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- 「能登里山里海 SDGs マイスタープログラム」を担う研究員を募集!!
世界農業遺産「能登の里山里海」には、長い歴史の中で人々と自然の間で培われてきた知恵と経験があります。過疎高齢化の時代に今、まさに失われつつある里山里海に新たな価値を見出し、地域の宝として育て後世につなげるための「チャレンジ」が必要とされています。
私たち能登里山里海SDGsマイスタープログラムは、「能登の里山里海」を起点に、志(こころざし)を持って集った多様な人々の間での相互の学びあいを通じて、①地域の課題を客観的に分析し、②新たな視点から価値を発見し、③試行・実践を通じたプランの具体化への支援に取り組みます。
そして新しい時代の「里山里海とともにある地域」を創り出すとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の理念である「環境・社会・経済分野の相乗効果を狙った持続可能な社会づくり」、「誰ひとり取り残さない社会」の目標達成を目指します。
里山里海の自然資源を活かし、能登の明日を担う「若手人材」を育成しましょう!
金沢大学は、グローバル社会をリードする人材の育成と研究拠点の形成を目標に定め、さまざまな領域で教育研究を推進しています。その一つであるSATOYAMA SATOUMIは、自然と共生する知恵と技術を活かした、持続可能な社会モデルとして国際的に認知されています。一方、里山里海では人口減少と高齢化が急速に進んでおり、厳しい現実に直面しています。
金沢大学は2007年度から、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を世界に発信し、同時に課題解決に取り組む人材の養成に取り組んでおります。2022年度までに232名の「能登里山里海マイスター」を輩出し、その活躍を全力で支援してきました。
少子高齢化は、東アジアを中心として世界的な課題になりつつあります。このようななか、能登における人材育成は、世界における地域再生の先進モデルになりうると考えています。多くの方が、国内外の各地から能登に来て、魅力ある地域の創造にチャレンジする、そのための人材育成が必要です。
白米千枚田の視察の様子
講義でのワークショップ!
石川県さいはての地で里山里海の資源を活かして一緒に働きましょう!
地域の活性化は、強力な一人のリーダーがいれば実現できることではなく、多様な人が連関して「共創」していくことが必須です。能登学舎で実施されている「多様な人材が集い、共に学び、情報交換を行う『知の拠点』としての活動が学舎内に留まることなく、広く伝わることを願っています。
能登学舎には現在3人のスタッフが常駐しています。https://www.crc.kanazawa-u.ac.jp/meister/staff/
世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」という稀有な地域資源を体感しながら一緒に働いてみませんか?以下に当てはまる方、大歓迎です!!
・自然に囲まれて働きたい方
・地域の再生や地域課題の解決に挑戦したい方
・里山里海の価値を活かし、地域課題に取り組む人材を育成したい方
・自然と共生する新たな「能登モデル」を構築、発信したい方
(応募要項詳細はこちら)
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/20231124_Kensui_doc.pdf
※応募したい方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!
マイスタープログラム講義の様子
生態調査を行う能登学舎スタッフ
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珠洲市をはじめとした奥能登には美しく豊かな里山里海のみならず、「揚げ浜式製塩」や「あえのこと」「祭り」といった伝統文化が、今日まで受け継がれています。FAO「世界農業遺産(GIAHS)」に認められた「能登」という地域そのものをブランド化すべく、自らの地域を改めて見つめ直し、今後の持続的な発展につなげる取り組みを進めています。
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