30代からの公務員?培った社会人スキルを生かし、小さな村に大きな変化を共に起こしたい人募集。【締切:12/22】
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公開日:2021/11/12
終了日:2021/12/22

30代からの公務員?培った社会人スキルを生かし、小さな村に大きな変化を共に起こしたい人募集。【締切:12/22】

長野県根羽村は長野県最南端にある人口900人の村で、全世帯が山を持つ「THE 山村」。

特徴は「森と共に生きている」こと。土地の9割は森で覆われ、愛知に流れる矢作川の源流もあることから、森と水を綺麗にし続けることを大切にしており、村が一体になって「山と森」に取り組んでいる村です。

その文化と環境から森を活かした事業が取り組まれ、自然環境での体験を取り入れた教育が行われ、森林資源を生活に取り組むと同時に、山村の不便さと向き合いながら生きています。

しかし、一時期3000人がいたこの村も今は人口は1/3以下の900人・高齢化率も50%超え、人口減少や高齢化に伴う課題が多々発生してきています。

「このままではいかん」。この流れを変えるために、村の中枢を担う根羽村役場は2021年より3年プロジェクトでの組織改革をスタートし、村の目指す方向性・体制・制度の見直しを行っています。

求められるのは「変化を起こせる人、変化できる人」。今の村にはいない、スキルや経験を持つ人を、村として新たに募集しています。

決して簡単ではない地方公務員の仕事。求められる「多能工型」の職員。

公務員や役場職員と言うと、皆さんはどのようなイメージを連想されますか?

ひと昔のイメージだと、公務員とは「きっちり仕事ができる」、「安定した仕事っぷり」、「与えられた業務をしっかりと行う」というイメージだったかもしれません。

しかし、公務員にそのような安定性を求める時代は終わりが近づいています。特に根羽村役場では。

人口は減るにつれて役場職員の数も減りました。しかし、高齢化により公共に助けを求める割合は増え、業務量は減ったわけではありません。加え、村全体は衰退の方向に向かう中で、現状を改善する新たな施策は常に求められるため、同じ作業をこなすだけでは担う役割は果たせません。

よって、1人1人に求められる領域は広がっており、複数業務を並行でこなしていく必要があります。国ではこのような人材のことを「多能工型」と掲げていますが、実現することは決して簡単ではありません。

役場組織としての連動性・生産性向上は求められ、個々にも業務をこなすだけではない発想力・転換力・柔軟性も求められます。そして、今の根羽村役場はまだまだ「多能工型」に対応するには変化の積み重ねが必要です。

そのために改革として2021年度から行われているのが役場全体の研修プログラム。地域力創造アドバイザーとして一般社団法人つながりのデザイン代表理事の船木成記氏には毎月お越しいただき研修の設計のみならず、多能工型に転換していくための役場制度やマネジメントの改善等を行なっています。

地域の方々とのコミュニケーションは重要な役割。

地域の方々とのコミュニケーションは重要な役割。

多能工型の役場への転換に向けて、職員研修を定期的に導入。

多能工型の役場への転換に向けて、職員研修を定期的に導入。

小さい村だから1人が出せるインパクトは大きい。求めるのは、変化を一緒に楽しめる人。

根羽村役場の人数は現在、約25人。規模的には中小企業とほぼ変わりません。しかし小さな組織が担う責任領域は多く、村全体の日々の暮らしの業務から、林業・農業・観光などの振興、村の教育環境など幅広い業務がおり、全900人の村民の暮らしごこち・村の未来に大きく関与しています。

つまり、小さい村だからこそ、あなた1人が出せるインパクトの幅はとてもあります。

村で業務を行うことはいいことばかりではありません。課題に溢れ、リソースはあらゆるところで不足し、決して最新の設備やシステムが導入されている訳ではありません。

しかし、何か良い変化を村に起こすことができれば、村民が変化していく姿を目の当たりで感じられ、人々の喜ぶ顔や声、生まれる新しい誇りを、肌で感じられることができたりします。

そのような、インパクトを感じられる業務に携わりたい人は、もしかしたら村の職員は向いているかもしれませんよ。

2020年より取り組む高齢者タブレット教室は、20名近くが参加中。

2020年より取り組む高齢者タブレット教室は、20名近くが参加中。

新事業として取り組む地元材で作るアパレル。

新事業として取り組む地元材で作るアパレル。

根羽村役場職員募集要綱

根羽村職員募集

1.対象:一 般事 務( 若 干 名)

2.条件:学校教育法に定める高等学校・短期大学・大学
を卒業後、社会人経験をした昭和56年4月2日~平成8年4月1日に生まれた方

3. 採用年月日 :応相談(即日も可能)

4. 受付締切 : 令和3年12月 22 日(水)

5.採用試験 :申込受付後、個々に通知

6.給与:根羽村給与条例に基づく

詳細を希望される方は、直接メッセージにてお送りいたします。

根羽村役場の様子

根羽村役場の様子

プロジェクトの経過レポート
2021/12/03

12月7日に、「しごとバー名古屋」と連携した「むらづくりイベント」を開催します。

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12月7日の18:30より、大ナゴヤ大学が運営する「しごとバー名古屋」にて、長野県根羽村の「むらづくり」をテーマにしたトークセッションをオンラインにて配信いたします。

根羽村出身で村役場職員を務める松下と、村外から移住してきて役場に出向する傍ら、「森と源流」をテーマにむらづくりを仕掛ける杉山の2人で、村というスケールだからこそ、都会では感じられない手応えを感じることができる仕事について、お話します。

18:30-19:30からオンライン、19:30からは名古屋市内にてリアルで開催いたします。興味ある方はご参加ください。

<本イベントのページはこちら>
https://hatarakuka.jp/event/12005

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根羽村
杉山 泰彦が紹介する根羽村ってこんなところ!

私たちはまだまだ発展途上の未完成な村です。

しかし、この数年少しずつ蒔いてきた種が実になりはじめています。教育・森林サービス・食・山村留学そして環境配慮した施策づくり。これらの観点でそれぞれのプレイヤーが活動を行う中で村としての確固たるアイデンティティが見えてきました。

そしてその結果、2020年には19世帯、46名の方が新たに村に移住してきました。

ですが、実際には動き出したばかり。理想と現実にはまだまだギャップがありますし、取り組むべき課題も山積しています。また、全国各地の山村が持続することさえも厳しい中、私たち根羽村も決して健全ではなく、気が抜けない日々が続いております。

「まずは現場を見てみたい」「直接話を聞いてみたい」「根羽村の空気を吸いたい」「村民の話が聞きたい」などなど、気になる方はぜひご連絡ください。

杉山 泰彦
長野県根羽村/一般社団法人 ねばのもり

<一般社団法人 ねばのもり>
2020年8月より根羽村で設立。「村ごこちを高める」をテーマに、根羽村役場と連携しながら地域のコミュニティスペースの運営、放課後子ども教室事業、自然体験教育事業、移住定住窓口業務を手掛ける。自社事業として古民家宿の営業や、森林資源を活かした企画運営等も行う。

<担当:杉山泰彦>
1991年生まれ。累計20地域にて地方創生事業にて企画営業から納品まで行なった後、2018年12月に根羽村に移住。地域おこし企業人として、村全体のPRブランドづくり、地域資源を活用した事業づくりを担当している。2020年8月、一般社団法人ねばのもりを設立。

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