
「移住と挑戦」デザインで地域課題を解決する働き方【後編】
公開日:2025/03/28 01:19
最新情報
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2025/03/30「興味ある」が押されました!
2025/03/29前編はこちら!↓ 「移住と挑戦」ブックカフェから焙煎へ、新たな価値を生み出す働き方【前編】 https://smout.jp/plans/21535
京都で「Dongreeコーヒースタンドと暮らしの道具店」を運営していたドリーさんは、地域おこし協力隊制度を活用し、湖南市へ。2020年にブックカフェとして第二創業をした後、2024年9月にはコーヒー専門「DONGREE COFFEEROASTERS」へと業態変更を遂げています。
後編では、ドリーさんの奥様が立ち上げた「株式会社ONE GOOD DESIGN」の経緯や、コンセプトデザイナーとしてのドリーさんの活動、社会課題解決に向けたデザイン投資、今後のビジョンについて紹介します。
湖南市の移住定住サイトもチェック!↓ https://www.city.shiga-konan.lg.jp/iju_konan/index.html
デザインの力を社会へ。ONE GOOD DESIGNの挑戦
株式会社ONE GOOD DESIGNは、ドリーさんの奥様であり、元・地域おこし協力隊の柴﨑寛子さんが、デザインの力で地域課題を解決するために設立されました。寛子さんは、地域おこし協力隊の活動の中で、国勢交流や多文化共生をテーマに、湖南市に住むブラジル人と日本人の架け橋となる役割を担いました。地域ではデザインのニーズは高いものの、予算不足で成立が難しい現実があり、デザインを通じて社会課題に取り組む「ソーシャルデザインカンパニー」を立ち上げました。
ドリーさんは、取締役CCO(Chief Creative Officer)として、コンセプトデザインや企画を担当。地域の課題や資源をデザインの力で掘り起こし、価値を見える化する役割を担っています。「デザイン投資」とは、先にデザインを施し、地域の魅力や価値を見える化することで、新たな人やビジネスの流れを生み出し、最終的に収益につなげる仕組みです。


コーヒーとデザインの力で、地域と未来をつくる
ONE GOOD DESIGNは、「こにゃん木の駅プロジェクト」の有志メンバーによる間伐材を活用した薪の生産と販売に対し、デザイン投資を実行。林業の地域振興と持続可能な仕組みづくりを目指し、「KONAN BATON」ブランドを立ち上げることに。
さらに年に1回のイベント「KONAN BATON TOACH」を企画。養護学校の生徒が実習できる場をつくり、地域の人々も参加できるイベントとして展開。単なる資源活用にとどまらず、人と人とのつながりを育んでいます。
気になるのは、ドリーさんの今後のビジョン。
「コーヒーの技術を磨き、より多くの人に美味しい一杯を届けること。その目標の一つとして、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の焙煎大会に挑戦したいと考えています」
また、ドリーさんはデザイン投資の実践を通じて「お金の流れを変える」仕組みづくりにも挑戦。地域課題の解決と新たな価値創出に向け、ワクワクしながらビジネスモデルを構築し続けています。最後にドリーさんから、開業当初から思い描いている「Dongree村」についてコメントをいただきました。
「単なるエコビレッジではなく、自由に出入りできる場所。そして、仕事と暮らしが自然と調和するフィールド。結局、どう暮らしたいかっていうところに行き着くんですよね。コーヒーを淹れながら人を迎え、デザインの力で社会に貢献しながら、自分と家族、仲間たちがちょうどいいバランスで生きていける場所。それが僕にとっての最終的な目標の『Dongree村』です」
デザイン投資やDongree村の構想にワクワクした方、湖南市の暮らしに興味が湧いた方は、ぜひ『興味ある』ボタンを押してくださいね!
ONE GOOD DESIGNの取り組みやDongree村構想については、ぜひ公式サイトをご覧ください。↓ https://onegood-design.jp/


このプロジェクトの地域

湖南市
人口 5.26万人
湖南市役所地域創生推進課が紹介する湖南市ってこんなところ!
都会でのライフスタイルを変えずに、「田舎過ぎない田舎暮らし」ができるまちが湖南市の最大の魅力です✨✨
移住に関する情報はこちらから↓ 【湖南市移住定住特設サイト】https://www.city.shiga-konan.lg.jp/iju_konan/index.html
湖南市は滋賀県南部にあり、大阪・名古屋から100㎞圏内にあり、車や電車でも京都までは約30分、大阪までは約60分とアクセスがよく通勤通学も可能です。 豊かな自然に囲まれながら、穏やかな気候でとても住みやすい街です。雪が積もるのは、年に1,2回ほどで雪下ろしをするほど降りません。 市内にはイオンタウンやスーパー、コンビニ、病院などもたくさんあり、普段の生活では一切不便を感じさせません。 ぜひ湖南市に遊びに来てくださいね✨
このプロジェクトの作成者
湖南市は滋賀県南部に位置し、大阪、名古屋から100キロ圏内にあり、近畿圏と中部圏をつなぐ広域交流拠点に位置し、人口約55,000人のまちです。自然環境(野洲川、天然記念物ウツクシマツの自生地など)、歴史観光資源(天台宗の古刹「長寿寺」「善水寺」「常楽寺」の3つの国宝の総称である「湖南三山」など)が豊富なまちで、交通ネットワーク、工業団地の整備により発展してきました。
外国人移住者も多く、外国人比率は県内で最も高く、多様な文化が育まれています。また、湖南市は災害が比較的少なく、安心して暮らすことができます。子育てにおいては、多様なニーズに応え、質の高い幼児教育や保育を受けることができます。近年では、滋賀県南部地域初となる乳幼児から中学生までの医療費無償化を2021年9月から実施し、先駆的な取り組みを行っています。また、2020年7月17日には、SDGs達成のため積極的に取り組む都市として内閣総理大臣から認定を受ける「SDGs未来都市」に県内市町で初めて選定されました。
このような自然豊かで多文化共生を認め合い、持続可能な未来都市湖南市にぜひ住んでみませんか!