【大鰐温泉もやしの町でコミュニティデザイン】創業60年、温泉街の老舗土産店リノベプロジェクト提案者募集!
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開催日:2021/02/14
終了日:2020/12/22

【大鰐温泉もやしの町でコミュニティデザイン】創業60年、温泉街の老舗土産店リノベプロジェクト提案者募集!

約800年の歴史を持つと言われている大鰐温泉郷。青森県津軽地方の南端に位置し「津軽の奥座敷」とも呼ばれています。

古くから津軽藩主も湯治に通ったと言われる数多くの名湯や、全国大会が開催されるトップクラスのスキー場に、多くの観光客が訪れる県内随一の観光地でしたが、バブル崩壊とともに客足は減り、全盛期に比べると少し寂しい街並みになってしまいました。

本プロジェクトの舞台となる、創業60年の老舗「山崎土産店」もかつては観光客でにぎわい、夕方には地元の中高生が部活帰りに立ち寄って、小腹を満たす大切な拠点になっていました。

しかし、創業以来一人で店を切り盛りしてきた店主も今年84歳。そろそろ店をたたみたいけれど、毎日のように店を訪れる地域の高齢者たちの大切なサロンとしての機能もあり、そう簡単に店を閉めるわけにはいきません。

今回は、大鰐町にどっぷり入り込んで、地域のハブとしての山崎土産店の価値を守りながら、次の時代のコミュニティへとリノベーションするための、新たな事業プランを提案してくださる方を募集します!

一世を風靡した温泉地に、再び新たなコミュニティをつくりたい。

かつては温泉とスキー場の街として栄えた大鰐温泉郷。多くの民宿や旅館が所狭しと立ち並び、観光客向けの商店も賑わいました。鉄道開通時の写真が、当時の街の勢いを物語っています。

しかし、バブル崩壊とともに、観光客は激減し、リゾート開発に失敗。町は多額の負債を抱えて、深刻な財政難に陥りました。大正時代には62軒あった温泉施設数は、現在17軒まで減少しています。

そんな厳しい状況の中で、街を立てなおすきっかけになったのが、伝統ある「大鰐温泉もやし」です。古くから、独自の栽培方法が脈々と受け継がれてきた秘伝の温泉もやしを、街のリブランディングのど真ん中に据えました。

今回の受入団体である「大鰐温泉もやし増産推進委員会」は、町と連携して「大鰐温泉もやし」を全国にPRし、販促活動を進めるとともに、今後の大鰐を引っ張っていく人材の育成を行うなど、まちづくりの中核を担ってきました。

本プロジェクトでは、このチームとともに山崎土産店のリノベーションプランを考えていただきます!

山崎土産店は、創業60年の老舗みやげ店です。津軽の伝統工芸品やご当地グッズ、駄菓子など、あらゆる商品が並んでいます。街の衰退とともにお店の客足も減り、何度もお店を閉めようと考えましたが、山崎土産店には毎日、地域の高齢者たちが「お茶っこ」しにきます。そこは山崎土産店の店主・宏子さんとの会話を楽しむサロンのような雰囲気です。

この大切な地域コミュニティを簡単に閉じるわけにはいかない。宏子さんは採算度外視で、仲間たちのために店を切り盛りしてきました。そんな宏子さんも今年84歳。一人でこのお店を維持するのは難しくなってきました。

本プロジェクトでは、この地域コミュニティを守りながら、新たな価値を生みだしていくために、どうお店をリノベーションしていくか、ともに考えてくれるメンバーを募集します!

地域の皆さんの想いを集めながら、大鰐温泉駅前に再び、地域の方が集まれるような拠点を作り、ともに地域の未来を切り拓いていきましょう。

観光客で賑わったかつての大鰐駅前の様子

観光客で賑わったかつての大鰐駅前の様子

伝統的な名産品「大鰐温泉もやし」

伝統的な名産品「大鰐温泉もやし」

温泉街の老舗土産店に、新たな価値を創造する若者と出会いたい!

プロジェクトを通じてこんな人と出会ってみたいです!

・コミュニティデザインに興味がある
・地域の再生にコミットしたい
・伝統ある土産店のリノベーションに興味がある
・駅前の賑わいを創出したい
・老舗温泉街にどっぷり浸かってチャレンジしたい

受入先
大鰐温泉もやし増産推進委員会

本事業は、12月12日(土)に首都圏にて開催されます、青森県主催のローカルプロジェクト市に出展いたします。参加をご希望される方は、ぜひ会場に足をお運びください。

当日は、プロジェクト出展代表者によるトークセッションと、個別相談会を設けております。このタイミングで顔合わせができますと、その後のスケジュールもスムーズにいくかと存じます。

(※コロナウイルス感染拡大の影響により、オンライン開催になる場合がございます。)

※プロジェクト参画までの流れ

 SMOUTの画面で「応募したい」を押す
→事務局からのスカウトメールを送付
→(できれば)青森発ローカルプロジェクト市@東京に参加。
→面談(①オンライン、②対面)
→プロジェクト参加決定

羽生弓弦くんが大好きな宏子さん

羽生弓弦くんが大好きな宏子さん

独特の栽培方法で受け継がれてきた「大鰐温泉もやし」

独特の栽培方法で受け継がれてきた「大鰐温泉もやし」

温泉街にどっぷりつかり込んで活動していただける方を募集!

参加までの流れ:オンライン面談、対面面談の上、採用する方を決定します。

必須条件:2月14日(日)~28日(日)まで、大鰐町に住み込んで活動できる方(宿はこちらで確保します)

宿泊予定地:大鰐温泉 民宿 赤湯(1食付き)
http://owani-akayu.com/

イベント・ツアー内容

開催日程:2021年02月14日

所要時間:プロジェクト開始前に数回の面談・打ち合わせ等がございます。

費用:無料(交通費・宿泊費 支給、活動支援金 1日1,500円)

定員:2 人

最小催行人数:1 人

集合場所:弘南鉄道大鰐線 大鰐温泉駅

解散場所:鰐come

スケジュール

12月12日(土)14時~17時 第5回青森発!ローカルプロジェクト市@秋葉原
※可能であれば、ご参加いただき、受入担当者から直接お話をお聞きください!
※コロナウイルス感染拡大の状況によっては、オンライン開催への変更あるいは中止になることもございますので、あらかじめご了承ください。

12月18日 オンライン面談@ZOOM
12月26日~27日 対面面談@鰐come
1月5日~7日 採用者顔合わせ(1泊2日) 
2月14日(日)~28日(日) 現地活動期間(13泊14日)
3月6日~7日 現地活動報告会 

現地活動期間のスケジュール
STEP1:地域とつながり、地域を知る
STEP2:地域・商店への理解を深める(地域インタビューなど)
STEP3:リノベーションプランを提案する
STEP4:実装に向けて

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大鰐町
辻 正太が紹介する大鰐町ってこんなところ!

◆大鰐町について
大鰐町は、青森県津軽地方の南端に位置し、古くから温泉とスキーで賑わいをみせ、「津軽の奥座敷」として親しまれてきました。

豊かな自然の中で育つ大鰐高原りんごや大鰐温泉もやしなどは、町の特産品として町外からも高く評価されています。


◆大鰐温泉もやしと大鰐温泉もやし増産推進委員会について

大鰐温泉もやしは、大鰐町に古くから伝わる幻の伝統冬野菜です。シャキシャキとした歯応えと独特の芳香で、味わいの良さが自慢です。

栽培方法は決して口外されることなく、現在まで受け継がれてきましたが、一方で、後継者不足に悩んでいました。

この大鰐温泉もやしを何とかしようと結成されたのが、大鰐温泉もやし増産推進委員会です。地域ぐるみでの6次産業化、地域産業の振興、地域特産品の伝承等を目的に活動を行っています。

辻 正太
株式会社まちなかキャンパス
日本一の桜の名所、奈良県吉野町出身です。東京での学生生活、埼玉での教員生活(11年)を経て、㈱BOLBOPにジョイン。新拠点立ち上げのため、青森県弘前市に移住して6年目です。「世代や地域を超えて多様な人々が学びあい、共に未来を切り拓く」をコンセプトに、コラーニングスペースHLS弘前を運営しています。 2020年1月に、青森県での事業を加速するため、㈱まちなかキャンパスを設立しました。8月には子連れで働けるワークスペース「cotto」を開設し、より幅広い世代が学びあえる場づくりを進めています。
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