「飛び出しゾウや」がまちに飛び出すゾウ!!

 飛び出し看板「飛び出しゾウや」がまちに飛び出すゾウ!!
 滋賀県多賀町はゾウのまちなのだ!ということを、知っていただきたくて、様々な取り組みをしています。飛び出しゾウやの看板は、地元小学生が昨年度制作しました。
 まちに設置された飛び出し看板を巡り、「まちのコイン」アプリをインストールしてQRコードを読み込むと、アケボノゾウのことが学べて、「まちのコイン ビワコ」の地域通貨がもらえて使える、スタンプラリーが始まりました。
 多賀町は歴史文化あふれるまちですが、もっとむかしむかしの、およそ1万年前に生きていたナウマンゾウや、ヒトが現れる以前のおよそ180万年前に生きていたアケボノゾウなどの古代ゾウ化石が多く発掘されています。なかでも、30年前にこのまちで発見されたアケボノゾウ化石がすごいのです。
 奇跡と、偶然と、涙ぐましい努力で発掘された物語がたくさんあるのですが、多賀町のアケボノゾウ化石の何がすごいのか、注目すべきことが3つ!!
1 全身の7割の骨が産出。
2 きわめて保存状態が良い化石。
3 国内初、陸上大型動物化石が国指定天然記念物になった!
あけぼのパーク多賀内にある、多賀町立博物館には本物が展示されています。さらに、当時発掘に関わった学芸員や先生がおられます。直接当時の発掘秘話が聴けるかも。

じわじわ飛び出します

 2022年3月、「アケボノゾウ化石多賀標本」が、国の天然記念物に指定されました。国内外に周知することを目的に、昨年3月18日から4月8日まで「第1回シガタガゾウのアート展2023」を開催しました。
 アート展開催以降、出品者とのご縁で多方面に事業が展開されました。なかでも、公募作品より、坂本成志氏の『アシタガゾウが生存する世界線』に登場する、交通看板「飛び出し坊や」のパロディー「飛び出しゾウや」の人気が高まり話題となりました。
 アート展プロデューサー神谷利男氏が久田工芸様に依頼して、公式「飛び出しゾウや」5体が制作されることになりました。この「飛び出しゾウや」を多賀町内でどのようにデビューさせるのか、ブランディングを多賀小学校6年生51名、大滝小学校6年生4名と取り組むことになりました。
 第一線で活躍されている、プロのデザイナーである神谷利男、坂本成志の両氏を講師に迎え、見せ方のヒントやデザインの話などを4回にわたり学び、子どもたちと総合的な学習の時間で議論してきました。この学習成果を、2024年3月のシガタガゾウ月間で発表、展示しました。
 卒業制作の「飛び出しゾウや」デビュー作戦をじわじわと実行中、多賀町内に飛び出しています。

アケボノゾウが国指定天然記念物になった!!!

アケボノゾウが国指定天然記念物になった!!!

アケボノゾウのブランディングを6年生と真剣に語った。

アケボノゾウのブランディングを6年生と真剣に語った。

ゾウが逢い多賀ってる!

6年生が考えたキャッチコピーは、「ゾウが逢い多賀ってる!」。
「飛び出しゾウや」を探して、まちを巡ると、うれしいつながりや循環ができることを期待しています!

1 まちのコインスタンプラリーにチャレンジすることで、「訪問者×訪問回数×滞在時間」が増えると嬉しいなあ。
2 ゾウをきっかけに、人との「つながり」ができるといいなあ。
3 多賀町の魅力スポットを巡ってもらえたら楽しいかも。
町内の人には地元の魅力をさらに深く知ってもらうきっかけに。アケボノゾウや地学を知るきっかけになればさらに嬉しいかも。

ゾウが逢い多賀ってます!!

まちのコインアプリのインストールはこちらから↓
https://coin.machino.co/regions/shiga

イベント・ツアー内容

開催日程:2024年10月01日~ 2025年03月31日

所要時間:

費用:無料(まちのコインのアプリをインストールしてください)https://coin.machino.co/regions/shiga

集合場所:

解散場所:

スケジュール

場所:多賀大社前駅から多賀町内をめぐる
開催期間:~ 2025年3月31日

多賀町まちづくりネットワーク・シガタガゾウのサト祭り実行委員会
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多賀町
龍見 茂登子が紹介する多賀町ってこんなところ!

あけぼのパーク多賀は、博物館、図書館、文化財センターが入る多賀町の生涯学習施設です。
多賀町四手地区の丘陵に工業団地が造成された1993年、アケボノゾウ化石が完全に近い形で発掘されました。この発見を契機に多賀町立博物館が建設され、実物化石と復元された骨格標本が展示されています。
多賀町では大正5年以降、芹川で何度もナウマンゾウの化石も見つかっています。アケボノゾウとナウマンゾウの化石が出るまち、2013年から古代ゾウ発掘プロジェクトが発足し、新種のシカやワニの歯、昆虫、魚、植物などの化石が発見されています。
アケボノゾウ化石多賀標本発見から約30年の月日を経て2022年3月15日、国の天然記念物に指定されました。ゾウ化石が国の天然記念物になるのは日本初です。ぜひ本物に会いに来てください。

龍見 茂登子
多賀町まちづくりネットワーク・YOBISHIプロジェクト・シガタガゾウのサト祭り実行委員会・桃原プロジェクト 所属

香川県東かがわ市生まれ
高校卒業後、県外の大学に進学
大学卒業後、東京で就職。
転職後、京都市内に住む。
結婚して、京都府木津川市に住む。
その後、天理市、奈良市に住み、
現在パートナーの実家がある滋賀県多賀町に住んで16年になります。
多賀町の自然の美しさに感動し、草花の種類の豊富さに驚き、越して来たころは植物図鑑片手に植物の名前を調べ歩きました。
2014年頃より、多賀町の民俗聞き取り調査に参加。
主に食文化について調査しています。
2019年、多賀町中央公民館オープン時に、地元の郷土料理を展示してふるまうイベントを主催。
2019年4月より、「多賀の食べるをつなぐ」をコンセプトにYOBISHIプロジェクトがはじまりました。
現在YOBISHIプロジェクトの代表をしています。
YOBISHIよびしとは、多賀町の方言で親戚やご近所さんを呼んで行事の時などにおもてなしをすること。
多賀町に伝わる郷土料理の聞き取り調査をして、レシピ化する活動をしています。聞き取った内容は、noteに綴り公開。また、動画撮影をしてYouTubeで少しずつ公開しています。
イベント情報はYOBISHIのInstagramアカウントで発信中。
年数回イベントに合わせて、町内全戸に「よびし通信」を発行。



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