味噌づくりWSします!おくどさんで大豆をゆで、杵と臼でつきます。
開催日程:
12025/02/10 ~ 2025/02/10
最新情報
「興味ある」が押されました!
2024/12/25「興味ある」が押されました!
2024/12/25味噌づくりワークショップを開催します。二十四節気大寒(1月末)の頃は、一年で最も冷え込む季節。多賀町では、積雪があったりなかったり。一番寒い季節に味噌を仕込みます。 お味噌は、和食の基本。毎朝お味噌汁を作ると、ごはん中心の和食になり、健やかに一日過ごせる⁈と信じ、家の味噌は20年以上、毎年手作りしています。 お味噌は、茹でた大豆をつぶして米糀と塩を混ぜて発酵させたもの。身近にある食材で簡単に作れて、失敗することはまずないと思っています。一度自分でお味噌を作ると、その美味しさに感動して毎年作りたくなります。ぜひ、この機会に昔ながらの作り方を体験しに来てください。
手前味噌ですが、うちの味噌最高!
ちょっと前まで、どの家庭でも味噌を作っていたと聞きます。大きな木製の味噌樽が残っているおうちも多いです。 大豆は、田んぼのホタ(あぜ)で栽培しておられたそうです。また、糀も家で作っていたと聞きます。お米を蒸して麹菌をつけ、テゴ(藁で編んだ大きなかご)の中に熱いヤカンを入れて保温し、米糀を手作りしていたそうです。 おくどさんで4時間ほどじっくり炊いたホクホクの大豆は甘くて、古典落語の『味噌豆』のように、隠れてでも食べたいおいしさ。地産素材で完結する発酵食品、究極の調味料だなあと常々感心します。 作り方や、塩の配合も家々によって様々です。この地に来て1年目に味噌作りを教えてもらった時、多く塩を入れるのにはびっくりしました。よくよく聞くと、年間降水量が多い土地ならではの知恵で、カビが生えやすいので、塩分を多めにするそうです。 今回ワークショップで使う大豆は、地元滋賀県多賀町産。今年はシカの食害で、早くに大豆不作と聞いていたのに、追い打ちをかけるように猛暑で出来が良くないとか。何とかワークショップ分は確保しましたが・・・。糀は、地元の手作りにこだわっておられる渡辺糀店さんのものを使います。 多賀町敏満寺地区にある胡宮神社社務所のおくどさんを使って大豆を煮ます。昔ながらの方法で、煮えた大豆を臼に入れ、杵で潰します。米糀と塩を混ぜ、潰した大豆と合わせてさらに混ぜて器に密閉します。半年間熟成させて、夏を越したら完成!お塩は、好みのものを持参ください。昨年こだわって高級なお塩で作られた方もおられました。また、自宅でも簡単に作れる方法、ビニール袋を使って作る方法もお伝えします。 1人前、半年分のお味噌が今回作れます。毎朝、手前味噌のお味噌汁を楽しんでください!
国指定名勝庭園を眺めながら味噌が作れるのはここだけ⁈
開催場所:胡宮神社社務所 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺49
開催日時・スケジュール: 2月11日㊗ 13:30~15:30時頃 13:15 近江鉄道 多賀大社前駅 集合(12:53彦根駅発 高宮乗り換え 多賀大社前駅13:10着があります) 13:30 ワークショップ開始 15:30 終了 多賀大社前駅 送り
参加費:3500円 (多賀町産大豆、糀等、材料代と保険料)約3㎏の味噌ができます。
持ち物:お好みの塩400g 味噌を詰める容器(約5.8ℓのホーロー容器もしくはかめ等・ビニール袋で持ち帰り家で詰めてもらうのでも可)・エプロン・三角巾・ハンカチ・マスクなど
申込先:「興味ある」をクリックしていただきますと、申し込みフォームをお送りします
募集要項
2025/02/10 〜 2025/02/10
YOBISHIプロジェクト・多賀町まちづくりネットワーク
このプロジェクトの地域
多賀町
人口 0.73万人
龍見 茂登子が紹介する多賀町ってこんなところ!
冬が旬の多賀にんじん。 「保月だいこん、杉にんじん、お多賀ごぼう」と昔から根菜が重宝され、京都に出荷していたと年配の方から聞きます。鈴鹿山系の冷涼な気候と、肥沃な土地に育つ根菜は、風味が良く糖度も高く多賀ブランドは昔から京都錦市場では有名だったようです。保月(ほづき)と杉集落は鈴鹿山系の標高約500~600mほどに位置する集落で、昭和30年代の燃料革命の頃に薪炭の需要が激減、炭焼きをする人が減り、学校が平野部に統廃合されたことにより徐々に人口が減り、住んでいる人はもうおられません。 現在多賀町では、お米をはじめ、多賀にんじん、多賀そばが主要な農産物になっています。なかでも、多賀にんじんは冬季に収穫のピークを迎えます。雪の下で収穫を待つ多賀にんじんは糖度が高く、にんじん嫌いでも苦みを感じず美味しくいただけると人気です。冬季、滋賀県東部のスーパーやJA直売所で多賀にんじんが出回ります。見つけたらぜひご賞味ください。生食でにんじんラぺにするとフルーティーで驚くほど美味しいのですが、一番のおススメは、輪切りにしたものをフライパンでじっくり焼いて少し塩を振っていただくとホクホクの甘い多賀にんじんが楽しめます。
このプロジェクトの作成者
香川県東かがわ市生まれ 高校卒業後、県外の大学に進学 大学卒業後、東京で就職。 転職後、京都市内に住む。 結婚して、京都府木津川市に住む。 その後、天理市、奈良市に住み、 現在パートナーの実家がある滋賀県多賀町に住んで16年になります。 多賀町の自然の美しさに感動し、草花の種類の豊富さに驚き、越して来たころは植物図鑑片手に植物の名前を調べ歩きました。 2014年頃より、多賀町の民俗聞き取り調査に参加。 主に食文化について調査しています。 2019年、多賀町中央公民館オープン時に、地元の郷土料理を展示してふるまうイベントを主催。 2019年4月より、「多賀の食べるをつなぐ」をコンセプトにYOBISHIプロジェクトがはじまりました。 現在YOBISHIプロジェクトの代表をしています。 YOBISHIよびしとは、多賀町の方言で親戚やご近所さんを呼んで行事の時などにおもてなしをすること。 多賀町に伝わる郷土料理の聞き取り調査をして、レシピ化する活動をしています。聞き取った内容は、noteに綴り公開。また、動画撮影をしてYouTubeで少しずつ公開しています。 イベント情報はYOBISHIのInstagramアカウントで発信中。 年数回イベントに合わせて、町内全戸に「よびし通信」を発行。