陸別町は十勝の最北部にあり、オホーツク地域と隣接した、東北海道のエリアのほぼ真ん中に位置する山あいの町です。となりの町まではすこし距離がありますが、意外と他のエリアへのアクセスが便利。最寄りの女満別空港からは車で1時間10分。オホーツク地域（北見市）行のバスと十勝地域（帯広市）行のバスが交差する地点です。

「日本一寒い町」
道東の中心に位置する陸別町は、周囲を小高い山に囲まれているため、冬期は厳しい寒さになり、ときにはマイナス30℃を下回ることも。半面、雪や風が比較的少なく、日中はあたたかい日差しがでます。2月上旬に開催される、「日本一寒い町」を逆手にとった「しばれフェスティバル」は、陸別町の代名詞的なイベント。夏の気温も平均20℃以下で、涼しく過ごせます。

「星空にやさしい街」
平成9年度に「星空にやさしい街10選」に選ばれた陸別町。国内最大級の115ｃｍ反射式望遠鏡を有する銀河の森天文台では、星空観望会が定期的に開催されています。令和2年度に実施された環境省調査「夏の星空観察」でも、全国の観察地点中もっとも暗い夜空（＝美しい星空がみえやすい）に選ばれました！

「鉄道の運転体験ができる町」
ふるさと銀河線廃線後の現在、陸別町では実際に使っていた線路や車両を用いて運転体験を行っています。陸別のまちから鉄道がなくなって10年以上経過しますが、春先から秋にかけてはたくさんのファンの方々に支えられて、街中では運転体験の汽笛の音が響きます。