:2023/10/13
終了日:2024/01/12

協力隊OB紹介vol.3<前半>:杉村さん「自然豊かな環境で子育てを」

こんにちは!長門市まちの編集者いとうです。

移住をする際の選択肢の一つとして、地域おこし協力隊がありますが、地域おこし協力隊退任後、どのように暮らしを営んでいったらいいのか気になる方も多いのではないでしょうか?

長門市地域おこし協力隊OB紹介の3人目は、2018年から3年間、長門市地域おこし協力隊として日置(へき)地区の地域活性をミッションに活動していた杉村さんです。

東京に住んでいた当時、自然豊かな環境で子育てをしたいと夫婦で話し合い、まずは基盤作りをかねて日置地区担当の地域おこし協力隊で2018年に長門に移住されました。

長門市内の中でも自然が豊かな地域である日置地区。日置地区に住んでみたら、自然豊かな環境で理想通りの子育て環境だったと、協力隊退任後も、デザイン事務所を営みながら日置地区での暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

杉村さんのインタビュー記事は<前半>と<後半>に分けてお届けします。
<前半>は移住の経緯、長門市の地域おこし協力隊を選んだ理由、協力隊時代の活動内容
<後半>は地域おこし協力隊退任後の暮らし、今後の夢や目標
についてお話しをしていただきました。

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杉村さんが長門市に来るまで(移住の経緯)

 大学時代からずっと東京で生活していたのですが、結婚したタイミングで子育てについて考え始めたときに、東京ではなく自然豊かな環境で子育てをしたいと思ったのがきっかけで、出身地である山口県内への移住を検討するようになりました。

 自分は山口県周南市の出身ですが、祖父の家が山口県美祢市にあったので、子育てをするなら、山口県の中でも豊かな自然が残っている長門市や美祢市など山陰側がいいなと漠然と思っていました。

 協力隊に応募したきっかけは、当時設計事務所で働いており、移住先で独立したいと考えていたのですが、縁もゆかりも人脈もない場所で事業を始めるにあたって、まずは地元に馴染める仕事をしてみたいと思い、地域おこし協力隊に興味を持ちました。

棚田から望む日本海の風景

棚田から望む日本海の風景

日置地区は美しい田園風景が広がります

日置地区は美しい田園風景が広がります

長門市の地域おこし協力隊を選んだ理由

 東京で毎年開催されている移住フェアに足を運び、地域おこし協力隊の求人について情報収集をしたのですが、そこで長門市の日置(へき)地区担当が募集されていることを知りました。

 もともと東京でやっていた住空間のデザインの仕事を移住先でも引き続きやっていきたいと思っていたので、長門市の協力隊は副業が認められていたのがいいなと思いました。

また、地区担当だと活動内容の幅が広くて自由度が高そうな点や、人間関係などの基盤作りができそうな点に魅力を感じ、日置地区の協力隊に応募し、採用されたので長門市に移住してきました。

 私たち家族は自然が豊かな場所に住みたいと思っていたので、長門市の中でも、市街地ではなく、田園風景が広がる日置地区ののどかな雰囲気は自分には合っていたと思います。

協力隊時代の活動内容を教えてください

日置地区の担当として、「高齢者の生きがいづくり」「交流人口の拡大」「空き家調査」の3つをミッションに活動をしました。

 基本はそれらをベースに自分でいろいろと考えて活動していくという感じでした。1年目は様々なイベントや人が集まる場へ足を運び、人脈作りに注力しました。2年目からは人の繋がりができてきたため、地域の方々と何かプロジェクトをできないかと思い、企画書を作っていろいろと提案をしました。

 3年目は、「交流人口の拡大」を目的に、空き家となっていた趣のある10坪の洋館を、地域の方が気軽に物販・展示スペースとして活用できるようにしたいと思い、リノベーションをしました。そして、自分でも地域の農産物や加工品を販売する「ちいさなへきの市」というマルシェを企画して、毎月1回マルシェを開催し始めました。「ちいさなへきの市」は自分が協力隊を退任した後は地域のまちづくり協議会が引き継いでくれて、この7月まで定期的に開催されていました。

 他には、「高齢者の生きがいづくり」を目的とした、苔商品を製造・販売する苔事業を立ち上げました。協力隊退任後、苔事業は自分の事業として引き続き取り組んでいます。現在は、苔商品を海外に売りたいと思っていろいろな手続きをクリアしながら進めています。

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<後半>は、協力隊退任後の暮らしや夢や目標について語っていただきます。

続きは、長門市定住支援サイトでもご覧いただけます。
https://www.nagatoteiju.com/topics/entry17959.html

HOW TO~ながと暮らしの始め方~
移住してみたい。田舎暮らしに興味がある。でも、具体的に何から始めて良いのか分からない。そんな方々のために、移住までの基本的な流れをまとめています。こちらも併せてご覧ください。
https://www.nagatoteiju.com/howto

へきの洋館でマルシェ「ちいさなへきの市」開催

へきの洋館でマルシェ「ちいさなへきの市」開催

高齢者の生きがいづくりの苔事業

高齢者の生きがいづくりの苔事業

文)長門市地域おこし協力隊いとうみか
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いとうみかが紹介する長門市ってこんなところ!

長門市は、人口が約3万人、本州最北西部に位置する、温暖な気候と海や山などの豊かな自然環境に恵まれたまちです。日本海に面する海岸は、全域が北長門海岸国定公園に指定されていて、きれいな海がどこまでも広がります。自然が豊かで、食もおいしく、人も温かい。ブランド地鶏「長州黒かしわ」の“やきとり”が有名です。また、市内に5つの温泉郷があり、温泉も楽しめます。
 「みんなちがって、みんないい」童謡詩人 金子みすゞさんの故郷でもあります。

まちの雰囲気はこんな感じ→https://www.youtube.com/watch?v=C0wA46Infxk
長門市定住支援サイトはこちら→https://www.nagatoteiju.com/

いとうみか
長門市地域おこし協力隊「まちの編集者」

山口県長門市在住。
現在は、長門市の魅力を発信していく地域おこし協力隊「まちの編集者」として活動しています。

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