(インタビュー)串本町に移住「シェアハウス&ゲストハウス はこにわ」で田舎暮らし体験提供中
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公開日:2024/05/24
終了日:2025/03/31

(インタビュー)串本町に移住「シェアハウス&ゲストハウス はこにわ」で田舎暮らし体験提供中

串本町に移住し、2022年から「シェアハウス&ゲストハウス はこにわ」を運営する橋本さんに「移住」と「起業」、和歌山での暮らしを実現するまでのお話を伺いました。

■■■ しごと・暮らし体験も可能です。■■■

和歌山県では、先輩移住者や地域の方との交流、各地域ならではの体験を通じ、地域をより深く知っていただくため、【しごとくらし体験】の参加を募集しています。

今回のインタビュー先での体験も可能です。体験参加希望の場合は「応募したい」ボタンからお気軽にご連絡ください。

「串本町を選んだ理由 」と「起業」について

■■ 串本町を選んだ理由 ■■

橋本さんは元々、高知県で地域おこし協力隊として活動し、任期終了後も高知県でゲストハウスの運営を行っていました。その後、住みたい理想の地域を探すことに。
条件は、山、海、川全ての自然が豊かな地域。
「まずは、『全国サンゴ礁マップ』を見ました。そこで串本町にサンゴ礁が多かった。沖縄県の離島も考えましたが、移住前から飼育しているヤギを診てもらえる病院がある関西か四国で移住先を検討しました」とのこと。
移住経験者である橋本さんは串本町に滞在し、地域の人々との出会いや住まい探しをする中で、移住を決めたそうです。
「よそ者(地域外から転入する人)に対して抵抗がない、逆に言えば、移住者だからと特別扱いもされない」「自分の生活も大事にしたい、でも田舎の良さも感じることができるちょうどよいところ」というのが住んでみた感想とのことです。

■■ 起業について ■■

「最初はゲストハウスを始める予定はなかったんですが、良いお家に巡り会えたので、ここでゲストハウスをしたらおもしろそう」「高知県ではできなかったことを、ここでチャレンジしたい」との思いで取り組んだそうです。

串本町役場の移住担当職員の方から「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」を紹介され、申請に着手。「申請するのに、事業計画書の作成やプレゼン資料の作成が大変だった」とのことで、自宅をゲストハウスと兼ねるため「家庭用」と「事業用」の線引きが難しく、大工さんや役場の移住担当職員の方にも多くのサポートを受け、補助金採択を受けることができたといいます。

補助金申請の事業計画を考える中で、「このゲストハウスは、庭での作物づくりを連想してもらい『箱庭』をつくるように、ここに来た人たちが自分たちの暮らしを作っていけるような場所にしたい」という想いに至り、ゲストハウスの名前を「はこにわ」に決めたそうです。

高知から一緒に移住したヤギの「くろべぇ」。

高知から一緒に移住したヤギの「くろべぇ」。

リノベーションした家は随所にこだわりが。

リノベーションした家は随所にこだわりが。

これからは移住者支援のために

「シェアハウスは自治体が実施している“お試し移住住宅”を意識しています。」
串本町のお試し移住住宅は、特に夏場には満室となり、移住を検討している人でも断る場合や宿泊日数に制限があるとのこと。「はこにわ」はリーズナブルな価格設定にしているため、「町のお試し移住住宅を利用するように、移住を考えている人に使ってもらいたい」とのこと。
また、自身も移住経験者であるため、移住相談を含め、移住を検討している人の色々な相談にのることができると考えており、「今後は、オンライン相談や、移住体験合宿などにも取り組んでいきたい」と意気込みを話されていました。

移住を考えている方へは、「行ってみてはじめてわかることもある。自分のなんとなくの感覚も大事」「自分にその地域が合うか合わないかがあるので、現地を見て人と話してみることはすごく大事」とアドバイスをしているそう。
うわさやイメージだけで、勢いで決めてしまうのではなく、「じっくり地域を見てみることから始めてみてはどうか」。自分と地域とのミスマッチがなるべく生じないよう、『はこにわ』を拠点としたお試し移住をおすすめしたいとのことです。

みんなで力を合わせて完成した「はこにわ」。

みんなで力を合わせて完成した「はこにわ」。

「はこには」の庭には、たくさんのカモたちも。

「はこには」の庭には、たくさんのカモたちも。

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「本州最南端、常春の町で田舎暮らし」

◎ 黒潮の恵みを受けて冬は暖かく夏も過ごしやすい地域です。
◎ ラムサール条約湿地に登録された珊瑚の海が広がっています。
◎ スキューバダイビングなどマリンスポーツが盛んです。
◎ 古くから町民に愛されてきた「なんたん蜜姫」の栽培で有名です。
◎ カツオ漁、イセエビ漁、マグロの養殖が盛んです。
◎ 日本初の民間ロケット発射場がある宇宙に一番近い町です!

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東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。

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